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裏打ちのおススメ

簡潔にまずはタイトルの「裏打ち」の説明をいたしますね。

【裏打ち】
紙や布などの裏側に紙を張り水分や乾燥などによる起伏をなくす表装の技術。見た目を美しくしながら補強することです。伝統的な手法では水とフ糊などを用いて裏打ちします。
さらに砕いた説明にしますと
「ウネウネがピーン」とするってことです。
裏打ちは画材やさんや表具屋さんでお願いすることができます。
画材屋さんだと額を選びながらできますし、表具屋さんでも額の取り扱いはあります。額をお持ちであれば画材屋さんも表具屋さんでも相談でできると思います。

以上、
裏打ちを簡単に説明させていただきました。私は絵の勉強をしたことがないので都度調べたり職人さんに相談してレベルアップしてきています。裏打ちを知ってから絵が楽しくなりました。
和紙に描いた絵や文字を額装や掛け軸にしたりしています。
裏打ちするとカットするときによれたりしないのも便利。お気に入りの額のサイズに合わせてカットできますしね。掛け軸を作ってる時に気づいたのが裏打ちすると布に描いた絵もカットしてもほつれないことに・・。「ほつれない」が私の作品では重要だったのでこの気づきは嬉しかった~。
現在お気に入りで楽しく描いてる作品がありまして絵を真っ白なハンカチに描いています。

布用の染料メーカーさんの画材で描いてます。

45㎝くらいのハンカチにワンポイントイラストを描いてます。ハンカチってぺらぺらしているのでそのまま画鋲で壁に飾る方はハンカチペラペラが良いのですが額に入れたいと時にうねりがでたりします。私はうねりがめちゃくちゃのくちゃくちゃに気になるので裏打ちしないと夜も眠れないです(嘘寝てる)
そして額の大きさを45㎝を探すのは個人の方だと一苦労~好きな額にいれて飾る為に表装が必要と考えると良いかなと思います◎
カットできると下の画像のような使い方もできます。

カレンダーです。布ってカワイイ絵が描きやすいけどカレンダーにしてしまうとその年が過ぎたらどうする問題が発生します。
もちろんカットして縫うことができたらベストですが縫うのは面倒だし同じ糸も探したくない・・
裏打ちしてるとカレンダーのところのカットが簡単できて額装にしたり新しく自分でカレンダーを描いたりできます◎

作業場にある額をあててみました。下にうっすら見えるマットをいれてもかわいいです。マットいれるなら額はもう少し大きめが好みかな~なんて。
フフ・・楽しいですね~。
私が使用してる染料はSEIWA(セイワ) FABRIER ファブリエさんです。
ファブリエは全商品廃盤になり私もいまある在庫のみで制作することになります。染料にはもちろん寿命があるので来年までもったら良いなと思います。できればたくさんの方に楽しくお絵描きしていただく機会も設けたいので今年はハンカチ絵のワークショップもしていきますね。皆さん裏打ちしたくなる作品ができたら良いな~♡

裏打ちは画材屋さんや表具屋さんで価格が異なります。大きさだったり裏打ちの紙の枚数や質によって変わります。
私は山形市内の表具処の秋葉春光堂さんにいつもお世話になってます。

手の作業と機械の作業があり、私は機械でお願いしています。
裏打ちの価格は2000円~枚数や大きさ厚みで価格が上がり変わってきますので気になる方は問い合わせしてみてください◎
秋葉さんはとっても丁寧にご案内してくださいますよ。
私は遊びにいって雑談して帰ることも。面白い方なのですが本当に仕事が丁寧だし私の不思議な絵も楽しく受け入れてくれてありがたいです。

裏打ちで是非楽しくおうちをアートな空間にしてみてくださませね。

今回のイリアスさんの販売のハンカチイラストについてはArtDaifukuのWebのinformationに詳細をアップしています。
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よろしくお願いいたします◎