第2回 豚骨キムチラーメン

時計の針は午前1時を指していた。しかし、腹が減ってどうしようもない。無性にラーメンが食べたい。よし、作ろう。


第2回 豚骨キムチラーメン

袋ラーメンには夢がある。というのは、何の工夫もしなければただの素ラーメンだけれども、アレンジ次第でラーメン屋にも引けを取らないゴージャスなスペシャルラーメンになるからである。大貧民から大富豪へ。いわば、アメリカン・ドリームである。



ここに、最後の1つとなった豚骨ラーメンがある。元々は5袋入りのはずだが、家族が食べているところを一度も見ていないため、全て筆者が平らげたと言っていいだろう。

そして、まな板の上にはネギ。複数回に分けてみじん切りされ、とうとう1本分使い切った。今回はネギ感を演出するため、粗みじん切りにする。

フラインパンで熱したごま油に、にんにくチップを入れる。にんにくが香ってきたらネギとキムチを軽く炒めて、具材の準備は完了。

お湯が沸いたら最初にスープを作る。おたまでお湯をすくい、器にあけたスープの素と脂をよく溶かす。ラーメンの茹で汁を使わないのがポイントである。微妙にカロリーは違うはず。夜食にラーメンだけどね……

次にインスタントラーメンとウィンナー2本を投下。麺がほぐれたら湯切りして、スープが入った皿に盛る。その上に先ほど炒めたキムチをのせる。

最後にラー油をたらし、焼き海苔1枚をトッピングして完成だ。

白濁色のスープに真っ赤なキムチが映える豚骨キムチラーメン。見た目も匂いもよい。

いざ、実食。

ふむふむ、視覚と嗅覚からの情報に反して、味は普通だな。豚骨ラーメンの上にあったかいキムチがのっているだけ。そりゃそうだ。

まあ、痺れるような美味さはなくても、それなりにおいしい。しかし、また作るかというと「もういいかな……」レベルだった。

冷房の切れた暑い部屋で熱いラーメンを食べる修行のような時間が流れた。熱いものを食べると鼻水がたれる傾向があるため、時折、麺を啜っているのか鼻をすすっているのか分からなくなる。

完成時は赤と白のコントラストが美しいラーメンであったが、麺が消えたスープは綺麗なオレンジ色になっている。食べているうちにキムチ液が豚骨スープに溶け出したのである。環境への配慮からスープは全て飲み干した。ふやけたにんにくチップがいい味を出していた。

こうして夜は更けていくのであった。

#レシピ #料理 #ブログ

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