人の話を聞く態度

どうも梅雨は苦手だ。とても疲れが溜まりやすく、何をするのも億劫になってしまう。平年の梅雨明けは7月21日らしいから、後2週間位の辛抱だ。。

様々なコミュニケーション手段

今日は人と人とのコミュニケーションについて、書いてみようと思う。
仕事でもプライベートでも、コミュニケーションには様々な手段がある。直接会って話し合うこともあれば、電話やメール、SkypeやZoomなどのビデオ通話、LineやSlack等のチャットetc...。

巷には様々なコミュニケーション手段が溢れている。だからこそ、目的に応じてそれらを取捨選択しなければいけない。

(普段仕事をしていると、それらを意識しない人の多さに疲れてしまうことがある。特に「とりあえず電話」タイプの人は苦手だ。といっても、彼らは往々にして文章力がない、というか自分の頭が整理できていないことが多いので、結局直接話を聞いた方が良いことになるのだけど。でも、電話という横やりタスクへの憤りは書くと長くなるので、また別の機会に書こうと思う。。)

人の話を聞く態度

そんな多様なコミュニケーション手段のうち、今日は対面のコミュニケーションについて書いてみようと思う。

これは特に仕事で感じることなのだけど、会議等に出ていると「話を聞く側のリアクションの無さ」にいつも違和感を感じてしまう。なんというかロボットの前で話をしているような感覚になるのだ。わかっているのか、わかっていないのか、感情を探ろうにも探れない。

で、何でこうなるのか考えたのだけど、その根底には「指示待ちのマインド」があるように思う。つまり、どこか他人事として仕事に参加している。
(会議のファシリテーターのレベルが低く、参加しなくていい人が参加しているパターンもあるかもしれないけれど、それはまた別の問題だ)

そうではなくて、自分事として目線を上げ、その課題を主体的に解決しようという想いがあれば、前のめりの議論が起こるし、おのずと活発な議論にもつながる。別に必ずしも発言しろ、という訳ではないけれど、せめて頷いたり、何かしらのリアクションはしてもいいのではないだろうか。

それは言い換えるなら、話し手への思いやりがないということだと思う。もちろん、大切なのはその「話す中身」だ。でも話し手がしっかりとメッセージを伝えきれるように聞き手が話しやすい空気をつくることも、課題解決をスムーズに進めるための大切な要素ではないだろうか。

ロボットのように指示待ちでいる限り、こういった積極的な傾聴力が身に着くことはないと思う。「言われたことだけやっていればよい時代」はもう終わったのだから、そろそろ人間味を取り戻さないといけない時期が来たのではないだろうか。

傾聴力のロールモデル

傾聴力について考えていたら「お笑い芸人の方の傾聴力」のすごさに気づいた。特に対面コミュニケーションの究極ともいえるフジテレビのTV番組「すべらない話」なんかを見ていると、その話し手のトーク力はもちろんのこと、「聞き手としての傾聴力の高さ」にも驚かされる。

聞き手は、話し手が話しやすくなるように、誰もが積極的に傾聴する。話し手を邪魔しないように合いの手を入れたり、頷いたり。でも変に過保護になることもなく、そのバランスが絶妙だったりする。これは見ていて本当に感動する。(しゃべりのプロから学ぶことは本当に多い。この傾聴力は仕事にも活かせるのではないだろうか。)

きっと彼らは「すべらない話」という番組を一人ではなく、そこに出演するメンバー全員で作り上げようとしているのだと思う。みんなが同じ目線で行う仕事は、第三者が見ていても気持ちがいいものだし、何より仕事をしている彼ら自身が楽しいのだろうと、どこか羨ましくもある。

目線を上げること、チーム一人ひとりが主体的に「コトにあたること」で自然と傾聴力も高まるのではないか、と考えた。

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