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研究と事業をつなぐ橋渡しな社員に突撃してみた!!

サイエンスの視点から研究と事業を繋いでいる本間さんと関さんにお話を伺いました!
#サイキンソーなヒト03

こんにちは。サイキンソー広報の山藤(ざんとう)です。
サイキンソーで働く「中のヒト」は、いったいどんな人たちなのか?社員の人柄や日々の奮闘を多くの人に知ってもらいたいーー。そんな想いから「サイキンソーなヒト」をスタートしました。

第三回のインタビューに協力いただいたのが、メディカル&クリニカルDiv、臨床開発・レギュレーションUnitの関さんと本間さんのお二人です。

サイキンソーの事業は、腸内細菌という専門的な領域のためサイエンスの視点が必要不可欠です。
高度な知識や専門分野の理解が必要である一方、全ての社員が研究論文の読解や共同研究のスペシャリストという訳ではありません。事業部が滞りなく業務を前に進めていけるように、サイエンスの視点からスムーズなプロジェクトの進行を支えているのが今回のインタビューイーのお二人です。

今回はオフィスを抜け出して、近くのカフェで直撃しました!
サイキンソーの事業をサイエンスの観点から支えてくれているお二人に迫ります!


プロフィール

【関さん】
大学卒業後、新卒で半導体に関わる物理分析の業務を担当。同社でシステムインテグレーション業務などを経験後、出産・育児のため一時家庭業に専念。その後、NICU次世代保育のための調光フィルター作成など様々な業務に携わる。サイキンソー入社前は、医用超音波装置の開発を行う東大発ベンチャーの一人目社員として活躍。臨床開発など幅広く経験した後、2023年9月にサイキンソーへ入社。

【本間さん】
大学卒業後、新卒で医薬品開発業務受託企業へ入社。医薬品の安全性試験や治験クリニックでの倫理委員会事務局業務などに携わる。その後、出身大学院の食品栄養科学部にて7年間アカデミアを経験。再生医療ベンチャーを経て、2023年8月にサイキンソーへ入社。

サイキンソーで担当しているミッション

ーお二人にはサイエンスの観点から日々事業のサポートをしていただいていますが、具体的な仕事内容を伺ってもよろしいでしょうか。
(本間さん)
主にサイエンスと事業の ” 橋渡し ” のような仕事を担当しています。担当している領域は大きく4つです。1つ目が、【臨床研究・共同研究の推進業務】です。大学や研究機関、企業などと実証実験や共同研究などを進める際に、プロジェクト全体の推進をサポートしています。2つ目が、【研究成果や学術情報をビジネスやサービス開発に活かせるよう展開する業務】です。1つ目でお伝えした臨床研究や共同研究も、そこから得られた結果を応用できるように分かりやすくまとめないと事業活動には活かせないため、データを活用しやすいように整えたり、成果を噛み砕いて説明したりするのが仕事です。3つ目が【アカデミアや医療界の先生たちとの関係性を作っていく業務】です。実験や共同研究を進めやすくしたり、専門的な観点から支援を受けられるようにしたりするための関係作りですね。4つ目が【レギュラトリー業務】です。例えば、広告表示や商品の機能性表示など、会社として守るべき法規制が沢山あるのですが、こうした規制をきちんと守れているか確認したり必要な手続きを行う仕事です。サイエンスから得た成果を人と社会に展開するために必要な大事な業務です。

(関さん)
本間さんが説明してくれた業務のうち、主に【臨床研究・共同研究の推進業務】と【アカデミアや医療業界の先生との関係】を私が担当しており、本間さんは【研究成果や学術情報をビジネスやサービス開発に活かせるよう展開する業務】をメインで担当しています。その他の業務も並行しながら、各々のメンバーが得意な領域をメインで担当していますよ。

入社理由とサイキンソーの良いところ

ーまさに研究と事業を繋ぐ橋渡しであり、翻訳者のような存在ですね。私もいつもお二人のお仕事に助けられています。お二人はこれまでも近しい領域での経験をお持ちですが、サイキンソーに入社されたきっかけはどういったものだったのでしょうか。
(本間さん)
少し遡ってお話をすると、私が学生時代にちょうどトクホ(特定保健用食品制度)が始まりました。トクホ自体は薬や医療ではないものの、自分や周りの人の健康のためになる領域なんだなと感銘を受け、いつか関りたいと思ったことを覚えています。社会人になってから、いろいろな開発ステージの治験の仕事に携わりましたが、病気になった後に薬などで治療しても根本的な健康や心身の充実度に繋げることは難しいんですよね。健康なときや未病の段階の人にアプローチしたい。そういった意味では、腸内細菌が持つ可能性や力は非常に大きいと思い、サイキンソーへのジョインを決めました。

(関さん)
私は本間さんとは少し違う観点で、「ヘルスケアに関するプロダクトを世の中に送り出したい」と思いサイキンソーへ入社をしました。本間さんもおっしゃっていますが、病気になってから健康な状態に戻ろうとするとかなりのパワーがかかるものです。本来は健康なときや未病の段階から自分のカラダに気を配れたらいいのですが、それがなかなか難しいですよね。だからこそプロダクトやサービスの力を使い、健康関心がそこまで高くない人をどう動かすか?を考えることが重要だと思っています。サイエンスサポートの観点で、サイキンソーの事業に自分の想いを反映していけたらなと思っています。

ー健康なうちや未病の段階での行動変容が大事・・・耳が痛いですが、本当に重要ですよね。お二人はこれまでも近しい領域でお仕事をされていますが、だからこそ分かるサイキンソーの良さはどんなところでしょうか。
(関さん)
サービスの広告表示やその中で機能性表示を付けたいときなどに、様々な規制と上手く折り合いをつけていく必要があるんですよね。サイキンソーの社員さんはみんな、規制があるうえでより良くするためにはどうしたらいいか?前向きに考えてくれる人ばかりなので、本当に助かっています。

(本間さん)
私も関さんのお話に本当に共感します!(笑)代表の沢井さんをはじめ、みんなフラットで意見を伝えやすいですよね。

サイエンスサポートで大切にしていること

ー研究と事業の橋渡しをするうえで大切にしていることを教えてください。
(関さん)
市場のニーズをしっかり捉えて、研究の結果やサイエンスの観点で分かったことを事業に反映させることですね。様々な論文や研究に関する資料を読み改めて実感しているのですが、腸内細菌の力は思っているよりも大きいです。腸からいえることをしっかり社会に向けて発信していきたいですね。

(本間さん)
関さんがおっしゃったことにも近いですが、サイエンス的な正しさを追及しながら難しいことを分かりやすく共有できる存在になりたいです。社内外問わずバランサーのようなポジションなので、企業にもサイキンソーにも社会にもメリットがある仕事をしていきたいです。

社員・これから入社される方へのメッセージ

(関さん)
もともと腸内細菌が専門ではなかったのですが、サイキンソーに入社してから腸の力を改めて感じました。社内も良い人が多く協力的なので、可能性を秘めている腸の領域に興味がある方はぜひ一緒に頑張りましょう!社内のみなさんも大小問わず相談をお待ちしています!

(本間さん)
社内のメンバーは本当に協力的ですよね。私ももともと腸内細菌の専門ではないですが、いろんなバックグラウンドの人と一緒にサイエンスサポートの観点で事業に関われる楽しさを感じています。人の組織にも多様性が大切なので、それぞれの得意分野を生かしてサイキンソーで人々を健康にしましょう。社内のみなさんからのご相談も大歓迎です!

インタビュアー後記

今回は、関さんと本間さんにお話を伺いました。
実は私もプレス向けの資料を作成する際、お二人の力に物凄く頼っている社員の一人です。私以外にも営業さんやプロダクト開発に携わるチーム、事業部横断のプロジェクトを推進しているメンバーも沢山お世話になっているのではないでしょうか?

インタビュー中もにこやかにお話をしてくれる姿が印象的でした!社内のみなさんからの質問や相談も大小問わずウェルカムとのことでしたので、みなさんどしどし相談してくださいね。

これからもサイキンソーの「中のヒト」たちにどんどんインタビューしていきます。
次はどんな社員が登場するか、次回の記事もお楽しみに。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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