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aespaで思い出した映画『TENET』

【前回までのあらすじ】
〜Previously  On  Dada〜

「洋楽生まれKPOP育ち」音楽好き駄々が、2021年のベストKPOPを勝手にランキング!そして次回(つまり今回)は「初めて聴いた時おそらく大体の人がIPPONグランプリの大悟になってしまう曲」を発表し、その楽曲について語る予定であったが、書き終えてみるとなぜか映画『TENET』の感想文となってしまったことに気がつき、今こうして冒頭に文章を足しているところであるっ!

(Twitterでよく見る画像ですね。ちなみにIPPONグランプリで私が最も好きなのは伝説ともいわれるホリケンさんの「新元号発表」です。大悟さんじゃなくすいません。)

<目次>

・初めて聴いた時おそらく大体の人がIPPONグランプリの大悟になってしまう曲(年間ベストKPOP第3位)

・あの映画とこの曲は2回目からが本番?

・気合を入れ過ぎたがための、地獄の映画体験

・『TENET』の今更ながらの感想(なお、この作品を心底気に入っている人は読まない方が良し)

【初めて聴いた時おそらく大体の人がIPPONグランプリの大悟になってしまう曲】

aespa『Next Level』

いや〜ほんまにね。“Next Level”ですよ。この楽曲を初めて聴いた時、私はまさしく冒頭の大悟さんになりました。

「今私は…何を聴いたんや…?」

でも並み居る強豪を抑えて結果的に3位にランクインしてますからね。大悟さん状態で終わらなかったということなのですが…そういえば、昨年似たような思いを抱いたことがあったのを思い出しました。皆さん、突然ですが

映画はお好きですか?

(ほんまに突然やな)

「好き好き!」という方ならそのまま、「全然」という方は…次回お会いしましょう!(次回だと…!?)

【あの映画とこの曲は2回目からが本番?】

駄々は普段ほぼKPOPの話しかしていませんが、映画を観るのが好きです(特に洋画)。そして、「この監督の作品、自分と相性良いかもな」と感じている方が何名かいらっしゃいます。そのうちの1人に、おそらく映画好きな方はご存知でしょう、

クリストファー・ノーラン

監督がいらっしゃいます。

(次回作は「原爆の父」として知られる米物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にしたものだそうですね。)

渡辺謙レオナルド・ディカプリオの共演が話題となった『INCEPTION』、映画公開前に28歳という若さで急死、その後故人としてアカデミー助演男優賞を受賞した、ヒース・レジャーのジョーカーが強烈な『ダークナイト』、“史上最高の映画”とまで評する人も多く見受けられ、駄々の知っているSF好きらが皆、その興奮を抑えられない様子だった『インターステラー』。これらがノーラン監督の有名な作品になるのでしょうかね。
(駄々個人的には『INCEPTION』『メメント』が最も好きです。)

そして、そのノーラン監督の最新作が、昨年公開された

『TENET』です。

駄々はこの作品の最初の情報が出た段階からもう期待に胸膨らみまくり。尖ったもん触れたら破裂するでぐらい膨らみまくり。というのも、私は『インターステラー』や『ダークナイト』も嫌いではないのですが、やっぱり『INCEPTION』『メメント』のような、この監督の「時間の仕掛け×アクション・サスペンス」が好きな人間です。そういった意味でこの『TENET』は「観んでもわかる!好きなヤツやん!」と早くも宮川大輔なのでした。

(イッテQたびたびお世話になります。)

【気合を入れ過ぎたがための、地獄の映画体験】

遂に『TENET』日本公開…!!私は今にもはちきれそうな胸をどうにか服に押し込み、「どうせやったら最高の状態で観たい」と、初めて向かいました。日本国内にたったの2館(21年10月時点)しかない、“究極の映像体験”を叶えるという、「IMAX®レーザー/GTテクノロジー」導入シアターへ!!(家からめっちゃ遠かったけど!)

「IMAX®レーザー/GTテクノロジー」とは何かと言いますと、

高さ18m×横幅26mの巨大スクリーンに、4Kツインレーザープロジェクター
による鮮明な映像、12chサウンドシステムが生み出す驚異の臨場感。
IMAX®テクノロジーだけが可能にした圧倒的な映画体験がここにあります。

IMAXレーザー/GTテクノロジーとは? | 109CINEMAS IMAX より

うん。

ようわからんよねっ!

ということで、実際に体験した身としてわかりやすくお伝えしましょうっ!

えええっ!?!?!?スクリーンデカ過ぎwwなんこれww

大 爆 音!!!!!ドォォオオンバコォォォン!!!

です。(ほんまにこれ)

で、その最高峰の上映設備で鑑賞した『TENET』の感想はというと…

まず、わたくしは大きなミスを犯しました。そういえば駄々は

大きな音が苦手です。

普通の映画館ならギリセーフですわ。でも「IMAX®レーザー/GTテクノロジー」は段違いやった…ありゃ白帯と黒帯ぐらいの差よ(あくまでも私の体感です)。完全に舐めてました。ていうかあの頃楽しみすぎてハイになってて「ワタシ テネット スゲエトコデ ミル!」しか繰り返せない機械になっており、心配なんて入ってくる余地がなかったんですね(そんなことある?)。

おかげで上映中はマジ地獄。音に参って話なんかまったく入ってけえへん。さらに広場恐怖症の気があるのを前から薄々感じてはいたのですが、この日に限ってその気MAX。終盤までパニックパニックパニック駄々があわててる〜状態。

「逃げたい」と、「せっかくここまで来たんだから観ろ!」の間で揺れまくり(物理的にも)、変な汗ぐっしょり。私だけ4D上映。その後ラストまでなんとか座席に座ってはいたものの、内容なんてほぼ頭に入らず。「戦ってきたのか?」というくらいズタボロでの帰路となってしまいました(わざわざ遠くまで行ったのにぃぃぃぃ(涙)。あ、一応「IMAX®レーザー/GTテクノロジー」の名誉の為に言っておきますが、“私は”合わなかっただけですからね!めちゃめちゃ楽しんでる人の方が多いから!てか耳栓とか持ってきゃなんとかなっから!

「おい、そんなんやったらそら大悟なるやろ」って?そうですよね。私もそう思います。「ちゃんとした状態で鑑賞せんかったからな…もう1回観よ」と、今度は“自宅で”“万全の状態で”鑑賞いたしました。その上での感想ですが…


いや、これ

ちゃんとした状態でもわからんわww

「でも私はノーラン監督のこういう映画が好きなはずなんだ…!」と、本当は3度目の視聴ですが、実質2度目の視聴を試みることに。今度はシーンごとにメモを取りながら鑑賞してみることにいたしました。それでね、気がづきました。

いや、これ

情報量多過ぎやろww

「これを受け入れろとは…あまりに無茶ではなかろうか…てか受け入れてもらう気ないな…?」という、率直に浮かんでしまった無垢で残酷な疑念に、それはそれは長い間期待で膨らんでいた胸が萎んでゆくのを感じ、焦った私は「自分の映画観る力(?)が弱なってもうたんや!」と、解説している方々のブログ等拝見しまくりました。そうです。もう好きになろうと頑張っちゃってます。で、解説されていた中で最も良かったなと感じたのはこの方の動画でした。

にしても…

わしゃ授業受けとるんか?

いや、この方は本当にすんげえわかりやすく解説してくださってるんですよ?でもね、でもよ?正直思いましたよ。ノーランさん、

ここまではいらんのよ…。

(私はね)

⚠️以下『TENET』大好きな方は読まない方がいいです。あなたの「大好き」をこんな駄文で汚さないで!さよならっ!(涙を飛び散らせながら走り去る少女)

もちろん、こういった難しい話を知らずとも、物語のストーリーはなんとなくわかるようにはしてくれていたと思います。それに何より、俗な言い方ですが、お金のかかったド派手なシーンがいくつも観られるので、「ようわからんけどすげえもん観た!」という興奮は味わえます。でもなんかな…極め過ぎて「そっちの世界」いってもうたな…みたいな。最初のアルバム好きやったミュージシャンがその後どんどんマニアックになってゆく時に感じる、あの寂しさ(そっちの方が好きな人もいるのはわかってるけど)みたいなのを…駄々は感じてしまったな…。

そして巷では「頭良いと思われたい人たち」が、この映画の内容を一度で理解できたかどうかでマウントを取り合うような、しょうもない(ごめん)場面も見受けられ…まあ…良いんですよ。楽しみ方は人それぞれですからね。制作側も、そういう人たちの心をくすぐって、何度も劇場に足を運ばせる魂胆もあったかもしれません。ただ、「理解できたかどうか」って映画鑑賞の肝なんか?と、私の場合はモヤモヤ。

「何度も観たくなる」作品。駄々にもいくつかあります。この『TENET』がそうだったという方もいらっしゃるでしょう。けれどもあくまでも駄々個人的にこの作品は、「何度も観たくなる」ではなく「何度も観ないと(そして自分で映画の外より情報を集めなければ)ならないつくりになっている」、「複雑にするのは簡単」というのはどこかで聞いた言葉の受け売りですが、そんな印象の作品でした。辛辣でごめ!

aespaの話どこいったんじゃ〜!

(次回はちゃんとaespaの話します。)

*リクエスト等こちらへどうぞ〜

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