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人の嫌がる仕事

 私は人の嫌がる仕事は、基本的には機械化をするべきだと考えます。
 一方で、仕事の時間と量を減らし時間帯をずらすことで、年配者の適職となりうる場合があるので、機械化への移行期間には、年配者の協力を期待したいところなのです。
①介護、保育士、シッターや看護士
 物理的な作業とメンタル的な作業の役割分担を行い、入浴、排泄、飲食等のプライバシーを伴う個人的な作業については徹底的に機械化を推進すべきですし、もし着替え支援が難しいのであれば、裸もしくは軽装で過ごせる環境を準備することが必要だと考えます。
 一方でメンタルに関連する作業には、人間が徹底的に参加をして、貢献出来る仕組みを考えて行かなければなりません。
②引越し
 力自慢を要求される引越しですが、これも自動化することが可能だと考えます。小型のクレーン車やドローンの技術で荷物を自動で動かせるようになれば、人間の重労働を減らすことが可能になると考えます。荷物を入れる箱のサイズを統一することで、作業は更に効率化出来ると考えます。
③警備員
監視カメラやロボットに置き換えが可能です。
もしどうしても夜間や人間でなければならない時には、近所の年配者が短時間のサポートでシフトを組めば、解決出来るのです。
④ゴミ清掃員、配送運転手
これも完全に自動化して、指定のボックスから自動的にゴミを積み込んだり、処分する仕組みにすれば清掃員の作業は無くなると考えます。
また、リサイクル等の仕組みを徹底することで、
ゴミ自体を無くす仕組みに移行することも必要なのです。必要無くなった家具や家電製品は、引越し屋さんが運んでくれるようになるでしょう。
配送運転手も自動運転が当たり前になり、またドローンの活用によって長距離の運転手から順番に機械化が進むと考えられます。一方で宅配の運送業者は、単にモノを届ける仕事から、コンシェルジュの様に、顧客のあらゆる要望を受けてサービスする様になるので、無くなるどころか増えて行くものと予想されます。営業マンが配達までしてしまうと考えて頂くと、分かりやすいかもしれません。
⑤とび職
高所での危険な作業は、全てロボットに置き換わります。AIプログラムによって、人間よりも素早く正確に作業が制御されるようになり、人力よりも効率的に作業を進められるようになります。
⑥炊事、洗濯
炊事や洗濯も自動化が進んで行きます。
プログラムされた自動調理器、洗濯も全自動で
畳まなくても自然にシワが伸びる素材やフックに掛けたまま乾燥までしてくれる洗濯機が登場し、畳む作業も機械で自動に出来るようになるでしょう。外に干さなくても太陽光と同じ効果で、嫌な匂いもなくなるので、屋外干しの余計な作業が必要が無くなります。
⑦保険営業やコールセンター
保険の営業員も必要が無くなると考えます。
ネット上で全てが解決出来るようになるので、
足を運ぶ移動時間や接待する時間も必要が無くなり、またカード等に自動的に含まれるようになり、わざわざ加入する必要が無くなる傾向にあります。
 また、コールセンターと言う場所は無くなり、各オペレーターが自宅で顧客に対応する型になると考えられます。自宅の場所は世界中のどこでも良くなるので、24時間365日の対応が可能になります。
Uberのように、空いた時間だけ仕事をすることが可能になるので、子育てや介護をしながらでも、空いた時間で仕事が出来るようになるのです。
⑧葬儀屋
コロナ以降、家族葬もしくは密葬が主流となり、葬儀自体が無くなる傾向にあります。
先火葬を済ませてしまうので、お寺等で小規模で行うケースも増えると思います。葬儀が少なくなれば、葬儀屋さんも規模を縮小し、多目的なイベントのひとつとして扱うようになるので、専門の葬儀屋さんは無くなるかもしれません。
⑨救急医療
救急車による患者の搬送から、医療コンテナのドローン輸送によって患者を緊急搬送する仕組み、もしくはメドベッドを格納した救急車を自宅まで搬送し、自宅で医療処置を行う方法に進化すると考えられるのです。
⑩農業、漁業
自然と闘う農業や漁業から、工場化、養殖が進み、人手をあまり使わなくても大量生産が可能になりつつあります。
余ってしまった際にも、缶詰や加工食品にすることで、廃棄も減らし保存を可能にする傾向が進んで行くと、食糧自給率の向上にも繋がります。
農業や漁業人口は増えなくとも、農業や漁業の規模が大きく拡大することが、日本の理想的な未来となるのです。

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