良ICO・悪ICO・普通のICO

欽ドンです(古い)。

さて、昨今多数のプロジェクトが公開されているICO。
毎日のように新しいトークンが作られ、Twitter上などでエアドロップの告知などがなされています。
最近では「これはICOではないです!」という触れ込みでトークンを配布するなどし、後で値段をつけるというとりくみも良く見られます。

一方、仮想通貨界隈に詳しい方であれば、現在日本の金融庁がICOに対しての規制を厳しくしていることもご存知ではないでしょうか。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1802/27/news068.html

そもそも、なぜICOを規制しなければならないのか

これは、投資する側の保護、マネーロンダリングの防止や(国にとって)好ましくない組織にお金が流れることを防ぎたいためです。

現状の一般的なICO(トークンを配布するもの全般)は、実名、身元を明らかにして行われることがまれです。
「誰がやっているのかわからない」という状況は、ある程度お金が集まった時点で逃げることができてしまうという時点で、あまり良い状態のものではありません。
また、身元が明らかでないということは、どういった方がお金を得るために行っているかがわからないということになります。

よって、金融庁はこれらを規制したいわけです。この発想は間違っていることではありません。

国(金融庁)の規制の意図は上記のはずなのですが、法整備が整っていないため、既存法に当てはめて上記を制限していくしかないというのが現状です。
よって、現状は適法であるかどうかの解釈がとても難しく、良いのか悪いのかがあいまいになっています。

※個人的には、トークンや仮想通貨の発行も登録制にすればいいのではないかと思っている

ただその中でも、明確にダメだというポイントや、これはダメっぽいな、、、というポイントが、諸々の状況確認や独自の調査などによってわかってきています。
それらの情報をまとめると、以下のようなことになります。

(国が)ダメって言うトークン発行

・発行するトークンを、法定通貨や仮想通貨(法的な意味での仮想通貨)と交換することを、仮想通貨交換業を持っていない個人・法人がやる。
・日本法が及ばない海外法人であっても、日本人向けにそれをアナウンスしちゃうとNG
※交換=販売や他の仮想通貨との交換

(国が)ダメっていう可能性があるトークン発行

・発行者が身元を明確にしていない
・発行したトークンを発行主体は交換しないが、上場させて交換できるようにしようとするもの
※方法問わず、価値を付ける前提でいると、NGということになる雰囲気がある。身元が明確であればOKかどうかはちょっとまだわからない。

良いとされるであろうトークン発行

・発行者の身元明らかであるもの
・トークンに価値をつけようとしていないもの
・トークンを販売するに至った経緯や、トークンを販売してOKな理由の説明があるもの
・それらの理由が日本法をクリアしている(と明言している)もの

上記の各項目をすべて満たせばOKとかすべて満たしていないからNGとかということでもなさそうなのがまた厄介なところです。
※個人的には身元を明確にすれば、どういうやり方でもいいんじゃないかと思ってます

なお買う側は特に規制はされていません。
自己責任で、となります。

現状、身元を隠してやってしまえばいざというときに逃げられるというのもあり、ダメなパターンのトークンセールが多発しているのですが、やる側としては「後から国が何を言い出してもおかしくはない。」ということも認識しておきましょう。
これはトークンセールじゃないんだ!っていうやり方も自分の心によく語りかけてみてください。

法整備が追い付いていない状況を利用することがダメだとは言いませんが、やるなら身元情報をきちんと出すなりしてやったほうが良いよなぁと思ってます。
身元出せないってのは、何らかの負い目があると考えられなくもありません。
法の穴を突いて発行したはいいが、何かが起こったときにはその責任をとらないトークンセールが横行すると、ものすごい厳しい法律になって行ってしまうことも十分考えられます。

やっちまえば勝ち、後に続く人は知らん。というのはなんか日本の団塊の世代というキーワードで聞いたことがあるようなないような気もしませんか。

初回から苦言めいた内容になってしまいましたが、欽ドンは「欽ちゃんのドンとやってみよう」の略です。

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DaddyPoco

日本の仮想通貨に関するメモみたいなもの

いろいろな方とのやり取りや、現状の界隈の状況などから得られた情報をなるだけ簡潔にまとめていきたいと思います。 たまに、「こうしたらいいのになぁ」ということも書きます。 ここに書かれていることが完璧に正しいということを保証するものではないのであしからず!
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