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XG『MASCARA』和訳【7.9さらに修正&追記】

もう至る所でやり尽くされてますが、なんとなく私の感覚でも記録しておきたいと思ったので残しておきます。とはいえ私は別に英語堪能マンではありませんので、勉強不足のところがありましたら是非ご指摘ください。(歌詞内同じ箇所は省略しています)


XG 

・これを"XGの"と訳されている方をお見かけしまして、それで思い出しました。私がKPOP畑に足を踏み入れたばかりの頃、そういや結構違和感だったんですよね。「え?KPOPめっちゃみんな自分らのグループ名言うやん」と。笑 今回"も"なんの違和感もなく受け入れられた=自分がKPOPにどっぷり浸かっていることに気付かされました…というただの余談。

Ladies, you ready?
みんな、準備はいい?


Hey, hi, how you do?
ねぇ、調子はど?

Gonna tell 'em baby how we do
アタシたちはっていうと
・how 主語 動詞で「〜のやり方」という訳ができますが、ここは前の「how (do) you do?」に対応させて"XGの調子"を知らせると解釈しました…が、やっぱり「アタシたちのやり方を教えてあげる」のが良い気がしてきた。tell "them"だし。


XG, cute and nice
キュートでナイス

But we don’t ever let you mess up twice
でもあなたに二度と失敗はさせないよ
でもあなたに二度も失敗はさせないよ
・not+ever=neverつまり強い否定ですね。
・mess upは自動詞で「しくじる」や「ヘマをする」の意。
・let 人 動詞で「人に〜させる」とよく訳されますが、私的には「〜する流れにする」がこの場合しっくりくるような気がします。


If he ever hit you with the lies (Yeah)
彼に嘘なんかつかれたら
・hit youはそのまま「youをヒットする」(ここでは「傷つける」と言えるかな)、with以下で「何によって」か。
・everは強調の意味があるので和訳も嘘"なんか"と語気強めにしてみました。

Better never hit him with the likes (Oh, no)
「いいね」なんてつけてやっちゃダメ
・先程のhit you with the lies(嘘でヒットされる=傷付けられる)にあわせてhit him with the likesとしてますね。この場合のhitは「与える(いいねボタンをヒットする)という感じかな。
・Better=had betterで「〜した方がいい」ですが、プラス「それをしなければまずいことになる」という含みを持っている言い方ですね。

Yeah, if he ever ever made you cry
彼に泣かされたりなんかしたら

Made you cry, I got advice
今から言うことをよく聞いて


Baby, girl don’t you ever be wasting your good energy (Ha)
あなたの良いエネルギーを無駄にしないで

He ain’t even worth it, no he don’t deserve it
彼にはそんな価値ないから
・ain't= 「am not」「are not」「is not」「has not」「have not」のくだけた言い方ですね。つまりHe is not even worth it。A be worthB=AはBの価値があるの意。
・he don't deserve itのdon'tは本来doesn't であるべきところですね。もちろん文法的にはdoesn'tが正しいわけですが、実際どっちも使われていて、そもそも歌詞なんて、日本もですが文法めちゃくちゃでもアリアリなわけなので気にしないが勝ち!(多分)。

What goes around comes back around
因果応報"ってね

And when it do better fix your crown so
前向きになれたら、傷ついたあなたの王冠を修復して
・do betterで「良くなる」の意。なんでdoはdoesじゃないの?については気にしないが勝ち!(2回目)

When he comes knocking, what you gonna do? (Ooh)
さあ、彼がやってきたらどうすればいいかわかるよね?

Are you gonna let him pay? (No)
彼に思い知らせてやる?(いいえ)
・make 人 pay で「人に償わせる」とか「仕返しする」という意味があるので同じような感じでしょう。

Are you gonna let him stay? (No)
ここにいさせてあげる?(いいえ)

Tell him no, no, not today (Yup)
言うんだよ、「今日はダメ」って(そう)

Boy you gonna get it get it
彼は思い知るの
・get itは「理解する」

(繰り返し)


I’ll never let another boy ruin my mascara
もう誰にもアタシのマスカラを汚させない
・ruinは名詞で「廃墟」が有名ですが他動詞で「〜をだめにする」ですね。よく聞く気がする。
・anotherはひとつあった上での「もうひとつ」なので、"すでに"傷ついた(マスカラを汚されたことがある)の決意なのだと解釈できます。

This my party, I can cry when I want to, cry when I want to
これはアタシのパーティだから。アタシが泣きたい時に泣くから
・partyをもっと大きい意味でとっても良いんでしょうが、私はMVの華やかでゴージャスな雰囲気からそのままパーティとしました。

Don’t mess with my mascara (Ugh)
誰にもアタシのマスカラは汚せない
・mess with〜で「〜をもてあそぶ」。ここでは「〜を乱す」ですかね。


(繰り返し)



Oh yeah, mascara gang
そうそう、マスカラ・ギャングって感じ

Young wild don’t play your games
若くてワイルドなアタシたちはあんたのゲームはプレイしない

Dump you like a suplex
あんたをスープレックスで捨てて
・スープレックス=プロレスの技の名前。なんとか・スープレックスと、色々種類があるそう。ジャーマン・スープレックスが有名ですかね?とするとココナのフィジカルえぐ。()

Skrrt! On the coupé
ブルゥゥンッ!クーペで逃げちゃう

Skrrt!:
元は車のアクセルを踏みっぱなしの状態を指すが、そこから人の元から去るなどの意味としても使われている。ラッパーが車のことをラップするときに用いるスラングとして大流行。
https://fnmnl.tv/2017/01/15/20277

・クーペ=車の名前。こちらも色々種類があるそうです。

I'ma be like chop, chop, chop gotta jet
ジェット機並みの速さでね

・I'ma=I'm gonna=I'm going to 
・chop-chopで急ぐ様子を表すのと、(ex.Let's go! chop-chop! いこっ早く早くっ!)chopは動詞でモノをぶつ切りする時にも使うので、マヤの振り付けにそちらの意味が落とし込まれていると思われます。
・gotta=have got to=have to「〜しなきゃ」
・gotta jetのjetは=move fastとのことです。


Go girl, shimmy like I wanna
やりたいように踊って
・shimmyはもともと1920年代にアメリカで流行ったジャズダンスのシミーを指すようですが、「=To shake」としている人がいたので、まぁ…なんか…ほら、クラブとかでいい具合に揺れてるってことでいいと思います(雑)。

Go girl, you know you a stunner
あなたは素晴らしいんだから

Go girl, show 'em how to come up
みんなに見せてやりなよ

Cry over what? Who you? Sayonara!(git)
何に嘆くって?てかあんた誰?サヨナラ!
・cry over 〜で「〜に嘆く」
・gitは侮蔑的な言葉(くそったれみたいな)
・Who you?についてはXGが楽曲中支える"you"に向かって「ほら、あなたは誰?(素晴らしいあなたでしょ?)」と励ましている(そして「サヨナラ」は落ち込んでいたyouに向かって言っている)のだと捉えている方がいらっしゃって、それもアリだなと思いました。


(繰り返し)


And when I find me another baby
誰か別の人を見つけるの

Who treats this lady good, mhm
良くしてくれる人を

You’re gonna cry me a river, baby
その時あんたがすがって大泣きしてきても
・cry 人 a riverは「人に対して大泣きする」ですが、以下のサイトによれば皮肉な表現として使われるのだとか。

But I won’t waste another single minute on you
もう1分だってあんたのために使ってやらない
・こちらもanotherがあるということは「これまですでに費やしてきた、けれどももうこれ以上の時間は費やさない」ということですね。

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