【第27回】今週のアルジャジーラ〔スウェーデン〕

新年度より隔週となった「今週のアルジャジーラ」。第1回として始まったのが昨年の9月なので、何気にもう半年間継続している。飽き性の私にとっては珍しいことである。そして気が付いたら、モロッコやヨルダンやイスラエルを旅してからもう1年経ってしまっていた。月日の流れは早い。

(※麗しのヨルダン・ペトラ遺跡)

ところで、私は性格がひねくれているので、たくさんの人がワクワクソワソワしているのを見ると「家に帰りたい……早く終わってくれ……」などと思ってしまうタチである。この時期のワクワクソワソワといえばそう、桜、お花見である。くっそー、死んでも桜なんて見ない。見ちゃったけど。道路にあるから。これから季節は夏、よりたくさんの人がワクワクソワソワし始める時期なので、私は鬱々としている。早く冬になってくれー。もういっそモスクワにでも移住しようかな。ちなみにモスクワの空港ってシェレメーチエヴォ国際空港っていうんですけど、日本人でこの空港の名前を一発で覚えられた人がいたら私はその人を無条件で尊敬します。しぇれめー、ちえぼ……?

というわけで、今週、というかここ2週間で気になった記事はこちら。

Stockholm attack: Uzbek held for 'terrorist crimes'

日本でもすでに話題になっているので普通に知っている人が多いと思うが、スウェーデン・ストックホルムでのテロ事件である。ここ最近のアルジャジーラといえば、開いても開いてもシリアの話題が尽きないのだが、シリア情勢への心配は依然としてあるにせよ、こんな時代にもともと好きな人以外は海外旅行になんて行く気にならないよなー、とこの事件を聞いて私は気分が暗くなった。フランスなんか、日本人の旅先としては定番だけど、今フランスに行こうってなったらちょっとおっかないもんな。私の話をすると、実は今年はチュニジアに行こうと計画をしていたのだけど、チュニジアの治安を外務省のサイトでチェックすると「不要不急の渡航はやめてください」になっている。イギリス、アメリカの外務省のサイトもチェックしたがだいたい同じである。やっぱだめかな〜〜〜。

なお、この事件の犯人はウズベキスタン出身であるという。イスラム国への共感を示すような内容をネットに書き込んでいたとかいなかったとかって話もあるみたいだが、ロンドンでもテロがあったばかりだし、現代は本当に「テロの時代」という感じがする。こんなふうになったのっていつからだっけ? 2015年くらいからか。シャルリー・エブド襲撃事件のあたりから世界はきな臭くなった気がする。ドイツに並び、スウェーデンは移民の受け入れに積極的な国だが、今後はこうした国でもどんどん保守的、閉鎖的な方向に向かっていくかもしれない。

2100年には、イスラム教徒は世界人口における最大勢力になっているという予測があるらしくて、さすがにその頃私はもうこの世にいないはずだけど(医療がめちゃくちゃ発達して113歳とかになってない限り)、でもイスラム教やイスラム教徒が多い国の存在感は今後、本当に高まっていくんだろうと思う。衰退していく日本とは対照的に。

それでは、また再来週……。

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今週のアルジャジーラ

隔週金曜更新。カタールに本社を構えるイスラム世界の報道機関「アルジャジーラ」が伝えたニュースの中から、私が気になったものを週毎に取り上げぐだぐだ語るマガジン。
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