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Notionでマルチセレクトプロパティの使用を避ける方法(ブラウザ版・日本語)

Notionでマルチセレクトプロパティの使用を避ける方法を紹介します。
日本語表示のブラウザ版に対応しています。
2023年02月18日に動作確認を行いました。

ぐっばい マルチセレクトプロパティ

候補① ステータスプロパティを使用

進捗管理をしたい場合、基本的にはステータスプロパティの使用をオススメします。

ステータスプロパティ

ステータスプロパティは基本的にはセレクトプロパティに似ていますが、各オプションを「未着手」「進行中」「完了」に分類して、分類ごとに扱うことができます。

進行度を20%ごとに管理する場合

例えば、ボードビューで表示する時に、セレクトプロパティ等よりも便利です。

ボードビュー×ステータスプロパティ

ステータスプロパティに関する記事は、後日更新する予定です。

候補② セレクトプロパティを使用

進捗を扱わない場合、かつ、複数選択が不要な場合はセレクトプロパティの使用をオススメします。

セレクトプロパティ

複数選択が不要なプロパティを複数選択できる状態にしてしまうと、ヒューマンエラーが起こりやすくなり、長期的に管理しづらくなります。
そのため、どんな操作ミスをしても複数選択しようがない、セレクトプロパティの使用をオススメします。

候補③ チェックボックスプロパティを使用

例えば以下のように、そのデータを「削除する予定があるか」「確認する必要があるか」等を管理するマルチセレクトプロパティがあったとします。

2択を複数扱う場合

こういった2択を数個まとめたかのようなマルチセレクトプロパティは、以下のように、チェックボックスプロパティに分割することができます。

チェックボックスプロパティに分割

チェックボックスプロパティに関する記事は、後日更新する予定です。

候補④ 複数のプロパティを使用

2択以外であっても、複数のステータスプロパティ・セレクトプロパティ・チェックボックスを組み合わせれば分割できるような、マルチセレクトプロパティの誤った使い方もあるはずです。

分割できるようなマルチセレクトプロパティの例

進捗はステータスプロパティに、2択のものはチェックボックスプロパティに、3択以上のものはセレクトプロパティに、特別な理由がない限りは分割することをオススメします。

セレクトプロパティとチェックボックスプロパティに分割した例

候補⑤ リレーションプロパティを使用

今まで紹介した「誤ったマルチセレクトプロパティの使い方」をしていない場合、つまり、本当に複数選択が必要な場合もあります。

例えば以下のように、曜日を0~7個選択する場合、7個のチェックボックスプロパティに分割することも可能ですが、さすがに分割しすぎで、ほとんどの場合は逆に使いづらくなることでしょう。

曜日を複数選択するマルチセレクトプロパティ

こういったケースでは、そのままマルチセレクトプロパティを使うという選択肢も有力でしょう。
しかし、オプションを別のデータベースとして用意し、そのデータベースとリンクするリレーションプロパティを追加する……という方法もあり、そちらの方が便利なケースも多いです。

別のデータベースを用意する
リレーションプロパティを追加する

例えば、ロールアッププロパティを扱えるようになる等、リレーションプロパティを用いるメリットは数多くあります。

あるいは、曜日を扱う別のデータベース「テーブルB」も存在した場合、リレーションプロパティで管理していれば、「テーブルA」も「テーブルB」もデータベース「曜日」側から一括確認・一括管理できるようなメリットもあります。

データベース「テーブルB」
データベース「曜日」で一括管理

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