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自分の中にある種を育てる

2023年は、夫と共に山の茅葺き道場の建設に入魂した一年でした。
身の周りの自然環境から丸太や竹や茅を自分たちで調達するところからの、完全なるセルフビルドだったから、ここ2、3年は四季を通して大忙しでした。

そんな大仕事を終えてほっと一息 =333
氣持ち的に余裕のある新年を迎え「さて今年(2024年)は何がしたい?」と自分に問いかけてみたところ、ふっと降りてきたのが「編みカゴづくり」。
不思議と、もうカゴを編んでいる自分の姿がごく自然にイメージできます。
四季折々、嬉々としてその材料となる天然素材の採集にでかけるのでしょう。
近隣の野山は宝の宝庫に思えてきました。
まだやってもないのにイメージするだけで楽しくなって、ワクワクドキドキする始末。。。
「うん、これだ〜!」自分の中に眠っていた種を見つけたような、
そしてその種はずーっとずーっとその時を待っていたような、そんな感覚。

人はそれぞれ、多様な興味・関心の種を持っているんだと思います。
自然に芽を出す種もあれば、静かに眠って待っている種もある。
然るべき時に何かのきっかけで種はムクムクと芽を出すのだけれど
その種を育てていくには愛情と時間が必要で、
それは自分が自分に対する愛情と時間を持つことなのかなと思いました。

写真は早速レモングラスで作った編みカゴです。
一昨年立派に育ったレモングラスを収穫して保管していて良かった〜。
そんな偶然さえもなにかの後押しに感じます。 感謝〜☆
雪が溶けたら、近くの池の周りのアケビの蔓を採集しに行こう。。。

参考書:『草・つる・枝でつくる編みかご100』 佐々木麗子

#編みカゴづくり
#自分の中にある種
#手仕事
#モノづくり


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