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所有しているレンズの感想と作例(SONY Eマウント)

「レンズは沼だよ」

カメラをやっている友達は、口を揃えて言った。
カメラをやってなかった当時は、友達の言っていることがよくわからなかった。
そんな僕も3年前にSONYのα7Ⅲを買った。
気づいたらレンズを色々購入しているし、今や自分もその沼にしっかりとハマった。

ということで、これまで買ったレンズの感想や作例を紹介します。(前提として、SONYのEマウントのレンズの紹介になります)


所有レンズ

SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN

・利用頻度:★★★★★
・強み:色々な場面に対応できる万能レンズ
・弱み:悪くいうと器用貧乏。尖りがない
・コメント
広角で風景や集合写真を撮ることもできるし、ズームで寄りの撮影することもできる。幅広い撮影シーンに対応ができる、所有レンズの中で万能度が最も高いレンズだ。写りもきれい。
一方で万能度が高い分、尖った部分がなく面白みに若干欠ける時もある。
ただし、なんでもできるが故の贅沢な悩みであると言えよう。

会社のイベントやちょっとした業務で写真を撮ることがあり、いつもこのレンズをメインにしている。

色々書いたが、無くてはならないレンズだ。

背景はしっかりボケる


Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

・利用頻度:★★★★★
・強み:写りがキレイ、コンパクトで軽い
・弱み:距離が近い撮影が苦手
・コメント
 仕事での利用頻度は前述の「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN」が圧倒的に高い。でも、プライベートでふらっと写真を撮る時に持っていくのは、ほとんどがこのレンズだ。

単焦点レンズなので写真の写りや色がとてもきれい。
風景から人物まで何でも撮れる。
レンズのサイズが小さく、重量も軽いので持ち運びもしやすい。
強いて弱みを上げるとしたら、カフェなどで料理を撮る時など、距離が近いと写真が撮れないところだろうか。(最短撮影距離が長い)

とはいえ、軽くて使いやすいし、写りもきれいでめちゃくちゃ好きなレンズだ。


SIGMA 16-28mm F2.8 DG DN

・利用頻度:★★★
・強み:狭い場所や風景、集合写真など
・弱み:写真の外側が歪む、広角レンズならではのクセ
・コメント
 広角寄りの画角のレンズを持っておらず、会社でも部屋や設備撮影をすることがあったので購入したのがこのレンズ。
室内など比較的狭い場所での撮影に風景や巨大な建造物の撮影にオススメ。
レンズの外側が歪んだりしてクセのある独特な写りの写真が撮れる。
色々と工夫できる幅があり撮っていて面白いレンズだ。
このレンズでもっと色々撮ってみたい。


SIGMA 85mm F1.4 DGDN Art

・利用頻度:★★〜★★★
・強み:圧倒的な描写力
・弱み:重い、サイズが大きい
・コメント
 鮮明な写真を撮ることができるし、写りはこのレンズが一番キレイ。
とにかくきれいな写真を撮ることに特化している。F1.4なので暗所の撮影にも強いし、ボケもきれい。

友達のプロフィール写真などを撮る時に使っていたが、画角が望遠気味で使い方が難しく、それ以外の使い方がわからず持て余していた。

しかし、このレンズ1つ持ってストリートスナップを撮りに行った時に、気がついた。
「ちょっと遠目の人物にフォーカスしたスナップが撮りやすい」と。
このレンズの良さを引き出す使い方に気づくことができたので、これから活躍していってほしい。

圧倒的な描写力がある一方、レンズのサイズと重量は大きめなのは注意。
でも、写りは一番好き。


TAMRON 70-300mm F4.5-6.3

・利用頻度:★〜★★
・強み:望遠にしては重量が軽め、写りも悪くない
・弱み:ストラップから下げて動くとレンズが伸びてくる、もっと遠くも撮りたくなる
・コメント
 スポーツ観戦や動物の撮影をするために買ったのがこのレンズ。
 動物園の距離が離れている動物の姿だったり、試合中の選手の様子を寄りで撮影することができる。写りもけっこう良い。

望遠レンズでありながら比較的に重量が軽いし、価格も安いしコスパ良し。
ただし、レンズの固定ができないため、ストラップから下げて移動するとレンズがどんどん伸びてくるだけが残念な部分。

また、もう一歩寄りたい時に望遠が足りない時がありもどかしい時がある。
とはいえ、望遠レンズ入門には自信を持ってオススメできるレンズだ。
子供の運動会を撮影する親御さんとかは買ったら良いと思う。子供いないから知らんけど。


SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS

・利用頻度:★
・強み:600mmという圧倒的ズーム、高い手ぶれ防止などの多数の機能
・弱み:2kgという圧倒的重み、圧倒的サイズ
・コメント
 望遠に特化したズームレンズ。SIGMAのレンズの中でもSportsラインというだけあって、動きのある場面にも強いレンズだ。
レンズの固定機能やフォーカス時の手ぶれ防止機能など、様々な機能が盛り込まれている。
遠く離れていてもすぐ目の前にいると錯覚するほど被写体に寄ることができてめちゃくちゃ楽しいのがこのレンズ。

一方で、そのズーム力や多くの機能をレンズに盛り込んだが故に、非常に巨大で、めちゃくちゃ重い。
カメラを構える時も腕が震えるので長時間構えているのがしんどくなる。

レンズのサイズ感がわかるように、比較写真を撮ったので下記を見てほしい。
写真は上から、
・Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
・TAMRON 70-300mm F4.5-6.3
・SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS(このレンズ)

先に紹介したTAMRON 70-300mmの望遠レンズでさえ、半分以下のサイズに見える。とにかく、それだけこのレンズは大きいのだ。

悪い面を長々と書いてしまったが、このレンズには大変満足している。
「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためにはどれと同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だから。」
鋼の錬金術師の名台詞を彷彿とさせる尖ったレンズだ。
作例はこちら。

銀座東急プラザ(11階建)の屋上から撮影
オラウータン
カンガルー


FE 28mm F2

・利用頻度:★
・強み:比較的F値が高い
・弱み:スマホカメラと同じ画角なのでスマホとの差別化が難しい
・コメント
α7Ⅲをメルカリで買った時に一緒についてきたのがこのレンズだ。
当初は画角やレンズことなんかほとんどわからず、このレンズでとにかく撮った。
今はカメラや写真に関する知識がついてきて、レンズの種類も増えたので、このレンズはほとんど使っていない。

でも、よく分からないままキレイな写真が撮れることが嬉しくて、いろんな場所にカメラを持って行って写真を撮っていたこの頃が、一番ワクワクしていたかもしれない。


終わりに

自分の所有しているレンズや作例をまとめてみた。
今までの写真の良い振り返りになったし、写真を撮るモチベーションが高まった。
昔の自分と比べて今の方が写真の知識や技術は高くなったとは思うけど、始めた頃の写真も良いものがあるそういう部分も含めて、改めて写真を撮ることって楽しいなと思った。

この記事が誰かのレンズ選びの参考になったら嬉しい。

サポートいただけたら幸いです。