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「え…私…あの人のこと…好きなのかな…?」な時に聴きたい曲【年間ベストソング(KPOP) 第6位】

第7位「恋人の浮気現場に乗り込む時に聴きたい曲」↓

第8位「なんかわからんけど走りたくなる時に聴きたい曲」↓

【このランキングについて】

「洋楽生まれKPOP育ち」音楽好き駄々が、2021年のベストKPOPを勝手にランキング!そしてあくまでも“駄々が”どんな時に聴きたいかと共にご紹介。ただし、全くメンバー等詳しいことを存じ上げないグループ(アーティスト)の楽曲である場合、潔く“知らない者として”MVの感想等を綴らせていただくのでご了承をっ!!

(その楽曲のグループ(アーティスト)を知っているか否かは、お昼の情報番組『ヒルナンデス!』形式を採用しています。ちなみにTWICEはめちゃめちゃ知ってます。(3回目)

第6位「え…私…あの人のこと…好きなのかな…?」な時に聴きたい曲

STAYC『STEREOTYPE』

奇しくも前回第7位が「恋人の浮気現場に乗り込む時に聴きたい曲」となり、今回とのあまりの落差に、私自身若干戸惑いながら始めさせていただいておりますが、みんな最近

恋、してる?

(、をつけんな、を)

駄々は悲しいかなまったくでございます。最後にときめいたのなんていつかなあ…あ、たしか2年ほど前に…ってあれは映画やったわ。もう恋心なんて乾いて乾いて。カピカピよ、カピカピ。砂漠。ゴビ砂漠(?)。でもそんな砂漠にも雨は降った!(どんな紹介)

この楽曲を聴いた時、まさしくティーンフレッシュなサウンド、そしてメンバーらの胸のはじっこをキュッと掴んでくるような歌声に、いくつになっても芽生える時はティーンの頃と変わらぬみずみずしさであろう「恋」という感情の美しさを思い出させられるようでした。「そういえば席替え、吉永くん(誰?)の隣になりたかったんだよなあ〜」なんて、聴きながらひとりきゃっきゃしていたのは深夜3時頃のことです。
※このグループのコンセプト。「Teenager」と「Fresh」が組み合わさっている。

楽曲の内容はというと、「私は見た目は派手でも中身は違う。まだ怖いの。色眼鏡で見ないで」という、いわゆる“イケてる女の子”だから奔放だろうというSTEREOTYPEは捨てて欲しいと歌った、なんともいたいけな、ギャップ萌えなもの。恋愛ソングといえばそうかもしれませんが、ただ「あなたが好き」や「こっちを見て」とは一味違うのが良いですね。

【駄々はSTAYCを知ってる?知らない?】

そして……!!

わたくし駄々はこのSTAYCというグループを

知…………


てる!!(大好き!!)


もうバレてますよね笑

以降はSTAYCの魅力をたっぷりご紹介!

【あのTWICEに関わり深いプロデューサーが放つ、期待の新人グループ】

実は今回ランクインした『STEREOTYPE』については、以前記事にさせていただいてます。メンバーのユニークすぎるヘアスタイルについてだとか、MVの印象的なシーンについてだとか。MV公開後間もなかったので、終始かなりハイテンションですが。


(『【悲報】STAYC新MV、可愛すぎて窒息死』より)

駄々はSTAYC大好き人間ですが、あまり詳しくご存知ない方・全く初めて聞いたという方に、まずこのグループにグッと近づける情報をお伝えいたしましょう。皆さん前出のTWICEはご存知でしょう? 

(TWICEも新たなカムバック迫る!そして彼女らのあの楽曲もランクインしてます…!)

そのTWICEのデビュー曲『Like Ooh-Ahh』『Cheer Up』『TT』『Likey』『Fancy』これらみーんな、STAYCのプロデューサーが手掛けたものです。というか、TWICEの楽曲(TWICEだけではないですが)を多く手掛けてきたプロデューサーが初めて制作するガールズグループとして、デビュー前から注目を集めていたのが、このSTAYCです。

(プロデューサーユニットの名前「ブラック・アイド・ピルスン」は、The Black Eyed Peasからきているそうです(そうやろな)。ピルスンは韓国語で“必勝”の意。) 

んで、この『STEREOTYPE』は、STAYCというメンバー構成が完了した時点で作られた、いわばSTAYC最初のタイトル曲。であったにもかかわらず、彼女らがデビューした2020年11月に発表されたのは『SO BAD』という全く違ったタイトル曲でした。

(このMV結構話題になっていたのでご視聴なさった方もいらっしゃるのでは?駄々はこの曲はそんなハマらんかったんやけども。)

なぜデビューが『STEREOTYPE』でなかったのかについては以下、プロデューサーへのインタビュー記事からですが、なかなか興味深いです。


――STAYCがデビューする前から頑張って準備した「STEREOTYPE」をデビュー曲として使わず、今になって公開する理由は何ですか?

ブラック・アイド・ピルスン:歌手とは、メッセージを伝える職業だと思います。しかし当時、STAYCはデビューしたばかりの新人だったし、「色眼鏡で見ないでください」という社会的なメッセージを込めた音楽を伝えるには、影響力が足りないと思いました。なので今がびったりの時期だと思って、2年越しに「STEREOTYPE」を公開することになりました


(『STAYC、1stミニアルバム「STEREOTYPE」でカムバック…ブラック・アイド・ピルスンが明かす新曲の魅力とは』より)

【一見普通のガールズグループ。だからこそ恐ろしい】

この写真やMVを観ても分かる通り、STAYCのメンバーは皆、はちゃめちゃに可愛いです。全員が「ビジュアル担当」になり得る人材でしょう。がしかし、今回の『STEREOTYPE』、それから前回カムバック時のタイトル曲『ASAP』を聴いて・観ただけでは、一見「普通のガールズグループ」に見えないでしょうか?

(『ASAP』もサイコーーーーー!!!)

たとえば同じく※第4世代と呼ばれるaespaITZYのような「明らかに次元の違う女の子たち」というイメージではなく、どこか親しみを感じる、「クラスにいそうな女の子たち」という感じがしませんか?いや、もちろんいないんですけどね。こんな子たちは。
※2000年代生まれのメンバーを中心としたグループだそうです。

だからこそヤバいと私は感じています。「ふーん、可愛いグループだね〜」なんて油断していると、その見事な個々の特性を活かした巧みな楽曲に、気がついた時には「STAYC沼から抜けられなくなっている」そんなグループなのです。いけません。大変危険です。

「個々の特性」と申し上げましたが、メンバーは皆それぞれ、カラーがはっきりと違います。ビジュアルの雰囲気もですが、声の特徴が見事にバラバラ。強めな発声のパワー系ユン、ハンサムな低音が魅力のジェイ、コントロール自在で表現豊かなシウン、繊細で守ってあげたくなるようなアイサ、大人びた余裕感じるスミン、透き通る清純系のシウン。

(先程の『ASAP』MVより。左からユン、ジェイ、シウン、アイサ、スミン、セウン。)

よく知らないKPOPグループの楽曲を耳にする際、「誰がどのパートを歌っているのかがわからない」現象に多くの方が見舞われるかと思うのですが、STAYCは、楽曲にもよるでしょうけれども、かなり早い段階で各々を区別できそれぞれの良さを認識することができるグループではないでしょうか。

【ビジュアル・楽曲・実力 全てが揃ったグループ】

先程ご紹介した記事の中でプロデューサーはこう述べていました。

―― プロデューサーとして、STAYCはどのようなグループなのか紹介してください。

ブラック・アイド・ピルスン:人柄は基本で、ビジュアルと実力まで3拍子揃ったグループです。

“3拍子揃った”とありますが、3拍子どころではありません。ここまで述べてきたビジュアル・個性・楽曲の良さ、そして人柄であればもう4拍子です。そこに私が楽曲の良さと同じく最もSTAYCの強みだと感じている、“生”の良さ(すなはち実力)が加わります。

彼女らは生のパフォーマンスが本当に素晴らしい。それを武器にしようという姿勢がバンドライブ映像レコーディングのビハインドからも感じられます。全員がこれだけ歌えるグループというのは、そこまで多くないのではないでしょうか。

STAYCはガールズグループにダンスを求めている方には、少々物足りないかもしれません。けれども生で歌って踊れる、最高に可愛くアーティストっぽいアイドルを求めている方にとっては、彼女らをチェックしないのは勿体なさすぎるでしょう。今回「楽曲のみ」のランキングですので6位とさせていただいておりますが、総合点では、個人的にトップに君臨するガールズグループのひとつです。

次回は第5位

「クラブで酔っていい具合にわけわからんくなってる時」

に聴きたい曲をご紹介します。お楽しみに!

✴︎リクエスト等こちらへどうぞ〜


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