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幸せな転職活動をするための4つのSTEP②「社会を知る」編

本日は幸せな転職活動を実現するための4つのSTEPの続きを解説していきたいと思います。今回はSTEP②の「社会を知る」です。
前回の「己を知る」をまだご覧になってない方はそちらから、ご覧になってください!

<STEP②の動画はこちら>

前回もお話しましたが、ここでの幸せな転職活動というのは、
ちゃんと「自分のなりたい姿」に繋がっているような企業へ転職することとしています。

本日は4つのSTEPのうちの2つ目、「社会を知る」について解説していきます。

「社会を知る」とは何か?なぜ知る必要があるのか?

まずそもそも「社会を知る」とは具体的に何を知ることなのか。
ここにはたくさんの意味合いが含れます。
日本経済のことや社会情勢、転職市場、自分の興味がある業界や企業、職種等、様々です。

お察しの通り、かなり大変。
しかしこの、社会研究をしっかりとしていないと、ミスマッチとなる可能性は格段に上がります。

当然ですが、マッチングというのは、あるものとあるものの組み合わせのことですね。
では、この2つのマッチングをベストなものするためには、何が必要なのか・・・それは、この2つについて、詳しくないといけないわけです。

そして転職活動における、この2つは何かというと、1つは求職者であるあなた自身。STEP1「己を知る」部分で話したのがまさにここです。

そしてもう一つが、日本社会の中にある、特定の業界の中にある、特定の企業の中にある、特定のポジションです。
だから自分を知るだけでなく、社会や企業そのものを知ることが、最適なマッチングへの近道となります。

では、具体的にどういったことを調べるべきなのか。
今回は、最低限、研究して欲しいことを記載します。

調べるべきこと①〜業界分析〜

まずは業界分析です。
その業界が「社会に与えている価値はなにか」「どこでお金が発生しているのか」といったビジネスモデルについては当たり前に把握しておいてください。

あとは大切なのは「今後どれくらい伸びる業界なのか」
伸びない業界における人の需要はどんどん減っていきます。つまり社会における人の手の必要性が減っていくということですね。

そのため、その業界で得た経験は、次の転職において武器になりにくく、かなり苦労します。
しっかりと業界の成長可能性については、ネット記事や書籍などを読んで研究しておきましょう。

あともう1点、「業界の生産性」についてもしっかりと研究頂けたらと思います。これで給与のポテンシャルが決まるといっても過言ではないです。
「業界の生産性」というのは、平たく言うと、どれくらいの利益率なのか、ということですね。

業界生産性については、「転職の思考法」という本に詳しく書いてあります。こちらの本は、かなりの良書なので、転職を考えているからは読むことをおすすめします!

調べるべきこと②〜企業分析〜

次に企業の研究。
理念やビジョン、事業内容などは新卒のとき同様、しっかりとインプットしてください。
その中でも特に、業界内での競争に勝ち、継続成長していける会社なのか、という観点で研究を進めてもらえるといいかと思います。

その他、文化や待遇など、自己分析でわかった「自分が大切にしている軸」について、評価していくことも忘れないようにしましょう。

調べるべきこと③〜職種分析〜

そして最後がポジションや職種の研究についてです。
職種、例えば「企画職」ってどういう仕事なのか、どういったことが身についてどういった喜びがあるのか等、しっかりと調べたり人に聞いたりしておきましょう。
特に未経験で転職を検討される場合はなおさらですね。
イメージと実態は往々にして異なるものですから、自分のイメージが正しいのかどうかを、現役の方に聞くことを忘れないようにしてください。

極めて研究が難しいのは、具体的なポジションについてですね。
同じポジション名でもA社とB社で内容が違うことはよくあることです。

ここは求人票、ジョブディスクリプションにしっかり目を通して、イメージをしていく他ないかと思います。
大切なのは、この想像を持って、仮説を立てること
そしてその仮説を実際の選考にて、選考官に確認していくということが重要かと思います。

ここまででなんとなく気づいた方もいるかもしれないですが、自己分析や自己理解ができていないままに、社会研究に入ると、とんでもないことになります。

というのは、自分のことを理解し、判断軸がある程度定義できていないと
最低限の絞り込みができません。
世の中にある全ての業界、会社、ポジションを調査するのは不可能ですし、はっきり言って無駄です。
自分の判断軸に沿って、明らかに当てはまらない業界や企業、ポジションについては切り捨て、可能性があるところに絞って調査することが大変重要です。

調べるべきこと④〜転職市場〜

残念ながらこれだけでは終わりません。
もうひとつ、転職市場って今どうなってるのかについても知る必要があると考えています。

なぜなら、転職とはある意味、特定のポジションをかけた戦いであり、競争であるからです。
当然ですが、あなたが希望するポジションを目指しているのは、あなただけではないわけです。

今、どれくらいが転職活動をしているのか、そのポジションはどれくらい人気か。ライバルたちと比較して自分はどれくらい優勢か、そういったことをしっかりと頭に入れて戦うべきだと思います。

以上、本日は「社会を知る」についてお話してまいりました。
いずれにしてもまずは、深い自己理解がスタートだよ、ということもご理解いただけたかなと思います。

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