Daisuke.Yamaguchi

イグニス→BCG digital ventures →起業| 株式会社SENTOENデ…

Daisuke.Yamaguchi

イグニス→BCG digital ventures →起業| 株式会社SENTOENデリバリー特化のフードスタートアップ向けのキッチン版weworkなるものの実現に向けてサービス開発してます。#tokyo #startup #kitchen #wework #ubereats

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  • KitchenBASEが見ているもの

    • 1本
  • 事業が出来上がるまでの日記

最近の記事

チェーン店だらけの日本、自営店の逆襲

どうもシェア型クラウドキッチンKitchenBASEの山口です。 黒船ウーバーイーツの上陸、軽減税率の対象、いろいろと追い風になりつつあるデリバリー市場。全体外食市場が伸び悩む中、年次5パーセント前後の勢いで伸びつつあるデリバリー市場。 今までのハレの日のお食事という出前文化から、日常のケのものとして扱われ始めている。僕らの日常を変えつつあるデリバリーの台所を作って行くんだと思うと、いささかワクワクしてくる。 そして、これは今までの飲食店の構造を大きく変える可能性も秘め

    • 何かをはじめるということ。キッチン編

      シェア型クラウドキッチンと名乗って始めたKitchenBASE(キッチンベース)が、ようやく50日ほどが経つ。 数千万をかけてレストランを作らずとも、シェアキッチンでリスクなくデリバリーから飲食を始められる。そんな場所を提供するサービスである。 KitchenBASE (キッチンベース) 見事なまでに一瞬で過ぎ去った月日だった。01運動が好きで、それが体験できる会社にいたこともあり、サービスが世のお披露目に立ち会うことは何回かあったけれども、今回ほど心の中でワクワクと不

      • 飲食店におけるデリバリーのほんとのイノベーション

        A*「うーん。最近お客さんが減ったねー、なんでだろうなー」 B*「1週間で見れば誤差じゃない?」 40日後 | A*「やっぱりどんどん減ってる。まぁ季節のせいもあるのかな、来月には」 B*「そうね季節的なものかもね?」 100日後 | A*「どうしよう、3ヶ月までの約半分まで客数が落ち込んでる。何か対策打たなきゃ。でも何がいけないのだ?」 B*「なんでだろう、新規が減ってるのかな、リピーターが減っているのかな」 200日後 | A*「内装変えてみたけど、全く効果な

        • 自己表現に頑張っている痛い奴なんかになりたくない。

          と思っていた。ちょっと前までの話である。 タイトルに書いてあることは、ずっと自分が思っていたことだ。今思い返せば、継続的に発信できていないことで、彼らに対するやっかみだっただけかもしれないけど。 しれっと事業を当てて、成功してかっこ良い大人になる これが一番甘ったるく世の中を見ていた自分の目指すべきゴールだった。 人によっては、発信とかしないで周りが勝手に騒ぎ出して自分のブランド価値をスマートに上げたいって人だっているだろう。 うーん。しっくりこないは、俺には そん

        チェーン店だらけの日本、自営店の逆襲

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        • KitchenBASEが見ているもの
          1本
        • 事業が出来上がるまでの日記
          14本

        記事

          ライクワークとライスワークの葛藤の中で僕たちはどうやって働くべきか?

          ライスワークという言葉を最近知って、最近自分が葛藤していることが言語化できそうなので、noteに書いてみることにした。 ライクワーク(LIKEWORK)|自分の好きなことを仕事にして働くこと。 ライスワーク(RICEWORK)|ご飯を食べるため、生活するために働くこと。 起業をしてから、当たり前だが稼ぐことを始める。でも同時に自分が持っているビジョンだったり、ミッションだったりテーマを持って始める。自分がこうしたい。こう実現したいと思うものに向かって、おおよそラ

          ライクワークとライスワークの葛藤の中で僕たちはどうやって働くべきか?

          デリバリーの未来について ②

          デリバリーの波は日本で果たしてくるのかという疑問に対して、ここ最近ずっと考えている。 海外で外食における平均デリバリー率は5パーセントに対して、日本は3.2パーセント。 この数値が今後も差が開いていくのか、それとも日本のデリバリー市場も上がっていくのか、多くの人が予測している未来のテーマに今後はなっていくだろう。 僕なりの答えは、昨日の記事同様、拡大していくと考えている。理由は高齢化社会と働き方の変化である。 前者は、誰もが間違えずに予測している日本の未来像。高齢者に

          デリバリーの未来について ②

          デリバリーの未来について

          ウーバーイーツという黒船が上陸してから日本でも市場が徐々に拡大しつつあるデリバリー業態。 海外が凄い勢いで伸びてる=日本もきっとくる の方程式には僕自身はかなり懐疑的だ。 だって日本にはスナップチャットはこなかったし、e SPORTSだって海外に比べればそれほどである。 海外からのタイムマシーン経営のビジネスモデルというのはとても着眼点としては大事だと思う一方で、それに甘んじていると痛い目にあうような恐れすらある。 でも、デリバリー市場が伸びると予測して、デリバリー

          デリバリーの未来について

          はじまりはトラブルがつきもの

          ウーバーと出前館に続けて、自社サイトもオープンした。 num_pang_sandwich これがかなり皆んなにすげーとかなって、驚かれるが、もともとIT屋であったため、むしろこちらのほうが簡単で、仕込みとか店舗作業の方がはるかに個人的には大変だった。 狙いとしては、グーグルマップで検索してくれたお客さん、ないしはSNSで見てくれたお客さんの誘導先である。 webでのSEO(なるべくウェブ上でみんなに見てもらえるように検索の表示順位を上げる施策)をしようとも思ったが、ロ

          はじまりはトラブルがつきもの

          シェフにとってのデリバリーのメリット

          UberEats だけでは、苦戦を伴っていた日常に出前館という救世主があらわれたのは、ちょうど始めてから1ヶ月ほど経ってから。 最初は、どのくらい出るのか全くの未知数だった。自分でも使ったことのない出前館。操作方法にも戸惑ったが、始めてみると想定以上の注文数が出始める。 すごいぞ、出前館。さすが日本を代表するデリバリーとあって、多くのユーザーがいるのだろう。僕たちが掲げる目標売上の50パーセントまで一気に引き上げてくれた。 そして、出前館をやって気づいたことがあった。出

          シェフにとってのデリバリーのメリット

          デリバリーだけで本当にやっていけるのだろうか?

          ウーバーイーツを始めて、1週間経って、チームの苛立ちを感じ始める。そう、丸一日待っても注文が1.2件しか来なかったのだ。次第に募る不安。もっともである。 デリバリーに特化したキッチンを作ったところで、注文が入らないのであれば誰も入るはずがない。 出前プラットフォームは他にもあった。でも、なぜかウーバーイーツだけでやるという選択肢しか自分の中にはなかった。 しびれを切らしたメンバーから他のプラットフォームもやってもいいんじゃないの?との提案 最初は極度の拒否反応を起こし

          デリバリーだけで本当にやっていけるのだろうか?

          サンドイッチ屋オープンまでにやったこと。

          前回の投稿からかなり時間が経ってしまったが、懐かしくなりながら過去を振り返ろうと思う。 今時点ではすでにテストを終えて、店を閉めているのだが、この3ヶ月なかなかにハードであった。しかし同時にかなり実りあるテストをすることもできた。 まず振り返るとわずか1ヶ月で急ピッチに進めた開店作業。開店といっても普通にお店を開けるわけではないので、他の対面販売の店と違ってやることが多いわけではないが、それでもはじめての飲食店で仲間でてんやわんやになって進めていった。 目標を9月1日定

          サンドイッチ屋オープンまでにやったこと。

          サンドイッチ屋を1ヶ月以内に始める。

          デリバリーに特化したシェアキッチンを作る。そのためには、シェフに入ってもらえるような箱を作らなければいけない。そして、デリバリーに特化しているが故の我々の課題は、売れることを見せることである。だから、自分たちでデリバリーだけでも売れることを実証できる実験台を探すことにした。 と言っても、お金もかけられないし、ちまちま計画していたら、オープンする前に資金ショートで潰れてしまう。スタートアップにはそういう悪魔が潜んでいる。だから、1ヶ月で始めよう。そうメンバーには話した。 普

          サンドイッチ屋を1ヶ月以内に始める。

          MVP検証を回してみる

          「こんな素晴らしいビジネス思いつきました」 「まだ誰もやっていないビジネス思いつきました」 そんなプレゼンをしても、この一言で蹴飛ばされて即終わる 「じゃあなんで、その素晴らしいアイデアは、誰も思いつかなくて、しかも誰もやっていないのかな?」 前職時代によく言われていたことは、同じアイデアを考えている人は世の中に1万にくらいいると言われ続け、アイデアではなく、それを作り上げることをひたすら諭された。 これ、結構悔しいんですよね〜 だって、そのアイデアひねり出すまで

          MVP検証を回してみる

          キッチンコワーキング事業に向けて(リサーチ編)

          前回の続きから。 ビジネスよりのコミュニティの方が、コミュニティの価値が最大化されるんじゃないかという仮説から、toCモデルからtoBモデルへと切り替えた。 切り替えてからは、前回同様インタビューとリサーチから始まる。 weworkなどのコワーキングと違って、キッチンを小分けにしているために、キッチン設備のコストがかなりかかってくる。 そもそも、フードスタートアップってそんなにいるのか? 使いたいユーザーっているのだろうか? いざ使ってもらったらどういう風に彼らは

          キッチンコワーキング事業に向けて(リサーチ編)

          ピボットからのピボット

          この一ヶ月あらゆる人にSocial Kitchenのサービスについて聞いて回っていた。世の中にないものであるが故に、イメージをしにくいが、意見の大半が消極的な意見であった。noteでもしっかりとしたサービスの概要を説明できていないが、簡略化した説明をすると、食材とキッチンが整えられた場所で、みんなで一緒に作って、食べられる共有空間サービスである。シェアハウスでシェアメンバーとご飯を一緒に食べた時の人と飯を食べる時の楽しさと人々が繋がっていくコミュニティ社会を実現したいと思って

          ピボットからのピボット

          歌って繋がる。

          ソーシャルBBQをやろう。そう言ってから、チラシを1000部作って、ランダムにポスト投函して行く。そして、道行く人々に声をかけ、居酒屋で店員を口説いて、チラシを置かせてもらう。ネットでも、戸塚でBBQという文句でイベントを立ち上げ、告知をし始めている。最初の1回目は14日。果たしてくるか。 その予行練習として、友達を招いて7日にプレBBQをしてみた。 最後まで残った7人の友達たち トータルで13人くらいで賑やかに楽しく終わったが、同時に課題もいっぱい出てきた。 -

          歌って繋がる。