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MacBook Air M2 の購入記

ついに買い替えました! 今までずっとMacBookAirの2012年版をつかっていたんです。この10年もの間、私の手足になってきた相棒もさすがに草臥れたようで、バッテリーがへたりました。何度もバッテリーは交換してきたのですが、もう元はとっただろうという事で買い替えを決意です。M3が出るかもしれないという噂もありますが、これもタイミングですかね。

正直、M1が出たタイミングでかなり気持ちが揺らいだのですが、まだ使えるのに勿体無いとなり、M2が出たタイミングでは手持ちがないという事で見送りをしてきました。その間にもMyMacBookAirは傷みが増してきて、現状ではちょっと使いづらい状況が続いていたのです。

最初の異変はバッテリーです。使い始めて3年か4年した頃でしょうか。電池の持ちが酷く悪くなったんですね。普通に修理に出せば良いのですが、仕事で使っていたので修理に出せる状態ではなく、仕方なしに無保証のバッテリーをアマゾンで見つけてきて交換しました。それでなんとかなりました。しかし次はもっと早く、5年目、7年目と交換する羽目に。質が悪いやつにあたってしまったのか、私の使い方が悪かったのか。バッテリーは消耗品なのでしかたがないです。しかしオフィシャルのバッテリー交換に通常3万ほどかかるって、どういう事なんでしょうね。自分でできるような仕組みにしてもいいんじゃないかと思うところです。

次の異変は、画面の歪みです。液晶に少し力がかかってしまったのか、一部が微妙に歪むことがあります。そしてバックライトも右端の中央部の一部がやや明るくなってしまいました。液晶がどうもダメージを受けたみたいです。でも気になる程ではなかったのでそのままに。

異変というか、サポートの問題もありました。MacBookAirの2012は何年か前からOSがアップデートできなくなったんですね。そうするとアプリケーションのアップデートからも外れてしまいます。ずっと古いOS、Catalinaのままでした。2019年にOSアップデートしてから彼これ、4年ほどそのままになっていました。

最悪だったのはこのCatalinaにした際に使っていたOfficeソフトがおかしくなったことです。やむを得ず再度、Officeソフトを買い直した事を覚えています。安くはないので、ちょっとカチンと来ましたが仕方がありません。

その次のBig Surへの更新のときに、ついに拒否されたんです。まあ、いずれそうなるとは思っていましたが。2012年モデルで2020年にサポートが終わったということは8年程度のサポートという事になります。

まあWindowsはもっと短命で5年もすると買い替えざるを得なくなる事を考えればかなり良い方かなとは思います。

別の異変としては、キーボード問題です。今考えるとバッテリー交換のせいか、ソフトウェアアップデートなどのせいだと思うのですが、ある日突然キーボードが打てなくなったんですね。wの文字だけが。

続いて数日すると、qが打てなくなり、ついにはqwertyが打てなくなりました。まるでQWERTYキーに喧嘩を売っているかのよう。

困るのはときおり復活する事。完全におかしいわけでもないのです。謎です。

キーボード修理に出すにも、仕事で使っているので修理にだしている暇がありません。ここでいよいよ買い替えを考えたのですが、うまくないのはキーボードだけ。外付けを使えば良いのでは?とおもって、以前買ってから全然使っていなかったREUDOのRBK-2000BT3が転がっていたので、それを使うことにしたのでした。(実はこれが今回のM2購入に影響しました。)

この外付けキーボード、実はUS配列なのです。MacはJIS配列なのでなんとも打ちにくさがあって使っていませんでしたが、とにかく急ぎだったのでこれで対処をしたんです。

苦戦してたのは記号でした。JISとUSだと結構ちがうのでどうしても指が間違えるんです。しかし毎日、毎日使っていると不思議なことに1月くらいでごく自然に使えるようになるんですね。慣れって偉大です。

そして利点にも気がつきます。それはエンターキーやバックスペースが右手のホームポジションに近いことです。実はUS配列の方が右手が全般的に楽なんです。

しかしREUDOは反応がやや不規則で時折予想外の挙動をしてしまいます。そしてやはりすごく押しやすいとは言い難く、やむを得まいと外付けを新調することに。

その顛末は以前に書いたこっちの記事にて詳細を書きました。

そこで新調した外付けがIC-BK20seというUS配列のキーボードです。同等製品で日本語配列のMOBOもあったのですが、REUDOで慣れてきていたUS配列の手の楽ちんさも快適だったんです。色々悩んだ結果、US配列キーボードをJIS配列としてを使うことになりました。今考えるとだいぶヘンタイですw その心は右手の楽ちんさを残しながら、JIS配列で打てる事という解決案でした。

IC-BK20seはJIS配列もうっすら書いてあるUS配列という不思議なキーボード。それで当初はUS配列をJIS配列として認識させて使っていたのですが、アンダーバーが問題でした。US配列は少しキーが少ないのでJIS配列で認識させると打てない文字があるんです。「ろ」のキーがないんですね。それで代わりにFnキーの11にアンダーバーがアサインされるようになっています。

この時、プログラムをちょうど書く仕事があって、その時に関数名にアンダーバーをしばしば入れるようなりました。するとどうでしょう、F11をいちいち押すのがなんだかとても苦労なんです。「ああ、やってられん」となり、もういっそUS配列にしてしまえとなりました。

その後は、MacbookAir2012 with US配列の外付けキーボード(IC-BK20se)という形で使ってきてたんです。それも3年間。すぐにPCを買い替えるなり、キーボード修理をするはずがかれこれ3年。全く光陰矢の如し。時が経つのは早いもの。

MacBookAirの異変はついに故障一歩手前まできてしまいました。先日ついにバッテリーのヘタリのせいか電源をさしても60%しか充電されず、マグニファイアを外すと再起動するという症状が出る。こりゃいつ起動しなくなってもおかしくないかもと思い、ここが替え時だなと判断。

替えのバッテリーを買えばもしかすると回復する可能性もありそうですが、もう寿命でいいですよね。

というわけで本当に使えなくなってしまう前に新調せねばと買ったのがずっと目をつけてきた後継機種M2というわけです。

以下にその顛末を載せておきます。

M2は一番安いスペックでも16万4800円です。はっきり言って高い。高いです。Windowsならもっと安いのも売ってるじゃんとか考えてしまいます。そこで浮上したのがM1です。M1は現在もまだ取り扱いがあります。価格はM2に比べて3万ほど安いです。これはお買い得ではないか。そして、ネットで調べてもM1をおすすめする人もいます。「これはアリなのでは?」

早速、Macの整備済み品を調べます。初期不良等を直した製品でつまりアウトレット商品。残念、売ってない。仕方がないかと他の通販サイトをみると、10万程度で売られているものを発見。なかなかいいんじゃないか。

でも実機をみないとね。ということで大手家電量販へ。M1とM2が並んで鎮座していました。なるほど並べて売る戦略です。

店頭に置かれているのはJIS配列のもの。早速M1に向かってメモ帳でキーボードチェック。「うっ、エンターとバックスペースが遠い!!」これが第一印象。

その場しのぎで使っていただけのUS配列。気がついたらすっかり手に馴染んいました。家にはWindowsのJIS配列PCもあるので、全く忘れたわけではありません。しかしパンタグラフ式の平たいキーボードでの手の動かし方がすっかり変わってしまったんです。

これは、US配列にしないとあかんのか??

M1をひとしきり触ってから、今度はM2。どのネットサイトでも同等といっているので同じかなと思ったら、なにか違う。確かキーの素材やキーのストロークが違うはずだけど、それだけではないんです。少しだけM2の方が手に馴染む。

気になったのでM1とM2のキーボードを何度か交互に叩いてると気がつきました。そう、M2の方がちょっぴりエンターが近いんです。加えてバックスペースも近いんです。

本当かなとおもってよく見ると、エンターはどういう理屈か分かりませんが1ミリくらい近くにあります。そしてM2のバックスペースのキーの幅は明確に幅広なんです。

ネットや動画サイトのM1とM2の比較において、どこにもそんなこと書いてません。M1とM2の比較サイトの人たちは全く節穴ですなw

まあ、おそらくこんな微妙な違いはUS配列に手が馴染んだ私だったから気がついたのでしょう。ホンのちょっとした違いですから。

ともあれ、徐々にハッキリしてきたのはJISキーボードなら絶対にM2だということ。こっちの方が右手がちょっぴり楽なのです。

とはいえ、だったらUS配列でいいんじゃないか??

店員さんにきいてみると、現在はM1はJISのみ在庫でM2はUS配列もあるとのこと。M1のUSは注文になりひと月くらいかかることもあるとか。うーん、そのまえにウチのMacBookAirがお亡くなりになる可能性もゼロじゃないし。。。じゃあ、JISのM1? でも、キーボードはM2の方がいいし、、ちょっとどうなのか。。。こ、こまった。と考えがまとまらなかったので一旦帰宅。

量販店は定価販売だがポイントはつくのでそれがお得なところ。でも急ぎならオフィシャルサイトに頼んでも良いか? ということで調べてみる。

M1のUS配列はオフィシャルサイトでみると2週間はかかると。一方、M2のUS配列も10日ほどかかるらしい。

MacBookAir2012の様子からいえば、すぐにでも手に入れた方が良い感じがする。そしてキーボードはUSが手に馴染んでいるし良さそう、そういうことなら量販店のM2のUSで良いんじゃないか!!(くわっ)

いや、まて。果たしてUSでいいんだっけ?? この3年間ほどUSで問題はなかったが、その前の8年間は別にJISで問題はなかったではないか。またJISなら国内で困ることはほぼ皆無だけれども、USにするとUSを選び続けるという事になり、多少とも厄介な場面がでてきそうじゃないか。

ここから悩みが深くなりました。そもそも何がしたかったかといえば、単に今のMacBookAirの後釜が欲しいわけです。じゃあ、JIS配列のM1でいいじゃないかと。でも、いまや知ってしまったのです。同じJISならM2の方がちょっぴりだけど打ちやすいのだと。毎日使う道具だから、少しでも快適な方がいいよなあと。

いやそこまで気にするならUS配列で良くないか? でも日本でのシェアは圧倒的にJISなだけに、仕事の兼ね合いからいえばJISにしておいた方が無難じゃないか? んでJISだったら別にM1でもいいわけだよね? あ、いやJISならM2の方がキーボードが良いわけか。でもM2はM1より3万高いぞ。などと堂々巡りで悶々と悩むことになりました。

ジャンケンみたいに、これにするとこうだし、じゃあ、こうすると、こうなっちゃうなあと。4つ巴状態。

結果、どうしたか。やっぱり元々の後釜なのだからJIS配列に戻そうと決意。それで困ることはないのだから。そしてここまでキーボードにこだわるならせめて、ちょっぴりでも叩きやすいものということでM2にしようと。M2の方が全般的性能がいいわけだし、サポートを考えれば2年後に出たM2の方がM1より長く使えるはずで3万の元は取れるだろうと判断したのでした。

ということで、M2のJIS配列を買いました。(懐がスースーします。)

ちなみにスペックは吊るしのメインメモリ8GB、ストレージ256GBのもっとも安いやつ。(もちろん、このM2のストレージが読み書きにおいてちょっぴり性能ダウンという事は知っています。私の用途では十分だろうと判断しました。)

これから記号位置を思い出す必要があるのとデータの移行など面倒はあるけれど、最新のMacBookAirを使って色々できたらなあと思っています。

追伸:
 TouchIDって便利だなあ。と今更。一体何年遅れなんでしょうかねw

追記:12月16日

気が向いたので追記です。10月にM2を導入して以来、かれこれ2ヶ月が経ちました。M2の性能ですが、ほとんど前と同じでした。つまり問題はほとんど無しです。

ほとんどというのは、気がついたらアプリを複数立ち上げてしまっていて、少しモタつく事があったり、特定の状況では挙動が変なことがあるからです。パワポ作業中に時折、あれ?と思うようなこととかがありました。MacとMSソフトの相性問題かもしれませんし、まだ新しいOSだからかもしれません。次第に解消するのかなと思っています。

あれほど気にしていたキーボード問題。慣れってすごいですね。実は、新しいPCにしてからタイピングの指を意識して変えたんです。というのもやっぱりJIS配列はバックスペースまでの距離が遠いんですよね。USキーボードの時に気がついたら中指でバックスペースを押す癖がついていて、それと同じ感じで触るとバックスペースの度に手が止まることに。。それで届きやすい薬指でバックスペースを叩くように指遣いを変えたんです。

まだ時折、混乱することもありますが、右手の薬指でバックスペースをスムーズに押せるようになってみると、JISの右手問題はほぼ解消されました。エンターはUSと同じように小指で押すので問題は無し。結果、ホームポジションからあまり崩さずに打てるようになりました。もちろんUSの方が物理的には近いので、USの方がより快適ですけれども。

とはいえJISに無事に戻ってくることができました。記号もかなり慣れてきて、あと半年も使ったらすっかりJISの人になりそうですw

前に調べた時に、混在環境で使っている人もいるみたいでしたが、さすがにそれは厳しそうだと思います。JISかUSかで統一しておかないと指遣いで気が散ってしまいます。やはり日本いる場合はJISにしておいた方が無難かもしれませんね。ましてや職場や家で周りがJISを使っているなら尚更でしょうか。

というわけで、JISのM2の導入は正解だったみたいですw  何か気がついたらまた追記します。

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