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♪ずんだ、った♪の団子2兄弟?

人はパスタのみにて生くるにあらず、ってあんただけやん、ってね。仰せの通りで。とはいえ、由緒貧しいど・ドメスティックなわたくしめでございますので、たまには発作的に(?)和心なぞ湧いてきたりして。
とある日、極安の枝豆を見つけてしまったのです。その名も”湯上がり娘”。なんと艶なお名前でございましょう。湯上がりのほのかに熱った肌を思わせて。で、素材原理主義のいるうちでもこのお値段でなら、ということで、禁断の技を使うことに。っていうほどのもんではありませんが、枝豆さまを贅沢に使った一品を。
 もう、枝豆といえば、な、ずんだ餅。もう♪ずんだった、ずんだった♪って踊っちゃうぞ〜な、ってうちだけかも知れませんが、売ってるの見ると、ここで会ったが百年目、って親の仇ちゃうってねwww。買わずに去るには忍びず、な感じで。知ってる限りでは仙台で売ってるの、混ぜ物なしの枝豆だけで作ってるずんだ、甘さもほのかで美味しいもの。で、売ってるのも捨て難いですが、やはり作りたては風味が違うんで、旬の枝豆を使って。と、甘いものを食べると、しょっぱいものも、な、今日のお話です。

団子

 お餅もいいな、と思いつつ、流石に冷凍してあったお餅も無くなってて、といって餅米蒸して餅搗きするほどの根性はない、っていうかこのためだけに餅米買ってくるのも、なので、団子で。ほんとは上新粉使って作ろうかとも思ったんですが、あれ、本気で作ろうとすると、湯捏ね、蒸し、搗く、丸める、蒸す、と手間がかかるもの。これだと食感も風味もいいものができるんですが、茹でるだけで作れる餅粉が入っただんご粉を見つけたので、日和ってこれで。

茹で上がったらしっかり水を切って。茹でて作るの初めてだったんで、茹でたら膨らむのを知らず、ちょっと大きめになってしまいました。そもそも大きさ揃ってないしwww。

ずんだ

茹でて作るより蒸し焼きにして美味しさぎゅ〜っとさせた方が好きなので、いつものように蒸し焼きに。うっすらと塩味纏わせた方が枝豆の風味が引き立つので、塩揉みと焼く前にもう一度塩を振って。その代わり仕上げには塩いれてません。これで塩気は感じないぎりぎりくらいの感じ。

食感が悪くなるんで、薄皮は剥いて。つるつるしてて地味に時間がかかったり。ま、こういう作業好きですがwww。莢の上で押し出すようにすると滑らずに剥きやすいです。たまに豆がつるん、って飛んでとんだことに。もちろんちゃんと回収して洗って食べてますwww。

300gあったのに、こんだけ〜?な量になるのが玉に瑕。枝豆の風味がしっかり感じられるくらいの粗い粒が残っているのが好みです。こういうのを調整できるのも自製ならではでしょうか。

この鮮やかな青柳色の艶めきがたまりません、っていつもの変態全開でwww。

ずんだ団子

お団子にずんだを纏わせて。

みたらし団子

みりん、砂糖、濃い口醤油、水を一煮立ちさせて、水溶き片栗粉入れて一煮立ち。粗熱が取れたらお団子に絡めて。あまりとろみが強くない方が好みなので、すこししゃぶしゃぶな感じで仕上げてます。

つけあわせ

蛸刺し

水蛸のいいのがあったので、刺身に。水蛸、外れると名前通りに水っぽくて刺身に向かないですが、これはしっかりしてていい感じ。山葵醤油で。

蛸ラー

これも定番の。具入りラー油と濃い口醤油数滴たらして和えるだけ。簡単だけど蛸さまの旨味が引き立つ逸品です、って自分で言うなってね。
ちなみにラー油、李錦記の具入りラー油が試した中では一番あぶらっぽくなくて美味しい気がします。これ、まんまご飯と混ぜたりパスタと和えたりしてもいけます。カロリー爆誕な禁断の技ですがwww。

後書き

作りたてのずんだ、香りも風味もいい感じで手間かけるだけの価値があると改めて。ま、普通に売ってるのって200gぐらいだから、二袋ぐらい使わないといけないのが難点ですが。みたらしとの相性もよく。そういえば、なんで御手洗っていうの、って思ったらもともと京都の下鴨神社で後醍醐天皇が手を清めた時に泡が浮かんできて、これに起源があるとか。厄除けの意味もあるそうで。う〜、これで少しは浄化、、、されたらいいですねwww。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日からも素敵でありますように。

赤花芙蓉。陽光に映えて。


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