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自由連想法による文章練習【31】

 僕は何度も何度も書いて捨てた どんなに毎日書いてもまったく一歩も進まなかった それはだいたい十二年くらい続いた 僕は闇だったずっとすんとも完全じゃなく東青梅でようやく完全になった頂点の楽園 児童公園時代の仲間たちもみんなそれぞれの道へむかったゴリや横山君やアキヨシや大水とオサムと中田もいた 出会い笑い別れやがて悟りに至る悟りとはいわゆる完璧な人間になることではなく完璧な人間にはぜったいなれないことを知って尚且つ完璧を目指すことに微塵の疑問ももたない状態に達すること どうしても許せない人に対してその人にも家族や大切な人がいるとか一期一会みたいな美辞麗句で許そうとしても所詮仮の器 許せないなら許せないまま 許すことが正しい神の道にはまだほど遠い自己への失望としっかり向き合うほうが心はより隅々まで健全化される 少額でも皆川さん的輩と金のやり取りは危険プラス自己破産に仕向く手続きは全面的に協力するが現金は百円も与えない そう ボランティアをするなら生活困窮者たちは基本的にみんな自分に甘い やむを得ない事情なんてまず聞かない僕は毎日まあまあな数の女に惚れられるがまったく見向きもしない もう一段突き抜けるには感謝の心を高めるために僕はたぶん西田さんに冷静に引導を渡せる自信がでて 稲田さんの保護者もやらなきゃいかん妻は妻でなかなか一生懸命花活けを格闘していた ベタりんは尿管結石になりすんの料理をみんなでくら寿司代として一万円を雨のなかにやった女が僕のとなりでまた石鹼ないい匂いがした働く理由は人格を育て養うため そもそも上の上のそのまた上が最も下に憧れ嫉妬することが起こるこの世に天才なんていない もしくは天才しかない僕はもう死んでもいい本当の僕が産まれるちょうど百年前に造道小学校が開校した マンションを買ってしまったほうがもし死んだらマンションと一千万と両方すんにはいるエコ検定は山々の煙に花を買い忘れ わさび屋のむかいの要はあのマンションも衛生管理士も来年夏の三年目にベタりんもちょうど限界を迎えるかもしれない正義の悟りは繰り返す 大盛りのゴミ山はすんるーの繋がれた手が頂きを宇宙に刻み もうこれ以上すんに少しでも贅沢をさせたい所詮の埋め合わせはまずとにかく神の文字をTシャツにプリントするなら断然白黒 皿なら色付けは青が主体のすんるーもついでに喜ぶ目眩は眠気と湿気によるもの 歯医者の予約をしてエコ問題も二十問ほどトレーニングしてバタフライテーブルとなんとベッドまで買った横にコンポがあって中一だった僕は灰色のモルタルだった出っ張りの上 何にしても暴発しまいとよぎったヤマタノオロチは実際にうんこまみれの便器をキレる日がくるかもしれないその台詞も準備OK 一生懸命情熱と誠実をもって仕事をしないやる気のない連中を煽りたくないネットではそのくせいつも一人相撲的に煽りまくって直接とは温度差がちがう人間関係=がけっきょく経済であるフォロワーがまた一人減った つまり僕の心はまだまだ荒んでいて坂口恭平を読んだら少しは気が晴れる具合を願いながらまさかしまるこが洪水で流されてしまっているはずもない僕の心には悪や未熟がまだたくさん巣くっている県病前の遊歩道で四葉のクローバーをみつけたすんとそれを一緒に喜ぶるー 僕はやっぱりすんるーの童話をかいて上るホームの三鷹方はとくに見なかった迫る萩との対決にむけてまたぞろ暴言の暗唱をぼくはザブングルのプラモデルを作ってもらうかわりに寝るからと重三郎にいった 部屋は三つあって全員集合祭りはメタルダーを鍵のついた引き出しに隠し 緑の部分を踏まない緑ゴッコはバナナの箱を主とするそれはたしか船だった 八重田の海には白鳥がいた ちょうど雄平がホタテの貝殻で手を大怪我した位置 まだ西日なんかに興味がなかった頃にみたとてつもなく美しかった西日 靄のかかったおぼろ月 靄に覆われた青梅の街 ひっぱりだこ飯壺にいれたアイビーの造花と無印の色鉛筆とすんるーおめでとーさんしまるこ 対決の結果は予想以上だった足下の挿し絵は肉肌の柔らかが日は昇り 僕はやっぱりすんるーを描くために産まれて存在した事実が光や希望の誠実たる秩序のもとには何ものもひれ伏す十全 上野発の深夜バスのなかでパワーズだったそれは中野だった腹が膨らんで何度も臭い屁がでた僕は阿佐ヶ谷の北原荘にいた 六畳一間の砂壁を這うゴキブリが僕にむかって飛んできた僕はナイナイの岡村が突然風呂から出てきたドッキリに悲鳴した旦那を彷彿 トイレは和式 風呂はバランス釜 茹でたレタスをおかずにご飯を食べまくったらややデブになった人類の問題は結局解決されない一方 すべては確信に至るようにつくられている 好きなことをやり続ければそのうち当たるだろうくらいの計画性で十分なのは結局どれだけ人格者になれるかがすべての無意識レベルの共感は精神がいれたネギの真ん中の穴からみた東京リベンジャーズのモデルはやっぱり連合関東だった 東京をはなれる直前に北原荘がなくなった僕は北原荘の僕がいた位置をそこで拝む幸せの国 人類100人計画 武者小路実篤 金や土地の準備よりもっと人格を磨く必要性のるーは「お母さん!お母さん!」と泣きじゃくったすんと毎日一日中一緒にいたい依存側 文章や作品をいくら残したところで真理を体得しない限り無意味が続く習いは所詮どの職業も商品やサービスも人を堕落させ自然の摂理から外れる上の手のうちで踊っている自覚をしながら踊る術 一方でどの道も必ず神につながっている悪いか最悪で挑む千日回峰行のただ中にプーチンに拉致された僕はタクシーで逃げながらプーチンから盗んだという小銭入れに古びた女の写真がトルストイ風だった千円札は三枚とも日本の夏目漱石だった タクシーで逃げながら死を覚悟したそれはでも夢だったすんがいる世界にもどった僕はもうただすんを喜ばすために生きていればそれで十分の真理を繰り返しながら 小説とか芸術とか働かない村もべつにもう芸術家はやめた愛妻家 愛妻王 奥さんのために生きている 奥さんが死んだら山にこもって餓死を目指す どんな芸術より一匹の猫のほうがずっと見ていられるなどからまた自由連想の初期にもどろうと思ったからまたいつもの自由連想にもどった 坂口恭平の奥さんはお金よりぜんぜん大人らしいがすんはぜんぜんお金がないと悲しくて泣きたくなるから頑張るーは しまるこの保証人になることもどうってことない場地圭介が目指した命をはれる同志を無理に買わなくてもどのみちすんの人生は大変になる でもるーはすんより先に絶対死なない タバコをやめられたんだから何だってできる叶う二人はハイタッチをして宇宙に光り輝くことの決定を曼荼羅チャイルドそこそこワールドグーニーズ るーがしたいことは愛を広げること 自営も雇われも成功の鉄則は同じ 成功は人それぞれじゃなく人類一律共通のもの 成功とは「今」に満足すること 自己満足を突き抜けて他己満足のステージにあがること 自分が満ちれば周りも満ちる どこに誰といようと同じ その気づきと確信 べつに全員と上手くやれなくてもいい 怒りたきゃ怒ればいい 憎しみを慎めば何だって許されるぼくはつまりやりたいことをもうやれている そしてそれは実はむかしからやっていることだった 仕事ってマジメにやらないと修行な人たちがうごめきはしゃぐ会議を部長の前でやるためのトヨタ式ペライチは 東京靴流通センターそれぞれの許容範囲と種類における地獄池水田だった豊の川 視界には赤川の向こうに陸奥湾や白子やひやおろしと言っても変らないじゃなくてまず聞いてもらえるシチュエーションをつくる そのために普段から人の倍仕事をして信頼を得ておく作戦は冷静にいわく美輪明宏の安否確認スクイジー 発端はまたガスの元栓だったすんはやっぱり死にたい気持ちが強いひれ酒を幸せの国に焼きあごだしながら会議の模擬中継を繰り返した 


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種々雑多 な過去記事です。毒々しいテキストも多いため、良い子が気軽に購入できない金額(50,000円)に設定しています。一部もしくはタイミ…

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