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介護職、福祉職、対人援助職が逃げ込める、SDJ(相談所)。

特に介護の世界では「カフェ」と名のつく対話型の場がとても多くて、一時期は飽和状態にあったような気がします。
逆に、今現在でも続いている「カフェ」はやっぱり必要性があって、支持されているものが多いように思えます。

それだけ人々は(特に対人援領域にいる人は)対話を求めているということでしょう。
もっと言えば

アウトプットする場
共感の場
インプットの場

それはおそらく側から眺めていてはわからない、対話の中に入ってこそわかる空間でしょう。
多くの人は一度体験した「対話」「カフェ」の虜になり、二度、三度と足を運びます。

運営する側がボランティアでは当然成り立たないので、参加費が必要になりますが、運営スタッフにお金を払えるほどのカフェは実際のところほとんどありません。
それでも、カフェのある世界とない世界では全く違うでしょう。

今日とある介護職の方たちを話していてこんな話題が出てきました。

「皆いろんな悩みを抱えながら頑張ってる、辛い時に逃げ込める、相談できる駆け込み寺のような場所があったらいい」

ケアする人にこそケアが必要、でもそのケアを受ける場所がない。
そのままストレスを溜め続け、福祉の世界から離れてしまう。
辛い時にそこから離れることはもちろん正しいことですが、ほとんどの場合「離れてしまう人」ほど最初は福祉の仕事に志を持っていたのではないでしょうか?

そして今現在頑張っている人たちの中にはそういう悩みを抱えた経験がある人も多いことでしょう。
今笑顔で仕事をしている人も過去には辛い経験があったかもしれません。

つまり皆当事者なのです。

当事者が当事者を支える、ピアサポートのような場所。

それが今、カフェとともに必要なのではないでしょうか?


そこで、コトラボでは「コトラボSDJ」(仮)として、介護,福祉,保育等の対人援助職の方たちに向けた駆け込み寺を開設しようと思います。

リアルはもちろん、オンライン(システムは未定)でも。

#コラム #エッセイ #相談 #相談所 #介護 #福祉 #辛い #悩み

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