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『黒いドレスを着た女』 メキシコのモニカ・ベルッチことアナ・セラディリア出演

カナダ出身シャンドラ・ウェスト、やはりカナダ出身ライリー・ヴォルケル、スウェーデン出身のエミリー・バルドーニ、スロヴァキア出身スカーレット・ホルヴァット、メキシコ女優のアレハンドラ・アンブロシ等々やたら美人女優が脇役で出てくる。

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アメリカやメキシコでは一応劇場公開されたのだろうか?雰囲気的にはイタリアやスペインのTV映画みたいな感じだ。

いちおう恋愛ものだが、全然サスペンスではなく、ラテン系ヒューマン・ドラマといったところ。まあ一応ヒッチコックの『めまい』やデ・パルマの影響も受けているのだとは思うが。

治安が悪いとか、衛生面で問題があるとか、貧富の差が激しいとか、そういう悪い印象を持たれがちのメキシコも、本当はこんなにいい国なんだよ、というのが監督の言いたかったことだろう。悪くない作品であった。


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