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ガルプラ ベストパフォーマンスを振り返るっ!!【O.O.O MISSION編】

【はじめに】

これから発表する「ベストパフォーマンス」とは、あくまでも私個人の評価により選定したものです。私が素直に心動いた、そして文章にしたいほど強く惹かれたパフォーマンスのみを抜粋しております。 

そして、どのメンバーがどの段階で脱落したか等、番組全話通しての内容にも触れていますので、これから追いかけて視聴しようと考えている方は絶対に目を通さないようにお願いいたします!!

【O.O.O MISSIONとは】

物議を醸した突然のミッション…!

それまでのミッションとは一風変わったミッション。CREATION MISSION終了後に発表され、少女たちはプラネットガーディアンの投票、そしてKPOP専門家らの意見によって9人・9人・8人の3チームへ振り分けられた。シグナルソングである『O.O.O』をそれぞれのチームで披露し録画したものと、各々のチッケムがYouTube上で公開され、プラネットガーディアンらは24時間以内に自身の気に入ったチッケムに高評価することを求められた。

このミッションは、楽曲をチームで披露するものの、完全な「個人戦」であり、ベネフィットは各チームのチッケム高評価数最上位1名(計3名)にしか与えられず(9名のチーム最上位は9万点、8名のチーム最上位は8万点)、また、これらの詳細は当初何も明かされないままミッションが開始されたことから、プラネットガーディアンの間で様々な憶測を生んだ。

『O.O.O』1チーム パフォーマンス動画

メンバー(順不同)
Kグループ
・チェ・ユジン(最終順位3位)
・キム・ダヨン(最終順位4位)
・キム・チェヒョン(最終順位1位)
・カン・イェソ(最終順位6位)
Cグループ
・スー・ルイチー(最終順位13位)
・シェン・シャオティン(最終順位9位)
Jグループ
坂本舞白(最終順位8位)
江崎ひかる(最終順位7位)
川口ゆりな(最終順位14位)

『O.O.O』2チーム パフォーマンス動画

メンバー(順不同)
Kグループ
・ヒュニン・バヒエ(最終順位2位)
・キム・スヨン(最終順位10位)
Cグループ
・ファン・シンチャオ(最終順位18位)
・フー・ヤーニン(最終順位12位)
・ツァイ・ビーン(第3回生存者発表で脱落)
Jグループ
野仲紗奈(最終順位16位)
岸田莉里花(第3回生存者発表で脱落)
嘉味元琴音(第3回生存者発表で脱落)
メイ(第3回生存者発表で脱落)

『O.O.O』3チーム パフォーマンス動画

メンバー(順不同)
Kグループ
・キム・ボラ(最終順位15位)
・ソ・ヨンウン(最終順位5位)
・グイン・マヤ(最終順位11位)
Cグループ
・チェン・シンウェイ(第3回生存者発表で脱落)
・チョウ・シンユー(第3回生存者発表で脱落)
・ウェン・ヂャ(最終順位17位)
Jグループ
・池間琉杏(第3回生存者発表で脱落)
・永井愛実(第3回生存者発表で脱落)

【駄々的ベストパフォーマンス3選!】

こちらのミッションはそれまでのミッションと違って、“基本的に”全員が同じ振りを踊り、チーム全体を遠くから映したFULL STAGE CAMか、各々のチッケム(主に上半身)しか我々は確認することができませんでした。

そもそもこれらの動画は、「自分の推しに高評価する」という目的で公開されたようなものである(と私は感じている)為、パフォーマンスパート大好きな方々もそれほど本腰を入れてご視聴されなかったミッションではなかったでしょうか。

正直私もこのミッションから選出するのは難しかったです。ダンスに知見のない者としては、表情くらいしか観る部分がないと感じました。というわけで、今から挙げる最初の2名は主に表情、そしてあとの1名については別の理由で選出いたしました。他のミッションよりも私の好みで選んだ感じがかなり強いかと思いますが、そうせざるを得ないっ!ご了承をっ!

以下、 
名前
チーム
所属グループ
※なお、今回は淡々と語りたいが為に、メンバーらに「ちゃん」や「たん」「たそ」(?)はあえて付けておりません!

チェ・ユジン

1チーム
Kグループ

(ミッションのチッケム。以下タイムや画像は全てこちらの動画より。)

『ベストパフォーマンスを振り返るっ!!【探索戦編】』でも述べましたが、このミッションでも彼女の視線の使い方が光っていたと思います。表情管理の素晴らしいメンバーは他にもいるのですが、そこまでアイドルアイドルしていない、頑張っているという感じが前面に出ていない感じの方が、“この楽曲においては”私は好きなんですね。

チェ・ユジンはやはり長年プロでやってきただけあって、その「力が入っていないわけでもなく抜いているわけでもない」感じが、観ていてノンストレスで心地が良いのです。

以下、いくつか特に私が「素晴らしいな」と感じた場面をご紹介いたします。

(0:35  
くげ ね いるむ ぶるろの部分で動かした右手にさりげなく付ける視線。)

(0:41〜
おっとけ ぼねるっか 
と ふぁっしらげ My sign の部分。
指さす方向を首の位置はそのままに目で追い(私はこのフォームが美しいなと感じます)、その後足を指す際には視線も一瞬足元へ。そして0:49で下の表情。この一連の流れが見事。)

(いっちゃな!)

(1:46〜 Cグループ スー・ルイチー見せ場。
その際ユジンは舞台左後方へ移動するのですが、「ただの移動」にせず、出来るだけ顔を正面に残しながら移動しています。ただし、これはもう1チームで彼女と同じポジションを担当した、Jグループ 岸田莉里花も行っていました。そもそもこういうものなのか、それとも、私は個人的に岸田莉里花も指示がなくとも細部に気を配れる“プロ”な子だと感じているので、真相は不明です。)

(3:48〜 まるで荒地を羽ばたく美しい蝶を目で追うかのように、指先にも視線にも表情があります。素晴らしい。)

(ラストの切なさを含んだ願いようなこの表情。巧い…!)

スー・ルイチー

1チーム
Cグループ

(ミッションのチッケム。以下タイムや画像は全てこちらの動画より。)

私は正直若干の不安を感じていました。この時点で残っていたメンバーらの中で、もともと持っている雰囲気、そしてそれまでのパフォーマンスで視聴者に根付かせたであろうイメージを考えると、ルイチーは見劣りしてしまうのではないか、と。Kグループ カン・イェソやJグループ 永井愛実のような愛らしい雰囲気をもった少女たちの方が、やはりこの楽曲には合っていて、しっくりきてしまうのではなかろうか、と。がしかし、そんな心配は杞憂でした。

このミッションでの彼女を観て、「そうだよな!だって最初のCグループシグナルソングパロナヤガールを務めたんだもんな!私ったらどうして不安なんか感じちゃったんだか!」と、我に帰りました。

(この楽曲で印象的な「パロナヤ!」(私だよ!)でエースのカード出していたルイチーが懐かしい…。)

先程のチェ・ユジン同様「視線の使い方」、それからコロコロと変わる表情が観ていて飽きません。数秒の間にキュートな「ルイチーちゃん」、優しげな「ルイチーさん」、クールな「ルイチー」、親しみある「ルイチー」と、さまざまな顔を見せてくれています。そしてそれが非常に自然な為、こちらもノンストレスで観ていられるように思います。

(0:33 くげ ね いるむ ぶるろの部分。
前述のチェ・ユジン同様、右手にさりげなく付ける視線。)

(0:40 おっとけ ぼねるっか 
と ふぁっしらげ My sign の部分。
こちらもチェ・ユジン同様美しいフォームで右手の方向を追う視線。)

(1:14  さりげなく右上を一瞥。この軽やかな表情がダンスや楽曲にとても合っていると思います。)

(1:43〜彼女の見せ場。
首を傾けやや挑発的な「OK」でハンサムモードに切り替え完了。その後腰を回す部分でのこの流し目っ!)

(2:37 彼女の「OVER」の部分。スクショ困難でしたが、バッチリキマっています。)

ソ・ヨンウン

3チーム
Kグループ

(ミッションのチッケム。以下タイムや画像は全てこちらの動画より。)

以前から常々、このソ・ヨンウンがいかに多彩な魅力を持っており、なおかつそれをこのガルプラで上手に引き出してきたかということをお話しして参りました。とうとうCREATION MISSION『U+Me= LOVE』のパフォーマンスを受けて書いた記事では、「ソ・ヨンウン今オーディション最もカメレオンで賞」を、誠に勝手ながら授与させていただきました。

(『ガルプラ第10話 適材適所が勝利を掴んだ 【その1】』より)

この「O.O.O MISSION」でも、彼女はまた新たなソ・ヨンウンを出してきたと思います。快活で無邪気な、子供っぽいソ・ヨンウンとでも言いましょうか。ひとつ前のCREATION MISSION『U+Me=LOVE』のMカウントダウン出演時と見比べるとより一層違いがわかります。

(色っぽいお姉さん的雰囲気のソ・ヨンウン。もちろんヘアメイクの影響もあるとはいえ。)


彼女はその楽曲に必要な空気を感じ取る嗅覚が優れているのは確かでしょう。それも、「カワイイ」といったざっくりとした空気ではなく、「どれくらいの、どのようなカワイイ」なのか、それはそれは細かい違いまで嗅ぎ分けられる。ただ、嗅覚だけ持ち合わせていても体現できなければ意味がありません。体現するために十分な身体能力も持ち合わせており、なおかつ、どの空気にも振り切れるオープンな精神とでも言いましょうか、彼女の解放的なパーソナリティがそれを叶えている部分もあるのではないか、なんて私は思います。それから、彼女自身のお顔の雰囲気もあるでしょう。強めでも可愛すぎでもない、良い意味で「ニュートラル」なお顔であるがゆえに、どの色にも染まることができているのでは。

おそらくソ・ヨンウンが消化できないコンセプトはもはや「ない」のではないでしょうか。彼女は今参加者で最も『Shoot!』『Utopia』『Snake』どこにいてもバッチリハマった人材ではないかと思います。

(0:35〜腕を回す際に醸し出されるわんぱく感。)

(0:41 Ready set Ohの部分。元気いっぱい!)

(1:36 うんだっぺじょ Overの部分。思いっきり振り切ってます。)

そして、純粋に踊りが美しいと感じます。どこを切ってもそれこそ金太郎飴か!というくらいに完璧。まったく隙がなく指先まで常に気を配っている。終盤になってもそれは変わらず、全くブレません。

(1:39 後ろへ下がる際、顔は最後まで正面に残している。)

(2:02 一度視線を落としてからの、正面。余裕が感じられます。)

(3:48 楽曲が終わりを迎えるのに合わせて、わんぱくモードをOFFに、一瞬で切り替わったのが確認できます。)

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