スキルとは自分がコントロールできること

今日はプロジェクト管理について書いてみようと思う。

会社のプロジェクト管理が大変な理由

今週からあるプロジェクトを管理するように任された(引き継ぎ)。ステークホルダーが多く、メンバーによって仕事の進め方やアウトプットの品質が異なるので管理が少し煩雑。それに加え、メンバーには協調性のある人もいれば、ない人もいる。仕事でチーム管理が難しいとされる一番の原因はこの「人材の品質のバラツキ」が原因だと思う。

で、これがなんで発生するかというと「自分がメンバーを選べない」という点に尽きると思う。要するに会社に決められた仕事を決められたメンバーでこなさないといけないことが、プロジェクト管理を大変にしている。

チーム作りから始める

じゃあどうすればいいかというと、チーム作りの段階から仕事を任せることだと思う。(理想は「仕事内容の定義から権限を委譲すること」だけど、そこは段階的でいいと思う)

(僕が寄付サービスを作った時もそうだったけれど)メンバーが(自分よりも)優秀なメンバーばかりのチームを作ると、プロジェクト管理の難易度がガクッと下がる。というかプロジェクト管理という仕事自体が必要なくなるのではないか?というくらいに仕事の進みが早い。

世の中ではプロジェクト管理を重要なスキルのように持て囃すけれど、それ以上にチーム作りのスキルを磨いた方がレバレッジが効いて良いと思う。会社によって用意されたチーム・メンバーで、管理が大変なプロジェクトを前提に考えるのであればプロジェクト管理スキルも大切になるけれど、そもそもチーム作りの段階で優秀なメンバーを集めることができるのであれば、当該スキルの必要性はなくなる。

スキルとは自分がコントロールできること

会社に用意されたメンバーを前提にした「プロジェクトを管理するスキル」を身につけるべきかどうかは、所属する会社規模の問題なのかもしれないし、任される立場の問題なのかもしれない。だから何が正解かはないと思う。

ただ個人的に「スキル」というのは、環境に左右されない、独立したものだと考えているので、どうしてもコントロールできない要因(用意されたメンバーが優秀かどうかがわからない)を前提としたスキルを身に付けるために、モチベーションを上げることができない。(一方で優秀なメンバーを仲間にするためのスキルは、環境に左右されない自分がコントロールできるスキルだと思うので、モチベーションも上がる)

「なかなか難しいな」と思いつつ、どんな経験からも必ず学びはある(自分の態度次第)だとも思うので、頑張っていきたいと思う。

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