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「ただいる主人公」2019年7月12日の日記

・仲良くなりたい犬がいる。会社の近くの花屋が飼ってるゴールデンレトリバーだ。大型犬と遊びたいという思いがある。コンビニ帰りに通りかかると、いつも軒先で伏せて道路を眺めている。かわいい。なでたい。しかし、その横で飼い主(たぶん花屋の主人でもある)のおじさんがピッタリ付き添っている。ヒトの犬を勝手にさわるのはよくないだろう。ということで許可をとってゴルリバーを触りたいんだけど、なんて話しかけていいのかわからない。ひとんちの犬をさわるためには、まず飼い主を攻略しなければならない。

・やっぱり「かわいいですねえ」が無難だろうか。「何歳ですか?」「男の子ですか? 女の子?」とか。そういうことを言って「触ってもいいですか?」と尋ねる。それが常道だろう。犬をさわっている間はどうすればいいんだろうか。う~んだめだ。もうちょっと想像しただけで無理。犬さわりたい欲がむき出しな感じが無理だ。

・話はそれるけどコンビニレジ前のお菓子みたいなのも買えない。あれって「ふと」買うもので、その「ふと」の心の動きを店員に察知されるのが嫌だ。

・もっと自然な状況で不可避に犬を触りたい。「あ~~、もう犬を触るしかない。仕方ないがゴールデンレトリバーを触るしかない」という状況を作り出したい。

・自分も犬を飼うか……? でも自分が犬を飼ってしまったらそこで満足しちゃう気もしている。

・犬飼い同士のコミュニケーションあるけど、片方が犬じゃなくてもよかったりしないかな。自分はもう別種の生物にヒモを付けて散歩して「おや、ゴールデンレトリバーですか?」「ええ。そちらはイソギンチャクですね」「はい」みたいな。

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