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「だから言ったのに。」は言い訳だ

今日は自戒を込めてnoteを書こうと思う。

たまに仕事で「だから言ったのに。」と相手に言ってしまうことがある。

この言葉は、前々からその課題に対処するようにアドバイスをしたにも関わらず、相手が何もしなかった結果、その問題が起きてしまったときに言うものだ。

でもよくよく考えてみたら、それって「言い訳でしかないなー」と。

先んじて課題に気づき、(課題を)定義したにも関わらず、結局解決できなかったのは自分じゃないのか。

自分の作業責任じゃないからと言って「見て見ぬ振り」をした結果、問題が起こったともいえるのではないか。

それにも関わらず「だから言ったのに。」と言い放つのは、なんと無責任なのだろうか。相手にそのことを言ったところで、状況が改善するわけでもない。(それに自分の失態については、やらかした本人が一番わかっているはずだ。わざわざ傷口をえぐるような行為なのではないか。)

だから、口をはさむのであれば相手に対して「再発防止としてどういった点をなおせば良いか」を具体的に伝えるべきだと思う。次につながらない言葉なら、わざわざ口から発する必要はない。

「何で自分がこのような発言してしまうのか」を考えてみたのだけど、結局僕は「責任逃れ」をしようとしていたのだと思う。「自分がやるべきことはやった」、「自分は何も悪くない」と。

それに加え、前から課題に気づいていた自分をまるで「自分は有能だ」とでも言うべく、誇示したかった気持ちがどこかにあったようにも思う。

こう言葉に落としていくと、僕はなんて情けない男なのだろうか、と思う。

結局、小手先のパフォーマンスをしたところで、周りにはすぐにばれる。

「だから言ったのに。」ということは、言い換えるなら「自分は他責思考だ。」と周りに宣言しているのと同じではないだろうか。

また「自分は先に課題を知っておきながら、解決できなかった無能です。」とアピールしているのと何ら変わらないと思う。

本当にそのことに対する課題意識を持っていたなら、もっと他にいくらでもやりようがあったはずだ。課題意識がないなら、黙ってればいい。

結局、自分の作業範囲だけにしか責任を負わないような目線の低い仕事をしているから、そういった「無責任で意味のない言葉」を相手に投げかけてしまう。

そうではなくて、(そんな言葉をわざわざ相手に伝えている暇があるんだったら)「どうすれば再発防止できるか」、自分自身がどう振る舞えば「未然に問題を防げたのか」を考えるべきだと思った。

上辺だけの、見せかけの有能さなんて必要ない。

大切なのは「本当の意味での課題解決能力」だ。

「だから言ったのに」は言い訳でしかない。

エゴを排除して、課題解決に集中することが大切。

これは本当に自戒しないといけないと思った。

自分の無能さにぐったりしつつ。

気を切り替えて、今日も頑張ろうと思う。

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