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PEAの放出「ブルーオーシャン」

本日は、子育てを楽しむための「ブルーオーシャンについて、書いて行きたいと思います。

①ブルーオーシャン
 「未開拓市場を可視化できる」力があれば将来、新市場の開拓が出来る人になれます。
そして、様々なモノを形にできる能力を上手く使えれば、ブルーオーシャンを発見することも可能になるのです。
 今まで誰も気付かなかった市場に気付いて、その市場を開拓していくことは、これからの若者に大いに期待するべき能力だと考えます。
 私の息子の場合には、TVに代わりインターネットが主流に変わりつつある時代に、インターネットでの動画広告や動画配信に関わっていったので、市場としてはまさにブルーオーシャンの市場と言えるものでした。もちろん違う市場ですので、TVと全く同じようなCMを作っているようでは意味がないのです。インターネットではインターネットにあった形のCMが開発されて行くべきなのですから、今後どのような革新的なアイディアや仕組みを提案していくことができるのか、本当に楽しみです。
 そして、新しい市場で仕事をしていると、またさらなるブルーオーシャンが見えてくることもあるでしょう。それらの繰り返しは、本当にワクワクドキドキさせてくれるものだと期待しております。
 ところで、21世紀においても資本主義は、益々の発展のために拡大を続けていかなければ前進しない、自転車操業のような仕組みを持ち続けています。新たな市場を開拓し、需要を拡大させ続けなければならない宿命があるのです。
新たな需要を開拓するためには、新しい市場を開拓することが最も早道なのです。自分の子ども達にも是非、新しい市場を開拓できるような働きを期待したいのです。
そのためには、沢山の経験を通じて、見えないモノを見る力を活用し、新たな市場を発見して欲しいのです。
それは、あたかも航海時代にコロンブスやマゼランが、大航海を通じた大冒険で、北アメリカ、南アメリカを発見し、新しい市場を切り開いたのと同じく、大冒険となる試みなのです。
大冒険家として、大海原に出て行くと言うのならば、父親はぜひともその後押しをしてやりたいと思うでしょう。
 その為には、遭難、沈没、疫病などで死なないように、強くたくましく、叡智を備えた子どもに育てて準備をしなければならないのです。
ところで、ブルーオーシャンとはフランスの欧州経営大学院(INSEAD)教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュにより、2005年2月に発表された著書『ブルー・オーシャン戦略』により提唱された戦略のことで、競争相手のいない未開拓の市場を指す言葉なのです。
 今まで見過ごされてきた、未開拓の市場や需要を見つけて、新たなビジネスへとつなげていくためには、ブルーオーシャンを見つける眼が必要とされるのです。
 既成概念や常識にとらわれずに、物事を正面からだけでなく、上下左右、表裏、内外といった視点で見る習慣がとても大切になってくると考えますが、日本人のように、標準的かつ画一的な発想を持つ人財へと育てる教育システムの中からは、なかなかそのような人財が誕生することが難しいのです。   これが、現在の日本のジレンマとなっています。だからこそ、それらの問題を打開することが切に求められているのです。子ども達にそれらの視点を植え付けるためには、「夢マップ」や「ダ・ヴィンチマップ」の作成が効果的だと考えます。
ノートや紙に書くことで、初めて形になっていく未来があるのです。それらを実感するためにも、日頃から「夢マップ」や「ダ・ヴィンチマップ」作成の習慣を子ども達に体験させてあげることが、とてめ大切となるのです。

②展望台子ども達が「井の中の蛙」から脱却し、視野を広くするのには、展望台から見える広くて雄大な眺望をみせることが効果的なのです。
 東京都内であれば、新宿都庁の展望台をはじめ、文京シビックセンター、恵比寿ガーデンプレイス、新宿NSビル、カレッタ汐留、渋谷 ヒカリエ、北とぴあ ホクトピア、三軒茶屋キャロットタワーといった無料の展望台が各地にあるので、散歩がてら気軽に訪問してみてください。子ども達の新たな発見やモノの見方を変えるきっかけとなる筈だからです。
 また、東京スカイツリーの天望回廊や、あべのハルカス展望台、富士山頂からの絶景を、是非子ども達にみせてあげてください。自分の存在そのものが、とても小っぽけに感じ、自分が普段見ている風景も、世界のほんの狭い一角なのだと言うことが体全体で感じられるからなのです。そのような世界を正しく理解するには、もっと大きな視野に立ち、また様々な角度から見てみないと分からないことに気が付けば、大きな収穫になるのです。その様な経験が、自分子ども達の世界観を一気に広げてくれることを期待してみてください。
 子ども達には、お城や世界遺産や国宝、重要文化財のような名所もできるだけ多く見せてあげてください。徳川家康、豊臣秀吉、織田信長といった戦国時代の将軍が見たであろう同じ景色を見て、世の中を見つめ直す良いきっかけとなるかもしれません。 もし戦国時代に生まれていたならば、余程の出世をしない限りは、絶対に見ることが出来なかった風景だからなのです。一瞬でも良いので、天下人の気持ちを疑似体験することが出来るのです。そして、それらの素晴らしい建築や芸術を通して、全く新しいインスピレーションが生まれてくる可能性があるからなのです。

③散歩
意外にも散歩は、頭の中を整理するのにとても効果的なのです。嫌なことがあったり、落ち込むことがあったのなら、家の中にいても解決しないので、先ずは家を飛び出して、外をひたすら歩くことで心を落ち着けてみましょう。心が落ち着けば、今度は冷静に解決策を考えられるようになるので、しっくりと回答が出るまで、ひたすら歩いてみましょう。折角歩くのなら、緑豊かで静かな場所を選ぶことが最善です。東京都内でも代々木公園、新宿御苑、神宮外苑等、緑豊かな場所が沢山ありますし、神社には必ず伝統有る杜が有りますし、小さめの公園ならば、至るところで見つけることが出来るのです。
 また京都には「哲学の道」があるように、奥深いことや新しいアイデイアを考えるには、自然豊かな道を散歩することが最高の方法なのです。もちろん散歩中に脳内から分泌されるドーパミンを常習化することで、ドーパミンサイクルとして習慣化することが可能になるのです。一旦散歩の心地良さを覚えてしまうと、また朝の新鮮な空気が吸いたくなり、朝の目覚めが良くなります。朝、散歩に出かけることで、健康管理や早起きにも繋がり、充実した1日、そして毎日を送ることが出来るようになるのです。親子一緒に散歩に出掛けるも良し、軽くジョギングするのも楽しい習慣になると思います。

④旅行
旅行をしていると、その途中で不思議と新しいアイディアが湧いてくるという経験はありませんか?        旅行は、知らない街・見たことがない景色・文化・食べ物など、「ワクワクキドキ」の宝庫なのです。特に幼い頃に旅行をした想い出や、その時の詳細な記憶は、忘れてしまうようでしっかりと潜在意識に埋め込まれているものなのです。旅行を通じて、多くの刺激や情報がインプットされるだけで無く、アイディアやインスピレーションといったアウトプットも同じくらいに期待出来ることを忘れないでください。
 旅行の経験は、人生においても、とてつもなく大きなインパクトを与えてくれるので、お子さん達と一緒に、どんどん旅行をしてみてください。
 幼い頃の旅行の想い出は、歳を取れば取るほど、懐かしく、不思議にも鮮明に想い出すようになります。旅行の想い出は、決して楽しかったことだけで無く、具合が悪くなってしまったこと、トラブルに巻き込まれてしまったこと、失敗してしまったことも、忘れること無く、むしろ鮮明な記憶として残っているものなのです。しかしながら、振り返ってみると、それらの経験がとても役に立ったと思えるようになって来るものなのです。ですから、出来るだけ、子ども達を連れ出して、想い出作りの旅行に出掛けて欲しいのです。
 たとえば、テント持参で日本一周自転車の旅などの冒険の旅ならば、バックパッカー同様に、あまりお金が掛からない冒険が可能になります。旅行の期間だけでなく、旅行には計画を立てる楽しみや、事前に検索し、調査をする楽しみもあるからなのです。旅行について、テーマと目標を立てると、旅行の楽しみや、旅行をする価値が更に高まります。 また、旅行の様子をビデオや写真、イラストや文章で記録することで、旅行が、終わった後にも編集や創作の楽しみが増えるのです。そして、旅行とそのまとめが終わったならば、次のテーマや目標を立てると、旅行のワクワクドキドキが次にまで繋がって持続することが可能になるのです。

⑤名所見学
週末や長期休暇の時には、お子さん達と一緒に名所見学に出掛けてみましょう。名所とは、景色のよさや史跡、特有の風物などで有名な場所のことを言います。何らかの注目する価値がある場所のことを指すのです。注目する理由は、それぞれの名所によって違うのでしょうが、普通の所とは違う何ががあるのですから、見識を広げる為にも、先ずは行って実際に自分の眼で見てみることが重要なのです。
 名所では、今まで見たことも無いものを見ることになるので、何らかの感動があることは間違いありませんが、どのくらいインパクトが有るかは、個人差もあるので、誰もが感動する訳ではありません。
 例えば、世界三大がっかりスポットとは、ベルギーの小便小僧、デンマークの人魚姫、シンガポールのマーライオンのことだそうです。また、日本の三大がっかりスポットは、札幌時計台、高知はりまや橋、長崎なのだそうです。
 私自身は、デンマークの人魚像とマーライオンを実際に見学しましたが、少しもがっかりしませんでした。また札幌時計台にもがっかりはしませんでした。その理由としては、確かにそれらの名所は思ったより小さいと言う印象はありましたが、それらの背後にある、意味合いや歴史がとても深いと私は感じ取ることが出来たからなのだと考えます。人は単純に視覚だけで判断するのでは無く、五感、六感で感じ取っているからなのだと考えます。「百聞は一見にしかず」と言いますが、実際に見た時に五感、六感で感じ取っている情報量は、莫大なものだからなのだと考えます。そういった意味でも、子ども達には名所見学をさせてあげることで、莫大な情報と刺激を与えてあげることが出来ると言うことなのです。先ずは行動あるのみ。子ども達と名所見学に出かけてみましょう。

⑥大書店
 本屋さんは知識の宝庫です、新しい刺激がどんどん目に飛び込んできて、とても「ワクワクドキドキ」します。絵本コーナーに行けば、子ども達は好きな本を自由に広げて、様々な本を実際に読むことが可能なのです。
 また本屋さんの身が引き締まるような静けさ、本独特の匂い、夢が溢れる雰囲気は、瞑想状態に近い状況を提供してくれる場所でもあるのです。
 もし心を落ちつけたいときには、本を買う用事が無くても気軽に大きな本屋さんを利用してみましょう。東京であれば、丸善 丸の内本店、三省堂書店 神保町本店、紀伊國屋書店 新宿本店、MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店、八重洲ブックセンター 本店、ジュンク堂書店 池袋本店、三省堂書店 池袋本店、ブックファースト 新宿店、ジュンク堂書店 吉祥寺店、ジュンク堂書店 立川高島屋店等がお勧めの本屋さんになります。売っているモノは本だけで無く、雑貨、絵画等も有り、新しい刺激を得るのにはとても良い場所となります。たとえ本を買わなくても、コロナに注意しながら本屋さんには読書用の椅子などが用意されており、ゆったりと座って購読することも出来るので、時間が空いた時には、本屋さんに立ち寄ることを習慣にしてみましょう。 そこには、子ども達がどんな本に興味を持つのか発見する楽しみもあるからなのです。さあ、近くにある大きな本屋さんを探して、出かけてみましょう。

⑦新市場の開拓が出来る人
 「未開拓市場を可視化できる」力があれば将来、新市場の開拓が出来る人になれます。
時代の変化と流れを読み、未来の理想像をイメージ出来れば、今後必要となる市場や、現状での解決しなければならない問題点がハッキリと見えて来る筈なのです。
 新市場と言うゴールがイメージ出来たならば、今度はそこから逆算して、何をどのように行えば良いのかがわかります。
 それらを5W1Hに分解して、綿密な計画を立てて行けば良いのです。
 それらの計画を、コツコツと確実に実現して行く為のマネジメント能力と忍耐力を持って、あとは実践をして行けば良いのです。
 子ども達を是非とも、ブルーオーシャン市場を開拓出来る人間に育ててあげてください。
 これからの明るい世界と未来が待っているのです。

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