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小さな失敗 291

 子ども達に七転八起の精神を身に付けさせたいのであれは、小さな失敗を沢山経験させてあげてください。
 レジリエンス力のある人たちは、我慢や忍耐という受け身のままで逆境を乗り越えようとはしません。その逆境や苦難からの学びを見つけ出し、自分の確かなエネルギーの源にして動き出せるのです。そして、忍耐し続けるよりも明らかに早く、その事態を脱出していけるでしょう。                                   
 小さな失敗は遊びの中からも生まれます。
例えば公園での鬼ごっこで、鬼に直ぐに捕まってしまったり、鬼になった時には捕まえようとした時に逃げられてしまった時なのです。そんな時には、とても悔しいですが思いをしてしまいますが、その気持ちを乗り越えて行かなければ、達成感は得られません。砂場遊びの時に、大きなお城を作ろうとして、途中で崩れてしまったり、誰かに意地悪されて崩されてしまったり、そんな時の悔しい気持ちも、失敗の経験と言えるのではないでしょうか。
「失敗は成功の母」と言われているように、大きな発明を生み出した偉人達は、みな失敗を繰り返して来ました。実験や研究は失敗の上に成り立っているのです。それがわかって自分で自分の行動を冷静に分析出来るようになると、鬼に金棒と言えるでしょう。
 子ども達に小さな失敗を体験させるには、外に出る習慣と挑戦を認めてあげることが基本になります。両親が広い心で子ども達のチャレンジを応援し、陰で支えてあげること、さらには一緒になって挑戦に参加してあげることが大切になるのです。
 日本人は世界一臆病な国民性を持っているので、リスクを取りたがら無いのと同時に失敗を異常に恐れる傾向が強いようなのです。だからこそ、その事を意識して、逆に子ども達には挑戦をさせるように、仕向けなければならないのです。
 行動が無ければ、何の結果も成功も得られません。
 コロナ禍だからと言って、家の中に閉じこもっているのでは無く、どんどん外に出かけて行きましょう。小さな失敗も含めて、きっと良い経験を積み重ねられる筈だからなのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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