「ロボット売春」が問題視!――AIドールに待った!? セックステックの倫理学

――テクノロジーの進化の過程では必ず、法や倫理の問題が浮上してくるが――。

セックスという行為をタブー視せず、法的、倫理的な視点でとらえ直すことが必要。

 AIラブドールが開発される中、少なくないトラブルが起きている。例えば、カナダでは「ロボット売春」という業種が登場。サービスを提供する「KinkySdollS」が米国ヒューストンに新店舗を出店しようとしたところ、当局によって追い出されてしまった。同社はすでにトロントに1号店を設けており、2号店を出店予定だった。しかし、地元住民の激しい反発がきっかけで、計画の中止を余儀無くされた。同社は、売春は悪であり、ロボットへの代替の何が悪いのか、また自分たちは性売買の根絶や人身売買の減少にも一役買っていると激しく反論している。

 同様に、AIラブドールに関する道徳的・倫理的対決は増加傾向にある。反対派の主張は、「自分の言うことを聞く従順な女性というイメージが拡散する」「女性を性の道具として見る視点が強化される」といったもの。女性セックスセラピストS氏は指摘する。

「AIラブドールが、高齢者や障害者、また性的マイノリティのために果たす役割もあり、存在自体は否定できません。ですが、AIによって機能が高度化するなら、日によって性行為を拒否するなど、人間の振る舞いにより近い機能をつけていくべきだと思います」

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