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【面接対策】美しい自己紹介の3つのポイント

転職やキャリアの相談、選考対策を受ける中で、自己紹介についてお困りの方がよくいらっしゃいます。
「どれくらいのボリュームを話せばいいかわからない」などのお悩みが最も多いでしょうか。

確かに自分が人事として面接官をしていた際も、詰め込みすぎたり、具体的に話し過ぎたり、バランスの悪い自己紹介はよく目にしました。

そこで本日は、就職や転職面接にて必ず聞かれる「自己紹介」についてまとめていきます。

<動画でご覧になりたい方はこちら>

そもそも自己紹介と自己PRは別物だ!

かなりそもそもの話にはなりますが、自己紹介と自己PRは全然違います。
自己PRはその文字通り自分のことを相手にアピールするものですので、短い時間で自分はどんな人間なのか、いかに相手の企業にとって有用な人間であるのかをアピールする必要があります。
※自己PRについては次回、別記事で説明します

一方、自己紹介はアピールではなく、自身のことについて簡潔に話す「挨拶」に近いイメージですね。
所属や氏名、専門分野、趣味、特技、自己PRとなる活動概要などについてさらっと述べることが多いです。

よく自己紹介にて、自分のアピールとなる活動や経歴などをがっつり話してしまう方がいらっしゃいますが、あくまで「概要」にとどめておくのがポイントです!
 
面接官も「ざっくりと相手のことを知ること」「話の取っ掛かりを探すこと」などを目的にしていることが多いため、いきなりがっつりアピールに入られると戸惑ってしまう方も多いのが事実です。

良い自己紹介の条件

ではどういった自己紹介が良いのか。
条件は3つあると考えています。

一つは簡潔であること。
ここは先程話したことの繰り返しになりますが、まずは「挨拶」として「ざっくりと相手のことを知りたい」という目的意識で聞かれることが多いため、長々話すのは避けましょう。

どれだけ長くても1分まで!
できれば30秒程度が望ましいかと思います。
簡潔にするためには引き算が非常に重要です。
この後の面接で聞かれたいこと以外は特に話さなくて構いません。

2つ目はメインで聞かれたいことの興味付けができていること。
面接は1つの経験やエピソードを深掘りして展開していくケースが多いです。

求職者としても、自信のあるエピソード、そうでないエピソード等があるかと思います。
確実に、自信があるものを拾ってもらえるよう、メインで聞かれたいものについて、相手が気になるポイントを自己紹介に散りばめておきましょう。

簡単な事例ですが、例えば、「Aという会社でBという商材を売る営業担当をしておりました。配属当初、絶望的だった売上から、上司や同僚を巻き込んだアプローチを行い、過去最高の売上を出すに至りました

これを聞くと面接官は、「え、何したの??」と気になります。
そういった面接官の興味を惹く内容を必ず1つ入れるようにましょう。

そして最後、3つ目は、その他で聞かれたいキーワードが散りばめられていることです。
時間次第では、メインのエピソード以外も質問されたり、深掘りされることがあります。
そこについても聞かれるエピソードをコントロールするため、キーワードだけ自己紹介に散りばめてておきます。

例えば、自己紹介の最後に、
「その他、新人育成のメンターや働き方改革のプロジェクトなどにも参画しておりました」

これを入れるだけで、面接官は、これらを話のとっかかりとして認識しやすく、メインの深掘りが終わった後、別の切り口からの質問の際に、利用されるケースが多いです。

以上の美しい自己紹介をする上で大切な3つのポイントについてまとめてまいりました。
自己紹介はほぼすべての面接で求められるかと思いますので、しっかりと準備をしてみてください。

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