原体験コンプレックスの時代が来る

世間はテレワークデイズ。こういった取り組みを通じ、半ば強制的にでも出社せずにリモートで仕事をする経験を皆ができることはいいことだと思う。仕事には無駄が本当に多いけれど、リモートによる作業を通じて「その無駄が何なのか」が浮き彫りになるような気がしている。(リモート作業により)生産性の低い対面による会議や、ちょっとした無駄なコミュニケーションが遮断されるのは、仕事の生産性を大きく引き上げるのではないだろうか。

まあ、テレワークデイズが終わったら、またすぐに非生産的な仕事を行うようになる気もするけれど。。

原体験の有無が強いメンタルを下支えする

NewsPicksに「起業家のメンタルに関するテーマ」で、CAMPFIREの家入氏に対するインタビュー記事が載っていた。

最後に成功できた起業家を見ていると、何度も打席に立ち続けた人ばかりなんですよね。多くの人が1打席目からホームランを打とうとして、三振して諦めてしまうなか、諦めなかった起業家が結果を出せる。もちろん、生きている間にヒットもホームランも打てない人生もありうるんですけど、それでも打席に立ち続けたということだけが真実であって。
投資家としての僕は、「なぜあなたがやるのか」「なぜあなたでなくてはならないのか」といったことを質問するんですが、この質問で見極めようとしているのは、打席に立ち続けられるのか、ということなんです。
投資家によって考え方はそれぞれですが、僕の場合、原体験の重みや強さをもつ起業家が好きですし、応援したいと思っています。

起業を通じ、新しい仕組みを創り出す上で、重要な資質は「やり抜く力」で間違いないと思う。そしてその力を根底で支えるのは、家入氏の言うように「原体験の重みや強さ」が関係しているという点にも強く共感した。(そして「なんで自分が」と思ってしまうような、一見ネガティブな原体験ほど、強い力を発揮するのだとも思う)。

「原体験の有無」が強いメンタルを下支えする。

「なぜ」が大切

サイモンシネックによるTEDのプレゼンが広まってから、「なぜ」の大切さが広まったように思う。その「なぜ」を伝える手段として適しているのが「物語」だ。では、物語を伝えるために重要なことは何か。

僕は「どの口が何をいうか」を意識することだと思う。そして「自分にしか言えないことを言う」ことが大切。

仮にある人の物語を、他者が一字一句間違えずに話したところで、聞き手の納得感は得ずらいように思う(理解はできたとしても)。「その物語の主人公が自らの口で語ること」は、言葉に力がこもり、聞き手に納得感をもたらす。

納得感の正体

さらに納得感について考えてみる。結論から言うと、僕は納得感の正体はその人の「原体験と感性」だと思う。

「原体験の独自性」と「感性の独自性」が組み合わさった時、誰も思いつかないような発想が生まれる。

これまでの「ないものがあった時代(正解のあった時代)」にそれらは必要なかった。むしろ足かせにしかならなかったと思うけれど、これからの「ないものがない時代(正解のない時代)」には、それらは武器になるのではないか。

原体験コンプレックスの時代が来る

そう考えると、これからは「原体験を持つ人が優位となる時代」になってくるように思う。逆に原体験のない人はどこかコンプレックスを抱くような時代になるのではないだろうか。

原体験は時代によって、その役割を変えられてきた。これからの時代は「原体験は武器になる時代」だと考えて間違いないと思う。

これまでの時代、つまり原体験が足かせになるような時代に「何で自分が」というような原体験を抱えながらも頑張ってきた人にとって、これからはチャンスが多くなるのかもしれない。

だからこそ、これからは「原体験のない人を思いやる気持ち」を持たないといけない時代になったようにも思う。

ただ僕は、原体験が最大の武器になりうるこの時代に、それらを使わない事ほど、勿体ないことはないとも考えている。



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ダッチ

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