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シャーロックホームズを読む

 昨年、クトゥルフ+シャーロック・ホームズと言う小説を読んだことから、原点となるホームズも少し読んでみたいと思い、今更ながら新訳版の文庫を少し読んでみました。

 元となった作品については下記の記事に書いております。

ホームズ原作の方で読んだのは、緋色の研究とシャーロック・ホームズの冒険。


最初 短編集は、光文社の文庫を買ったのですが、その後創元推理文庫がUnlimitedに一部なっていたので、緋色の研究はそちらで読みました。

 流石に今となっては古いと思いますが、それでも、雰囲気は楽しめました。

 先のクトゥルフ小説の2作目、ミスカトニックの怪を読んだときに、同作品が 緋色の研究を意識した構成になっている旨の著述があったため、原作の方を読んでみようと言う気になった所もありました。

 確かに、一部で事件 二部で加害者の過去著述 三部で解決と言う流れは似ていましたが、内容的には別物。

 構成と、復習譚と言う共通項がありますが、ミスカトニックの怪は、ラヴクラフトの「戸口に現れた物」や、「死体蘇生者ハーバートウェスト」と言った作品へのオマージュが強い印象です。

 三部作ともホームズ対モリアーティ教授の構図を取っているので、その辺りも原作に触れてみようかな・・と思ったりしてます。

 古典には、何かきっかけがないと触れる事もないですしね(^_^;)


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