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「本職」と「好きなこと」。 複数領域で活躍する4人の視点とその思考から見えてくるものとは? LIVE CREATIVEレポート後編

こんにちは、D2C dot ディレクション部の小澤です。

今回は、【LIVE CREATIVE 2つのことを掛け合わせることで得られる効果〜複数領域で活躍するクリエイターのはなし〜】の「パネルディスカッション」の模様をご紹介いたします!是非ご覧ください。

▽イベントレポート前編、各登壇者のレポートはこちらをご覧ください

▽「LIVE CREATIVE」イベント詳細ページ

パネルディスカッションでは、株式会社コネクティブ 代表取締役 渡邊 浩樹さんを進行役に迎え、4人の登壇者「大久保 潤也さん(DONGURI / アナ)、くろやなぎてっぺいさん(P.I.C.S. management)、なかむらしんたろうさん(SCHEMA)、前野 剛宏(D2C dot)」にて実施。4人の登壇者が実際に複数領域で活動する際に、大切にしている考え方などをお話いただきました。

■複数領域での活動を通して広がる視野

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渡邊さん: 皆さんが複数領域で活動をするようになって起きた変化や好影響をもたらした点をお話いただけますか?

大久保さん:会社ではコスメ・化粧品のブランディングに携わらせていただく機会が多く、自然と女性誌やトレンドをチェックすることが多いのですが、アイドルグループの曲を作詞している時にこの経験がめちゃめちゃ役に立ちますね。

くろやなぎさん:私は、圧倒的に価値観、視点が広がった点ですね。今年は「ロボット学者」「解剖学者」「古生物学者」など、他分野の人たちとも話す機会があり、学者ならではの考え方に触れる事で、視点や視野が広がったと感じました。

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なかむらさん:周りの方が自分に興味を持ってもらえるようになっていること自体が、複数領域で活動して得た良い影響だと思っています。また、会社の外に出ると自分の能力がどう活かせるのかを考え色々試せていることや、ディレクターとクリエイター両方の職種の気持ちがわかるようになったのは良い点だと思います。

前野:クライアントの課題を解決するために、もっと動きのある表現をサイトに取り入れていきたいと考えても、思い描いている表現をチームメンバーに上手く伝えることが出来ず、お互いストレスになっていることがありました。この状況を解決したいという想いからAfter Effectsなどのツールの使い方を覚えました。結果、こちらのやりたいことがちゃんとメンバーに伝わるようになり、チーム関係値も非常に良好になったと思います。

■クライアントが求めるクオリティに応えつづけること

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渡邊さん:皆さん、まさに2つの領域でのスキル・経験が掛け合わさったからこそ起きた変化ですね。逆に複数領域で活動しているからこその悪影響・デメリットはありますか?

前野:私は皆さんと違い「○○が好きだからこの分野にも取り組んでいる」ということではなく、あくまでもクライアントが抱える課題を解決するためのアプローチ・手法としてトライしていった結果、複数領域へ活動の幅が広がりました。専門で活動している方のアウトプットクオリティと比較される場面も多いため、ネガティブな印象にならないように、制作には可能な限り時間をかけ、複数人のメンバーから意見をもらうように心がけています。

大久保さん:私の場合は基本的に「なんでもやる」というスタンスで、コピーライターを始め様々なことをやっているので、毎回未経験のジャンルの仕事が多く大変ですね。挑戦しがいのあることばかりで達成感は得られますが、その分クライアントからの要求値も高いので、メイン領域以外の部分でそれに応えるのは大変だと常々感じています。

■複数領域で活動するうえで大切にしていること

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渡邊さん:担当する領域が増える中、求められる要求もどんどん高くなっています。それに答え続けることは大変そうですね。本日この会場に来られている方達に向けて、複数領域での活動をする上で大事なポイントがあれば教えていただけますか?

なかむらさん: 複数領域で活動する意味はしっかり考えるようにしています。私の場合、「自分の幅を広げる」ことがメインテーマになっていて、副業しなければ出会えない人や考え、スキルを求めて活動中です。時間の割き方としては本業が最優先ですが、写真に対しても誠心誠意取り組むことでよい出会いに恵まれるようになりました。

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くろやなぎさん:物事を正面から見ることも大事ですが、その角度・視点を変えてみることができるか、そういう思考になれるかが大事だと思っています。例えば、1つの物事でも担当する職種によって見ている視点は違うと思います。凝り固まらず様々な角度から物事を見て、新しい発想が生まれる思考を作れるようにしていきたいですね。

大久保さん:私の場合、ここまで複数の領域で活動する「個人のスキル」について話してきましたが、これからは個人が持っているスキルで差をつけるのではなく、様々な領域で活躍している人たちが集まった時、その個の力を最大限に引き出すために「どんなチームを作れるか」。どれだけ「チームビルディング」できるかが大事になってくるのではないかと思っています。

■自分の価値と対価の設定方法

渡邊さん:最後に、会場にいる方からの質問です。「自分の価値・対価をどう評価していますか?例えば、金額無償でもやりますか?」皆さん、いかがでしょう?

大久保さん: 音楽は信頼関係優先で仕事をしています。最近は少ないですが、以前は無償のこともありました。ただ、そこで得た信頼は後でちゃんと仕事として返ってきてるんで、金額ではなく、信頼や次に繋がる経験としてやっていますね。

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なかむらさん:お金は全くいただいていないものもありますが、その場合は、普段会えないような人に会えるとか、こんな人を撮れるという「体験」を対価として取り組んでいますね。あとは、クライアントに会った時に自分の何がいいのか?を聞いて、しっかりとした返答をしてくれる方達の仕事は、対価を気にせずお手伝いしています。

くろやなぎさん:僕は今までずっとフリーランスとして活動してきましたが、正直、金銭的な対価、お金を気にしたことがなかったんです。ただ、昨年マネージャーがついてからは、自分の価値がどれぐらいなのか、適正なレベルを自己評価して、それに見合った対価をいただいています。ただ対価重視ではなく、信頼できる方のために日々仕事をしています。

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渡邊さん:皆さんそれぞれの価値観のもとお仕事をされていますが、共通しているのは、全ては自分を信頼して頼ってくれているクライアントの課題解決の為に真摯にお仕事に取り組まれているという点ですね。皆さん貴重なお話をどうもありがとうございました。

登壇者一同:ありがとうございました!

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■最後に

今回のイベントでは、1つの領域に限らず、複数の領域でのスキルや知見を掛け合わせながら仕事に打ち込む4名の貴重なお話を聞くことができました。

今通用している技術やトレンドのノウハウが、数年後には古いと言われるクリエイティブ業界です。そんな中で自分の価値を今以上に高め、どう生きていくか、どのような視座で新しいアイデアを生み出していくかのヒントになったのではないでしょうか。かくゆう私も、今まで浅いレベルで色々な領域を経験してきたディレクターですが、できる範囲を広げつつ、強みとなる部分をさらなる高みへ持っていけるように引き続き努力をしていかないといけないなぁと思いました。

最後に、このイベントへご来場ご出席いただきました皆様。当ブログをご覧の皆様、本当にありがとうございました。

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