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パートタイム社員を経て正社員になり3ヶ月で感じた変化について

こんにちは、D2C dot沖縄オフィス アシスタントアナリストの喜友名です。
僕は2021年9月にパートタイム社員として入社し、2022年4月に正社員になりました。

4月についに正社員になれたと思っていたら、あっという間に3ヶ月が経ってしまいました。時間の流れというのは恐ろしいものです。
これは様々な業務を担当するようになり、日々悩みながらも、充実した時間を過ごしているからかもしれません。

今回はそんな僕がこの3ヶ月間で感じたことや、強く考えたことについて書きつづらせていただこうと思います。
個人的に感じたことを書きつづった内容のため、読んでくださった全ての方に共感いただける内容ではないかもしれませんが、何か気づきや感じていただけるものがあれば、noteを書く機会をもらった意味があるかなと思います。

また、僕の入社から社員登用までの経緯に関しては、以下のnoteに同期の中出さんのインタビューと共にまとめられています。良かったら読んでみて下さい。


働き方の変化(時間管理から裁量労働へ)

D2C dotにおいて、パートタイム社員から正社員への変化の中で特筆するべき点の一つに時間管理から裁量労働へ働くスタイルの変化が挙げられると思います。

時間管理で働いていたときは出社時間、退勤時間が決まっていたため、それ以外の時間に働くと明確に時間外労働となり残業扱いになりました。一方で裁量労働の場合は「みなし労働」という考え方になり、出社時間と退勤時間は自らの判断で決められるようになります。ここが僕にとっては大きな変化でした。

裁量労働制という雇用形態は初めての経験で最初は不安もありました。
しかし、元々僕自身がモチベーションに波があるタイプだったこともあり、早起きしてさっさと仕事を始めてしまう周期があったかと思えば、なんとなく少し遅めに始める周期があったりと自分自身の精神的なリズムに合わせて業務を行えることに気づき、それからは有意義にこの雇用形態を活用できていると思います。

また、遅刻という概念がほぼ無くなったことにより、僕のような人間にとって精神衛生上とてものびのびと業務に向き合えるようになりました。
(もちろん、ミーティングや締切もありますからどこまでも自由にとはいきませんし、これまで以上に時間管理はきちんと行うよう努めています。)

他にも分析のために数字とにらめっこをし続けたり、SNSの投稿案に悩んでどつぼにハマってしまったときに思い切って中断してしまえることもメリットの一つと言えると思います。

何より、この文章も夜の方が落ち着いて書けるという理由で夜に書いているという事実があります。
あまり遅い時間にならずに書き終えなければなりませんね。

自分から行動し、人を頼れるか

ここからは制度としての働き方ではなく、業務に向かう姿勢の変化についてです。

パートタイム社員のときは基本的に決まった業務を遂行することが求められていました。

しかし、正社員となると話は変わってきます。次の段落で書いている目標設定も含め、自身が携わっている業務について能動的に考え行動することが求められます。

もちろんそれらが求められることは十分に理解していました。
また、僕自身は十分にできるという過信もありました。
ですが、しばらく時間が経って気付いてみるとそこにいたのはなんだか上手いこと身を動かすことができていない自分だったのです。
これらを行っていく上で僕が非常に困ったのは「どう上手く人に頼ることができるか」です。

「考える」ことはできます。しかし浅い理解では良いアイデアにはたどり着けません。

「行動」することはできます。しかし一人ではやれることなんてたかがしれています。

僕は生来の思い込みの強い気性や高い自尊心もあり、どのタイミングで人を頼るべきか判断できないという大きな弱点に気付いてしまいました。

この弱点の解決策として、
「分からないことはすぐに聞く!(ある程度聞きたい内容はまとめる!)」
「余計な顔色は伺わない!(スケジュールはちゃんと確認する!)」
この2点を意識して取り組むことにしました。(他にもありますが割愛します。)
社会人6年目、27歳の人間が今更このようなことを自覚し始めたというのは非常に恥ずかしい話ですが、それでも気付けたことは大きな一歩です。

「物事を始めることに遅すぎることはない」という言葉があるように、まだまだ十分とは言えませんが少しずつ改善に努めています。
背中を押してくれる先輩方も沢山います。本当にありがたい限りです。

なりたい自分を思い描くこと

前段落で自分自身の弱点を自覚した文章を書いてしまいましたが、これまた弱点の話です。
自身を顧みてみると恥ずかしい事柄しか見当たらない気がしてきました。
どうしよう、書くのやめようかな…

冗談は置いておくとして、正社員になって僕が出会った一番の難敵は「目標設定」です。
パートタイム社員のときには「正社員になる」という単純明快な目標が、自ら打ち立てずとも自然に目の前にありました。

しかし、それを達成してみるとどうでしょう。目の前には茫漠たる荒野がただただ広がるのみではありませんか!
僕はこの無限に広がるキャリアプランと言う名の荒野の中で、自身の力で新たな目標を打ち立てねばなりません。

…もちろんこんなに大げさなことはなく、先輩方が手を差し伸べてくださり様々なアドバイスをくれるのですが、それでも肝心の「何をどうするか、自身はどのようになりたいのか」は自分で定義していく必要があります。

漠然とした大きな目標をぼんやりと浮かべ、都合の良い短期目標を順序立てて並べていくことは容易かもしれません。

ですが、会社の中では様々な案件や業務に携わり、そこでの課題や実際に可能なことや不可能なこと、また様々な人達との関わりがあります。
それらを踏まえて自分自身の目標を設定することは、僕にはとても複雑な作業のように思えました。
「目標設定」の中に「目標設定ができるようになる」という目標が書き込まれる始末です。

なんだか考えすぎてしまっていたり、はたまた本来考え込む必要のある部分を見事にスルーしてしまっていたりする気もしてきます。

この難敵「目標設定」の攻略法は存在しないものかと思われましたが、ここにも効いてきたのは「人に聞く」という単純な方法でした。
似ている道を歩む先輩方の事例をヒアリングし、トレースし、「こうあって欲しい」と考えて下さる方々の意見を盛り込みます。そこで更に見えてきた自分自身の課題を加えて、目標を整理していきます。その作業を繰り返した結果、なんとか「目標設定」が出来上がりました。
「目標設定」をして終わりではなく、先ずは実行していくことが肝心です。
実行し、うまく回らないところを修正していく、周りのメンバーに相談し、修正していく、それらを繰り返していればより鮮明に、なりたい自分を思い描くことができるようになると信じ、まずは9月までのいわば上期をなんとか乗り越えていこうと思います。

総括

なんだか私小説のようになってしまいましたが、正社員となって3ヶ月、僕自身が一番感じたことは「人とのコミュニケーション」が何よりも大事だということです。

僕は元々インドアで内省的なタイプで、自分一人で何かをグルグルと考えることが好きな人間です。
そういう自分自身のことが嫌いではないですし、それはそれで僕の個性だとポジティブに捉えています。しかし、組織の中で自分の力を十全に発揮するには、周りで一緒に業務に向かっているメンバーや、僕をどうするべきかと考えて下さっているメンバーとの連携が必要不可欠であるという気付きがありました。

考えればすぐに答えが出ることではありますが、これらを実感として得ることができたのは僕自身にとって重要な経験の一つでした。

引き続き失敗も多々あると思いますが、あーでもないこーでもないといろいろ思考しながら日々の業務に向き合っていければと思います。

おしらせ

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