U-30ドリームトーナメント番外編 野尻湖ペア戦 大変だったあれこれ

今回は番外編、そして試合の中身よりも出るまでの方が大変だった...
というそれなので釣りの話はほぼ無いです...
本当に暇な方が暇潰しに読んでいただければ幸いです...

まずペアトーナメントということで運営側の誰かと組めれば良いかなー思ってたら参加できる運営が
千田君
岩本君
自分

の三人だけ(他は試合やら取材やらで集まれず)

主催と副主催で組んでもらった方が色々と都合がよいので僕の相方探しが始まる。

まぁしょうがない...後輩の2人のどちらかと組むかーと思っていたら

それがこのざまである。

この時点で既に結構困る。

他に30歳以下である程度本気でバス釣りやってて、ボート乗れて土日に長野まで一緒に行ってくれる知り合い...
いや...いるか...?

とっさに浮かんだのはWBS袖山さん
ただ数日前にワイルドカードを戦ったばっかり、先日お子さんも産まれたばかりで流石に厳しかろう...
ナシ

次は保立君
数年前まで時々ご一緒したことあり
かなりの熱量
ただこちらもお子さんがまだ小さく、土日両方誘うのも...うーん...
ナシ

次は仁部ちゃん
WBSのスタッフでローカルトーナメント入賞多数。
新利根川戦でも狙ってる所が被ってて本当に邪魔だった(誉め言葉)
ただ学生だし二日間の遠征は金銭的に厳しかろう…
ナシ

この時点で相当雲行きが怪しい
年齢制限やプラ含めてのお金、土日両方という時間...
なかなか...

ここでふと大学時代からの友人を思い出す。
元々同じバスフィッシングサークルに所属していて(日本大学CHARTREUSE)彼が会長、僕が副会長(そもそも二人しかいなくて全部二人でやってたのは秘密)
船舶免許も勿論持ってるしレンタルエレキセットもある。
本業はエリアトラウトでトラキンエキスパートに上がるほどの腕前。
高校の先生という仕事柄、とても忙しいのでバスはおかっぱりをするくらい。
バストーナメントの経験はほぼナシ。

ただ学生は夏休み中だし、ペアトーナメントなので僕が全てやって後ろで釣りしてくれれば...宿やボートの手配もこちらでするので…とダメ元で。

そしたらとてもありがたいことにOKとの事。

やった!これで試合に出られる!

二人でタックルやら大体のプランを話し合い、本番へ向けて色々と準備。

いやー楽しみだなぁとワクワクしてたのが本番4日前。

仕事も終わりお風呂に入って寝よーと思っていた矢先、相方から連絡が




「すまん。車上荒らしにあって、タックル、財布全部取られた」




...は?


一瞬マジで何言ってるのか分からず
とりあえず翌日に詳しく話すことに

どうやら仕事終わりに1時間ほど親水公園おかっぱりに行ったところ車上荒らしの被害を受け、タックルだけではなく財布やiPad、とにかくお金になりそうな物は全て盗まれたとの事。

まだ犯人は捕まっていないので(2023/8/29現在)盗まれたタックルをどこかで見かけたという方はご連絡お願い致します。
また拡散にもご協力下さい…

もうこの時点で試合どころじゃない。
相方も釣りどころじゃない...

大会は絶望的、というか相方バスフィッシング辞めそう...


とりあえず

「明後日までは待つので連絡くれ、メンタル的にキツそうなら無理にとは言わんから。ただ俺はお前と試合に出たいし、やることやったんだし土日家に引きこもってもしょうがなくない?釣りいこうぜ。」

と伝える。
我ながら酷いこと言ってるなぁと思いつつ本心だし。

他に数少ない出られそうな知り合いに連絡するもやはりNG、最悪Twitterで募集するか...とか思いながら、出場が厳しい事を千田君に伝え、ダメそうなら運営しつつ普通に釣りするしかないかなぁ...と
悲しいけどこれはしょうがないな...

そして期日。

「タックルないけど行く。全部貸して。」

との連絡。
おぉ...マジか...

本当に大丈夫か再度確認してやはり行くと。

ならば!と思いすぐにタックルを相方分まで準備。

使えるタックルで貸せる分あるかなぁ…と思ったら普通に出来たし、マディシャローならあと二人分くらいあった。タックル多すぎ問題である。

これで試合に出られる!
そして前日に野尻湖へ向けて出発。
道中今回の事件について色々聞きました。
多分今後相方が色々書くと思いますのでそれをお待ちください。
なんというか...大分色々ありました...

人生初の野尻湖は色々ありました。

そんなわけで野尻湖到着。

タックルを準備してレンタルしたバスボートに載せて、7時に出船、デッドスローエリアを抜けた瞬間ファーストポイントまで一気にダッシュ!

そしてめぼしいポイントについてエレキを下ろし、魚探のスイッチを入れ...

入れ...

入れ…

...動かない

いや...動いてるけど、振動子を認識してない...

ケーブルの抜き差しやら再起動やらを試すもダメ

流石に野尻湖でフロント魚探が死んでるのは釣りならないのでボート屋さんへ...

あれこれやってもらうも動かず...

最終的に違うボートに乗り換えて再出船

この時点で一時間以上のロス

もう...本当に...今回の大会は駄目かも...と思いました。

乗り換えた船はトライトン。
なんというかどこまでいっても縁があります。


一通り船団が出来ている大場所をチェック。ライブスコープが付いてる船だったのでサクッとワカサギとバスの量を把握。ライブサイトなんて神業は僕には全然出来ないのですが、純粋に今までの2D魚探の延長、どこに何があってベイトとバスの量くらいならなんとなく分かる。

一番美味しいなと思えたのは菅川ワンド
魚が圧倒的に多い。
なんやかんや周りでもポツポツ釣れてるのを目撃。
近くのシャローでは数は釣れるけどノンキーオンリー。
5m付近でもノンキー。

ただ8m以深で釣れればキーパーはある感じ(自分達は釣れなかったが周りの選手は釣れてた)

時間もなく経験も無いのでひたすらここで粘って形にしようと決めプラを終えました。

宿は藤屋旅館さん
ボリュームが凄い(この後も続々と運ばれてきた)
そしてとても美味しい。
女子大生の陸上部の合宿と一緒というおまけ付き
(一切関わることはありませんでしたが...)


そして本番当日。フライトは6番。

走ってるときが一番楽しかった今回の野尻湖…

真っ先にワンドまで突っ走る
なんやかんやトライトンが一番走りやすい。
馴染む。

  



...さて残念な事にここから書くことがあんまりありません。

というのも
ダウンショットやライトキャロ、ご当地のシャッドキャロ、ミドストあらゆるライトリグをやるもノンキーオンリー。
周りはポツポツ釣るし、それなりのサイズも釣れている。

自分達だけ反応が薄く、反応のある魚も小さい。

友人はバックシートで遠い目をしている。
いや本当にすまん...無理に来てもらって善意で運営まで手伝ってもらってるのに...
ひたすら辛い時間が流れる...

タイムリミットギリギリ。
他の選手がいなくなったタイミングでなんとかキーパーを一本釣る。

そしてこの顔である。

そのまま帰着。
順位は16艇中、13位。
ウェイインした中で最下位でした。

大学時代のTシャツまで引っ張り出してきたのに…

なんとか絞り出した...と言えば聞こえが良いが釣れてる大会の中、ひたすらに外しまくったただの下手くそである。


人生初のMCも経験。
たどたどしい喋りで申し訳ございませんでした...


そんな感じでした。

そもそも試合に出られるかという所から始まり、相方が試合直前で犯罪の被害を受け、借りたボートでトラブルが起き、外しまくって全然釣れず、相方にも釣らせて上げられず、運営としても反省点がいっぱいあり…etc.

なんというか非常に疲れたなぁというのが本音です...

ただ二日間ライブスコープに触れられた。
慣れない釣りで試合中に釣ることが出来た。
上位陣から色々聞けた。
辛い状況でもなんとか諦めずにバスを釣ることが出来たetc.

収穫もある大会でした。

次回は番外編ではない津風呂湖戦。
これで全てが決まります。
なんとか前回3位入ったので、年間優勝に向けて頑張って行きたいと思います。
とりあえず深いところ、なおかつクリアでワカサギレイクというもう苦手な部分しかないんですが...

ただ大好きなバスフィッシングでは誰にも負けたくないし、出るからには優勝して夢を叶えたいと思っています。

頑張るぞー!!

おしまい。

...あとは友人の事件解決を切に願います。


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