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ドゥケで白飯食ったらギャル曽根超えた

前回はこちら(「強みと弱点」項ちょろっと修正しました)


MV考察


えー、突然ですが、私はKPOPで白飯が食えます。

…は?

何言ってんの?って?

はぁ…(ため息)仕方ないなぁ。Twitterのプロフィールはっつけますわ。今回だけっすよ?

ほらね、書いてあるでしょ?

【だからどうした】

と、いうわけで、今回は前回に引き続き私がハマりにハマっている"ただの超実力派集団"Dreamcatcher(ドゥケ)の、主にステージについて、このステージで白飯どれくらい食べられるかというのを表しながらご紹介していこうと思います。白飯度:ごはんの絵文字で表していきますからね、そりゃ個数が多ければ多いほど食べられると考えてもらって差し支えないですよ、それじゃ!(逃)

【7人でひとつ。"これぞ群舞"に魅せられる】


楽曲『MAISON』(2022)
白飯度:
🍚

何を隠そう、この『MAISON』というか、たまたま流れてきたこの衣装の画像に惹かれて、私はドゥケ沼に足を踏み入れたのでした。

(ほんとそれぞれの骨格やルックスのイメージに見事に合ってる…!)

そうです。私はど新参ソムニャ(Dreamcatcherファン)です。ですので「このステージはやばい!」といった、古参ソムニャさんからの情報は随時受けつけております。他のグルでは別にいいんですけどね、ドゥケに関してはね、そんなんなんぼあってもいいですからね。

この活動を追っている際はそんなに思わなかったのですが、先日ドイツで開かれたKPOP Flexの模様を上げている方がいらっしゃって、それが「ちょい下手」からの映像だったんですよね。すると「『MAISON』てこんなに動線美しかったんや…!」と、この振りの真価に気づいた気がいたしました。まさに7人でひとつ。誰が欠けても成立しない群舞の力を見せつけられます。

(冒頭、放送ではわからないけど皆それぞれファイトしてるんですよね)
(ステージ袖にはける時まで揃ってんのかい…)
(ダミを中心に6対6で銃を構え合う→ハンドンボーカル、残りのメンバーが1人ずつしゃがむとバックダンサーが1人ずつ立ち上がる、その流れの美しさたるや)


あとは最初のサビ前、風を切って後方から颯爽と現れるジユ様がめちゃくちゃ好きなんですが、残念ながらチッケムでもあまり感じられないんですよね…。

(これがまだ伝わってくるかな?でもドイツの下手から撮ってる人の映像が1番風切ってました)

【ニ度見三度見不可避、白⇄黒の特殊効果が格好良すぎるステージ】

楽曲『BLACK OR WHITE』(2020)
白飯度:
🍚🍚

(引きの画も良い)

楽曲のタイトル通り、黒と白でシックに決めるこのステージ。衣装も黒と白2パターン用意して曲の途中で入れ替えるというこだわりようです。

そのアイデアもさることながらバックの映像もシンプルながらセンスを感じます。私はこういう感じをルセラフィムにはやって欲しかったんですけど…って別の話ですね。

(ルセラフィムのティザーめちゃくちゃええのよ)

衣装が途中で変わるということ自体はおそらくKPOPファンの方々ならなんとも思わないことでしょう。ついこの間、大手JYPエンタからデビューしたNMIXXが『O.O』のステージにこの手法を取り入れてみせたばかりです。

彼女たちの場合は、楽曲自体が2つの曲をひとつにしたようなものであり、MVもそれに合わせて世界観をまるっきり変え、ステージ衣装もそれに則るという形でした。あ、Dreamcatcherにも言えますが、毎ステージそうしていたわけではありません。

(序盤はこの衣装で)
(曲調が変わると華やかなドレス姿に)

NMIXXのステージを観た人は多かったでしょうから、この『BLACK OR WHITE』を観ても、おそらく中盤で「あ〜衣装変えるやつね〜」と、それはそれはすべてわかった気になって背もたれに身体を預け、残りのステージを悠々と鑑賞することでしょう。が、そのままでは終わらないわけです。

んえっ!?

んえええ!?!?

ちょっちょっと、今どうなったん?

はっ!

はぁぁぁああ!!

他にもこういうステージを披露したアイドルは過去に何例かあるのかもしれませんが、少なくとも私自身は初めてお目にかかったアイデアだったもので、もう二度見三度見。こだわるねぇ〜!気になった方は是非ご自分の目でお確かめください。

【これMAMA?QUEENDOM?ただのカムバックなのを忘れる豪華ステージ】

楽曲:Scream・BOCA(2020)
白飯度:
🍚🍚🍚

KPOPにおいて、いつもとは違う特別なステージが観られる場(単独コンサートを除き)といえば、MAMA(Mnet Asia Music Awards)を皆さん思い浮かべるのではないでしょうか。私の調査不足なら申し訳ないのですが、これまでDreamcatcherはMAMAでステージをしていないですよね?そして現在放送中、ヨジャアイドルたちの特別なステージが観られるとされている『QUEENDOM2』、こちらにも彼女らは出演していません。

(私がデビューサバイバル番組時代から知っていて愛着あるKep1erちゃんたちが出演中)

通常のカムバックといえば、おそらく前述のような特別なステージは期待しないものでしょう。ニューリリース曲を、本人たちが連日衣装やセットを変えたり変えなかったりで、音楽番組で披露している姿が観られれば充分だと感じている方がほとんどではないでしょうか。が、しかし、もちろん毎ステージとはいかないものの(毎ステージやったら破産するど)、「え、そんなにやってくれるの?え、大丈夫なの?」と謎の心配をこちらにさせるほどに見応えのありすぎるカムバックステージをDreamcatcherはたびたび披露してくれているように思います。

まずは『Scream』のこちらのステージからまいりましょう。

(セットも衣装もなんかすげえぞ…)

ちょ、

ダンサー多www

めちゃめちゃ後ろスパークしてるよ!

おいおいまだスパークしてるよ、「秒いくら」やろ?もう止めとこうや?(ケチ)

だからwwダンサー多いのよww
しかも小道具まで付けてくれるの!?おトク!!!???

続けて『BOCA』のこちらのステージ。

(オープニングからやばそうな気配ありあり。降り注ぐ照明がもはやこの世の光とは思えない)

なあ!セットと映像担当の給料上げてやって!(誰)

おい!またスパークしとる!てかやっぱダンサー多ww

使うぜ小道具〜!(いけるか埼玉〜!の言い方で)

舞うぜ紙吹雪〜!

と、だいぶアホな感想でしたが、勿論、これらは中でも豪華だと感じたステージに過ぎません。とはいえ、ダンサーたちはほとんどのステージに連れていて、というか彼女たち、そもそも本人たちだけでもかなり見応えのあることをやってるわけです。こうなるとまるで頼んでもいないのにすげえ食わせてくれる食堂のおばちゃん(?)です。ただのカムバックでこれならMAMAだとどうなるんでしょう。観たいなぁ…ドゥケのMAMAステージ。

がしかし!私が『Scream』において最も白飯を食えるのは別の部分にあります。そう!振り付けです。とーにかく格好良い。サビではゴリゴリのメタルサウンドに合わせたバッキバキの動き。

(0:56〜ダンス長スアセンター(しかもアップ)で見られる!これアイドルがする動きじゃねぇよ!)

(スアの後ろからメンバーらが次々姿を現すこの部分。一瞬だけど、一瞬だからこそ、痺れます)
(前回の記事でも述べた、本来はきゃわいいはずの爆イケガヒョンには皆が惚れてしまうこと間違いなし)

おいおいおい、クライマックスで首を振り回しまくるだとォォ!?(ちなみにKpopFlex@ドイツではこの首ぶん回しのところで客がめちゃめちゃ盛り上がってました。ええ客。)

そのまま畳み掛けるように、「なるほどスアにはこの衣装だわ」な、圧巻のウェーブ。

(壮観すぎるラストカット)


以前Twitterでも書きましたが、この頃中国のオーディション番組に出向中だったハンドンの代わりを、仮面のダンサーに務めさせるというのもナイスアイデアだと思いました。メンバーの不在という、本来ならばマイナスの出来事がすっかりDreamcatcherの世界観で演出へと昇華していますよね。

【空いた口が塞がらない。ヨジャドルの限界を突き破る】


楽曲:Odd Eye
白飯度:
🍚🍚🍚🍚🍚🍚🍚🍚🍚🍚

この『Odd Eye』についてはMV・楽曲・ステージそのどれもが本当に衝撃でした。それも、"Dreamcatcherの中で"ではなく、"私の知るヨジャドルの中で"という、かなり思い切った表現をすることも厭わないレベルで、です。ほんと、どうなってんのこれ?

ここからちょっくらマニアックな話になるかもしれませんが、私、こういうのが好きなもんで。つかこれ、私のnoteなんで(何様)。語らせてくださいぃぃッッッ!

曲の「最も美味しいところ」というのは(KPOPなんか特に)、サビおよびその直前直後だと思いますが、『Odd Eye』ではその一連が3度訪れますよね。それらはまさに、楽曲の雰囲気から"一瞬も"スピードを緩めてはならない、アクセルを踏んだらトップスピードのまま、やっていいのは"加速だけ"というハードな構成になっていると思います。それをメンバーらは見事にやり遂げているんですよね。誰も、"一瞬も"、減速しない(しているように見せない)。それぞれ見ていきます!

【1回目 特徴:ジユに始まりジユに終わる】

ジユがアクセルを踏み始め、サビへと向かいます。(以下引用部はその部分の歌詞)

とうくと きょみょへじょ My mistake Oh 
びつろ かりょじぬん So So Sorrow
引用元:https://ameblo.jp/wonyanpi/entry-12652736152.html

トップスピードに到達させるシヨン。

みそえ そが ばんしまぬん く すんがん

サビはユヒョン、そのままユヒョンがスピードを落とすことなく走り切り、

すむん びみるる ぶぁ Odd Eye 
と きぴ ぱじょどぅろ ぶぁぶぁ

たくろるどぅたん こじんまる
たるこまめ かりょじょ Woo

シヨン更にスピードを上げジユへ。

ぎょんげる ほむぬん ぬんぐぁ
くっかじ まんそりょぬん じょるまん
くっち いっじ あぬるか

バトンを受け取ったジユが見事に締める。

Back and forth 
よぎん ちゃっどん ごし あにんごる
No more Utopia 

2回目【特徴:1回目と変化をつけてくる】

アクセル担当はジユに替わってガヒョン。

今回トップスピードへ持っていくのはシヨンでなくユヒョン。

サビはジユで、1回目のユヒョン同様このまま走り続けるかと思いきや、

ハンドンの登場。

ラストスパートは1回目同様シヨンが務め、

締めはジユに替わってスア。

"1回目より2回目"の音楽の鉄則に則ったのか、ただ単にハンドンパートをつくりたかっただけなのかはわかりませんが、1回目でユヒョンが務めた部分を2分割してハンドンが入ったのは、結果最高だと思います。私は前回「シヨンは高音、スアは低音、ハンドンは中音が真骨頂のボーカルだと思う」と述べましたが、その根拠となるのが主に『Odd Eye』、それから『MAISON』での彼女の、ずしっと重たい、ボディブローのような歌声でした。この"重さ"ってシヨン・ユヒョン・スアの声にはないものだと思います。

3回目【シヨン&ユヒョンでダメ押し】

アクセル担当は2回目に引き続きガヒョン。

ラスサビ:ユヒョン(&上でシヨン)

ハンドンに替わってスア。

ラストスパートはシヨン&ユヒョンで。

そして1回目と同様、ジユで終わる。

もう…


なんも言えねえ。

なぁ…1・2回目でもう出し切ってたやんか?なぁ…なんでその上行ってしまうん?(節子)シヨン&ユヒョンを同時に使われたらさあ…もう…そんなん、無理ゲーやん。

と、この3回目、かなり体力もキてるところでの更なる盛り上げ(しかも振りがまたえぐい)が必要なわけで、1・2回目とはわけが違います。そこで大事な部分を務め上げるシヨン&ユヒョンもさることながら、お気づきでしょうか。

いや、


スア、えぐない??www


飛んでハイキックをかましながらあんなにパワフルなボーカルを普通披露できるものですか?あっこの人たち普通じゃないんだった、、んでからこのあとグッッッッ!!としゃがみ込むのがまたかっこええ!!!惚れる!!!なわけですが、膝をやってる人なら死亡確定のトンデモ振り付けですよ。そらやり遂げた後ドヤ顔も炸裂するわ。

(ドヤァ!これがスアである!)


それから皆さん、お気づきですか?(2回目)この一連の流れに参加していないのはラッパー・ダミのみです。確かに、スパートをかけるところではトップオブボーカル・シヨンを常に発動していますが、それ以外のところが楽なわけでは、いや、めちゃめちゃしんどいやろ。それを担当できる人間が6/7もいるわけです。おいおい、うそだろ?Dreamcatcher、恐ろしすぎィィ!!

そしてこの曲がリーダー・ジユで締まるのも良いなと思いました。彼女が挙げた手に皆がすがるような振り、それから「No more Utopia」という儚い歌詞が、見事に彼女の醸し出す空気感とマッチしていて、これが別のメンバーだったら随分とこの『Odd Eye』に対する印象は変わる気がします。

(ダンスプラクティス動画より。冒頭25秒で既に圧巻。「カカカカッ」という音に合わせて細かい振りがついているのが確認できます。)
(サビからのユニゾンは圧巻of圧巻)


と、いうわけで、今回はステージについてでした。最後に私のプレイリストを…

「おいお前、どこがギャル曽根超えやねん」



「合計16杯しか食べてないやないか。ギャル曽根そんなん余裕やぞ」

あのぅ…


丼【DON】

です…

私のお気に入り曲プレイリスト


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