アイドルは3年後を逃すとやめられない――Dカップ地下アイドル姫乃たまが語る「アイドルグループの終わり方」

――本特集のイメージガールを務めてもらった姫乃たまに聞く、アイドルグループの「3年周期説」。

「姫乃たまのあしたまにゃーな」より

 アイドルには、“3年で引退”説というのがあります。グループかソロかに限らず、デビューして1年目は、自分がアイドルになれたことがただ楽しい。それが2年目に入ると、活動に慣れてきて「頑張らなきゃ」という意識が芽生え、3年目で「自分は売れないな」と見切りをつける。そもそも、地下アイドルって10代~20代前半の女の子が多いので、高校や大学入学のタイミングで活動を始めると、卒業、もしくは就職活動がちょうど3年目に来るんです。そこで決断をする子も少なくありません。

 私はデビューから一貫して、フリーのソロアイドルとして活動してきました。だからこそ、辞めるタイミングも自分次第です。対してグループアイドルに所属している場合、所属事務所の決算のタイミングで解散、メンバー入れ替えなどが行われることも多いと聞きます。地下アイドルの中でも比較的メジャーなアイドルグループは、たいていきちんとした事務所が運営しています。となると、3月に決算があることが多い。3月末に解散するアイドルグループが多いのには、そういう理由もあるのではないでしょうか。

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