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”容易な”ありがとうを諦める

みなさん、こんにちは。金なし男(金なしお)です。最近は業務に追われ、自身のCPU(処理能力)が低下し、さらに業務に追われるという悪循環から脱出できるようもがき中です。

そんな自分ですが、今日は”ありがとうトラップ”に関して話したいと思います。

みなさんは「ありがとう」と言われるとどのような気持ちになりますか?当然いい気持ちになりますよね。大切にしている人から言われたら、気持ちは天に昇るくらい晴れやかになりますし、例え知らない人でも「人の役に立った」と思って気分は満たされる方向になりますよね。

ただ、その「満足」には負の面もある、と先日ふと思うことがありました。

海外のMBA合格後、知らない人からも問い合わせ・相談を受けるようになり、自身も受験時は多くの方にお世話になったので積極的に対応するようにしてました。自身の体験を共有できるのは嬉しいですし、その上で感謝の言葉を述べられたら「自身の経験が役に立った」と気分的にも気持ちがいいので。

ただ、その姿をみて先日パートナーから「簡単な”ありがとう”を多く取りに行って、あなたの人生の目標達成につながっているの?」と。

いやー、真芯をつくコメントでしたね。言われた瞬間、「ごもっともです」と思いました。

正直、このような相談って単発的に自己満足を得られますが、自分の最終ゴール達成に向けて積み重なる活動でもなく、むしろ時間を取られるのでゴール達成とは真逆の方向に。もっと言うと一時的な自己満足にも浸るのでゴール達成のハングリー精神も失われる。

更に自分自身に目を向けると、簡単な”ありがとう”に時間を充てていることが「難しい問題」から逃げている状態。難しい課題・問題ほどすぐには結果が出ないので、少しでも自分の「承認欲求」を満たし、精神的に苦しい状態から逃げている。

そんなメンタルの弱い自分がいると気付かされました。常日頃からパートナーから言われるメンタルの弱さが如実に現れる基礎行動でしたね。

これからは敢えて安直な満足感を捨て、True North(真に重要な目標)を見つめて、自分だけが成せる“ありがとう”を目指して。

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