見出し画像

ラインケア施策“ふらっと人事”とは!?

こんにちは、人事の山内です!
7月号の人事ブログをお届けします。

今回は、人事の社内施策についてご紹介いたします。
みなさんの会社にはどのようなユニークな人事施策があるでしょうか?
また、他社が行っているユニークな施策をご存じでしょうか?
ぜひ、比較しながら読んでみてください!

■はじめに

一般的に人事施策とは、人事部門が行う採用から人材管理、育成など人事業務における施策全般のことを指すとされています。
人事施策を行うことの重要性は、企業運営に関わる社員の全てを管理することにあります。採用、労務管理、人材育成などの多岐に渡る業務の一つひとつを体系立てて行うことが求められ、中でも、働く社員が高いパフォーマンスを発揮できる環境を構築するための基盤創りは重要度が高いとされています。なぜならそれは、社員が継続して働くことで初めて企業運営が成り立つからです。
このように、人事施策が確立されていないと、“働きやすい環境がない”と社員に思われてしまうだけではなく、企業運営に影響を与えると理解しておくことが必要です。

とくに、「法改正」や「多様化する価値観」といったさまざまな変化に合わせて企業は都度臨機応変に対応しなければならず、より働きやすい環境構築のための人事施策の必要性が高まっています。

■ラインケアとは

2022年2月のdot Café使用資料

詳しくはこちらの記事もご覧ください↓

メンタルヘルスを考える上で「セルフケア」「ラインケア」「専門家によるケア(社外・社内)」とそれぞれケアの方法があります。

<職場のメンタルヘルスマネジメント>
・セルフケア:自らメンタルヘルスの管理をすること
・ラインケア:企業・組織が考え、管理すること
・社内外の専門家によるケア

ある程度セルフケアをすることは重要ですが全てのことをひとりで管理・解決することは難しく、さらに在宅勤務が定着している中でラインケアを行うことに限界を感じていました。しかし、健康で活力のある、生産性の高い職場づくりをするためにはラインケアの仕組み化は欠かせないため、現場に一番近い私だからこそできる取り組みとして“ふらっと人事”を考えました。

■“ふらっと人事”とは

メンバー(管理職や役員も含む)と人事をブリッジして気軽に会話できる空間を創る社内施策として“ふらっと人事”をスタートさせました。2022年3月にトライアルスタートし、その後4月~6月まで本格的に実施しました。既存社員には日常の問い合わせ窓口やもやもや解消、ラインケアのように活用していただくこと、新入社員にはオンボーディング施策として活用していただくことを目的としました。
内容は、毎週水曜に人事メンバー3人で各2時間の枠を担当し((例)9時~11時:山内、11時~13時:北郷、13時~15時:石山)、Google Meetをオープンにしておく。予約なしでいきなりアクセスしてもらい、ライトな相談から雑談、本気のお悩みまで、どんな内容のお話でもOKとしました。
一番の特徴は、slackなどを活用したテキストコミュニケーションが主流になっているいまだからこそ、言語化する前に気軽に話しかけてもらえる空間を創ったことです。どうやったら伝わるかな?整理したものの、文章変じゃないかな・・と悩む必要は一切ありません。
リモート環境で仕事せざるを得なくなり、距離だけでなく心も離れてしまわないように、またテキストコミュニケーションでは伝わりにくいことをバーバルコミュニケーションなら解消するだろうと仮説立てて解決策を検討した結果、このようなスタイルに落ち着きました。

「やっている感」を出すためにも、『今日は●人来てくれました!』などと結果を報告することで、結果的に誰も来なかった日は4ヶ月間やってみて2日のみでした。
『やっと来れた!』『今日はこの話●●さんに相談しようと思ってたんだよね』と来てくれる人もいて、「これで助かる人もいる」「やってよかった」と思えました。

※現在は内省のため1ヶ月お休みしています※

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
「価値観の多様性」「心理的安全性」など、さまざまなことが叫ばれているいま、自律することも重要ではありますが、それを組織全体で保っていく必要があります。まだまだ道半ばではありますが、メンバーの声をしっかり聞きながら働きやすい環境を整えられるよう取り組んでまいります。
D2C dotにご興味をお持ちいただけた方や、一緒に働きたいと思っていただけた方がいらっしゃいましたら、お気軽に下記お問合せフォームからご連絡ください!!