二〇十八年三月二十三日(金)

 7時過ぎ起床。食パンをトーストにして半分はバター、半分はツルヤの黒ごまペーストとバターで食べる。朝寝をしている娘を膝に抱きながら英語の勉強。

 昼前に来客あり、応対に予想外に時間がかかってしまい、午後大急ぎで本日納期の仕事。夕方家族揃って耳鼻科へ。花粉症で一家全滅也。
 帰宅後、娘の握っていたマティスの金魚がプリントされたしおりを取り上げると号泣。それからずっとこちらの顔を見るたびに泣くようになってしまい落ち込む。近い将来「お父さん嫌い!」といかにも言われそうな言葉を言われたとき、失踪したくなるかもしれない。

 妻子が寝室へ入室後、先日買い求めた『熊谷守一 生きるよろこび』展の図録を読む。赤子を連れて初めての美術館だったのでゆっくりまわることができず、足早に観た作品を反芻。赤い輪郭線に単純化された図案、明るい色面は壁画のような原初的な味わいと高度な洗練さが同居してるような不思議な良さ。後期の動物、花、渓流や山の絵などどれも良いが、個人的に心惹かれたのは書と水墨画だ。最近の一番の関心事であるからなのだが、熊谷守一の不動明王は味わい深い。図録のブックデザインは菊地敦己さん。

 夜遅めの晩酌。妻手製の蓮のキンピラ、きのこの赤だし、地元の肉屋のささみフライ、コロッケ、焼き鳥とマカロニサラダ。缶ビールひと缶と麦焼酎の炭酸割り6杯程。沢木耕太郎『檀』を読み進める。

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だぶりゅー

逆光礼讃日記

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