こんにちは。サイキンソー広報の山藤（ざんとう）です。
今回のnoteでは、サイキンソーのBtoBビジネスユニットで取り組んでいる企業の健康経営支援の取り組みについてご紹介します！

ぜひ最後までご覧ください。

腸活プログラム開始の経緯

サイキンソーは、企業向けにも腸内フローラ検査「マイキンソー（Mykinso）」の販売を行っています。その中で今回はDeNAさんに、健康経営の一環としてマイキンソーを活用した「腸活プログラム」を実施いただきました。
 
■DeNAさんの健康経営の取り組み
DeNAさんでは、 2016 年より社員のパフォーマンスアップを健康面からサポートする CHO（Chief Health Officer）室を設立しており、 食事・運動・睡眠・メンタルを始め、生産性低下に影響のある健康課題に着目し、社員一人ひとりのリテラシー向上、健康的な生活習慣の実践、セルフコンディショニングに繋がる取り組みを行っておられます。
直近では、リモートワークを中心とした多様な働き方へシフトし、一人暮らしの若手社員などを中心に食事に関する悩みやサポートのニーズが高まっている状況だったようです。
 
そこで、サイキンソーより健康的な食事を学び実践する一つのソリューションとして、腸活プログラムをご提案し今回の検証実証に至りました。

腸活プログラムの概要

本プログラムは、DeNAに所属する社員30名（男性：12名、女性：18名）を対象とし、2023年7月～11月までの5カ月間に渡り実施致しました。
 
具体的にどんなプログラムを実施したかというのがこちらです！

まず、サイキンソーが行う「腸活セミナー」に参加いただき、1回目の腸内フローラ検査を受けていただきました。その後マイキンソーの検査結果や、サイキンソーの管理栄養士が行うご相談コール（腸活コール）を元に食事や運動、睡眠などの生活習慣を改善していただきました。
この期間には、サイキンソーが販売している機能性表示食品の「酪酸菌を増やすバー」を1カ月分プレゼントし、腸に良いとされる酪酸菌を増やすために、バーの摂取も取り入れていただきました！

そして、生活習慣を変えた後に「腸内フローラの状態がどのように変化したか」を確認するため、2回目の検査結果を受けていただきました。

腸活プログラムを通して得られた成果

プログラムに参加した30名のうち、15名から2回の腸内フローラ検査後にそれぞれアンケートの回答にご協力をいただきました。その結果、プレゼンティーイズム指標（何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態を計る指標）を用いて比較をしたところ【労働生産性が約 10 pt 向上】したことが分かりました。

プログラムに参加した30名に、プログラム開始時と終了時にアンケートを依頼し、プレゼンティーイズム指標（何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態を計る指標 ※1）を用いて労働生産性を調査しました。その結果、参加前後のアンケート結果が揃った15名では、プログラム参加前と比較をし、【心身ともに絶好調の状態を「パフォーマンス100％」とした場合の直近1カ月の状況が 約 10 pt 向上】したことが分かりました

※1：Single-Item Presenteeism Question

また、プログラムに参加された方の中で、1回目の検査と2回目の検査の間で生活習慣を変えた方は【腸内フローラ判定のスコアが 約 4 pt 上昇】していることも分かりました。

つまり、腸活プログラムに参加いただいた社員さんの約半数が、プログラムにより「仕事のパフォーマンスがあがった」と感じていただいており、プログラムによって生活習慣を変えた方の腸内環境も改善したのです！これは、サイキンソーとしても非常に嬉しい結果でした。

DeNA社員の皆さまの声

座談会に参加し、実際にプログラムに参加した社員の皆さまのお声を聞いてきましたので、一部抜粋してご紹介します！

■参加のきっかけ
●    慢性的に体調が優れない感覚があり、便秘やお腹の張りなどにも悩んでいたため。
●    便秘に長く悩まされていおり、腸活をきっかけに体質改善にチャレンジしたいと感じたため。
●    ファストフードや辛い食べ物などを摂った翌日に、体調が崩れることが多く腸活に興味が出たため。
●    美容に興味があり、肌と腸の関連に興味があった。
 
■プログラム参加の感想
●    自分の腸内フローラの状態を知ることで、足りていない腸内細菌や必要な食事を知ることができた。
●    普段の食事が肉食に偏っていることが分かり、様々な食材をバランス良く摂るように意識をし始めた。
●   疾患につながるリスクがある腸内細菌を保有していることが分かり、食事に気を付けるようになった。
●    「腸活」＝「ヨーグルト」の漠然としたイメージから、正しい腸活の知識を得ることができた。
●    管理栄養士の電話でのアドバイスにより、食事以外にも運動や睡眠など生活習慣の見直しに繋がった。
 
■プログラム参加後の生活習慣の変化
●    定期的に運動をするようになり、ジムに通う頻度や普段の生活で階段を使う回数などを増やした。
●    ほぼ毎日お酒を飲んでいたが、週1～2回の摂取頻度まで減らすことに成功した。
●    肉食中心の食生活から魚中心の食生活へ変更した。
●    アドバイスされた食材を中心に時短できるスムージーを作り、朝食を置き換えた。
 
社員の皆さまが健康を意識して生活習慣を変えたことを直接伺え、プログラムに関わった社員一同非常に嬉しい時間でした。
また、プログラムの中で1カ月間食べていただいた「酪酸菌を増やすバー」についても沢山のご意見をいただきました。商品改良に関する有難い意見も沢山いただき、非常に貴重な機会となりました！

プロジェクト担当者より

■株式会社ディー・エヌ・エー　CHO室　副室長　植田くるみ
セミナーで学ぶだけに止まらず、自分の実践結果をビフォアアフターで可視化できるという実験のようなプログラムに、参加者全員がわくわくした気持ちで意欲的に取り組めました。

結果を元に個々の体質・状態に合ったアドバイスが受けられる 腸活ご相談コール®︎ への満足度の高さの他、特に積極的に食事を見直した層に腸内フローラの多様性の変化が有意に見られるなど、客観的にも効果を実感できました。プログラム終了後も見直した食習慣を継続していきたいと言う声が参加者から多く聞かれ、食事面におけるセルフコンディショニング術のひとつとして今後の活動にも取り入れていきたいと思います。
 
■株式会社サイキンソー　腸活プログラム検証責任者　福島 崇芳
腸活プログラムを通して、DeNAの皆さまの健康意識や行動を変える後押しができたこと、非常に嬉しく思います。座談会に参加された社員さんからは、「参加して良かった」「体調が良くなった」というお声を伺うことができ、腸活が健康に与える重要度を改めて実感いたしました。今後も健康経営に課題を感じている企業様へ、さらに腸活プログラムを始めとしたご支援をしていきたいと考えています！

いかがでしたでしょうか。
今回は、サイキンソーの健康経営支援の取り組みについてご紹介をしました。
 
健康経営の取り組みは、持続的な社会を作っていくうえでも近年、非常に注目が高まっています。多くの企業様が直面する問題だからこそ、サイキンソーも自社が持つ腸や腸内細菌の知見を活かし多くの方々に還元をしていきたいと考えています。
 
健康経営への取り組みも、ぜひサイキンソーまでお問合せくださいね。
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今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに！