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プリフロップで戸惑わないために① スタック(持ちBB数)によって、参加ハンドがどう変わるのか?を改める≪200BB~20BBまでを考察①≫

※本記事は有料設定してますが、最後まで見れます。

スタック(持ちBB数)によって、参加ハンドレンジは変わる。

という。
いろんな解説やX(ツイッター等)で言われる。
どの程度変わるのだろう?
うろ覚えじゃない?
みんな覚えてるの?
と割と本気で思う。

「知らない」なんて誰も言わないし、見ない。
「知ってる顔」してる人しかみない。
ほんまかよ。
賢そうな顔はやめよう。

少なくとも私は、スタック数によるオープンレンジの違いまでいうほど把握していない。
感覚でやっている部分が大きい。
25BB~40BBくらいがとても難しいように感じる。

なので今回は、「スタック(持ちBB数)によって、参加ハンドレンジは変わるのか?」について、「覚える」→「考える」を構築していく。

【プリフロップの改めての基本①】ポジションごとに参加レンジが違う

これは見飽きたぐらい記事がある。
こんな記事書いて勝てるわけない。
他の人のをみてくれ。
凄いから。

スターティングハンドは最低限覚えなければいけない。
すべての基本になるからだ。
UTG,HJ,CO,BU,SB,BB
6MAX(6人テーブル)だけでもこれだけいる。

さらに、
「人数」(9max(9人)やHU(2人))によって変わる。
「スタック」によって変わる。
「レーキ」によって変わる。
エトセトラ エトセトラ

とてもじゃないが覚えられん。

だからそれぞれの状況を「考える」→「傾向を掴む」という作業をしようと思う。
そうすると「基本的な最低限のスターティングハンド」から、割り出せるのではないのか?という試みだ。
またそんなことしてたら「覚える」ということもできるだろ。
きっと出来る。
たぶん出来る。

流れはこうだ。

「傾向を掴んでいく」流れ

①「局所的」に考えて傾向を掴む
 →一部(局所的な)場面を考えることで、傾向を掴みやすくする。
 ポーカーは奥深い。
 全体を考えるとわけわからなくなる。
 なので、シンプルになる「局所」から傾向を掴んでいく。

チェスの世界チャンピオンがやってた方法だ!
小さな世界を積み重ねて、大きな世界に広げていくのさ。

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小さな1ピースを作る。
これだけでも地味な作業だし時間がかかる。
その1ピースをたくさん作っていく。

たくさんの1ピースを繋げて、でかいパズルが出来上がる。
一流の完成だ。

小さな1ピースを作り続けることが出来ない。
だから3流なんだ。

私にとっての1ピース、それが駄菓子だ。
作り続けようじゃないか、駄菓子を。

ちなみにこの本の人は、チェス世界チャンピオンになったあと、武術(推手)のチャンピオンにもなった凄い人だ。
何かを上達したければ見るのもお勧めだ。

②掴んだ「傾向」は他の場面でも使えそうか?を確かめる
 →①で傾向をとりあえずは掴む。
  言い換えれば「仮説」だ。
  しかし「仮説」は「仮説」。
  「ちゃんと他でも適用できるか?」を確かめる必要がある。

③全体に広げていく
 →なんか賢そうなので書いてみた。
  具体的なことは後から考える。

以上が流れだ。

まずは、「スタック」によって変わるハンドレンジ。
ここにきくおいしい駄菓子を作っていきたい。

【局所的場面】200BBと100BBでのハンドレンジの違い(6MAX  50NL Simple UTG)

GTOWizardを使用
条件は

◎キャッシュの6MAX
一般的な状況だ。

◎ベットサイズは「simple」
傾向を掴むならとにかくシンプルだ。
しかしシンプルにならない問題が一つ。
200BBだけ「オープンサイズに2BB」がない。
こりゃどうしようもない。

①200BBと比べる時は、100BBを2.5BBbetで比較
②100BB以下は「2BBbet」で比較していく
以上で「スタック」と「ベットサイズ」による傾向を掴むことを追加する。

◎50NL(レーキは高め)を選択。
弱っちいやつ(私)にはお似合の戦場だ。
弱い奴は食い物に(手数料も高く)されるのは世の常だ。
だからといって、すぐ上の階にいくなよ。
額にビビッて、とにかくポット欲しさにバカみたいなブラフして返り討ちに会うのはお決まりのパターンだ。

◎ポジションは「UTG」
一番参加が少なく傾向も掴みやすいだろう。
BUとかBBはカオスだ。

以上で傾向を掴んでいこう

スタック200BBの参加レンジ(レイズ2.5BB)

200BB持ち UTG

スタック100BBの参加レンジ(レイズ2.5BB)

うん
こういう風に並べるのはよくみる。
けどこれじゃよくわからん。

まずレイズの参加頻度(各図右上にある棒グラフ)は
200BB持ち→19% (FOLD:81%)
100BB持ち→18% (FOLD:82%)
となる。
つまり、

【プリフロ駄菓子1】スタックが多い方が(ほんの少し)参加率が高くなる

という傾向がまずみれる。
「ほんの少し」かどうかは他のポジションで見てないからカッコ書きだ。
とりあえずUTGでは、ほんの少し(1%ほど)参加率が高くなる。

しかしだ。
全部で「1326コンボ(通り)」の組み合わせがあるわけだ。
1%増なら「13コンボ」ぐらい増えるわけだ。

「オフスーテッド」なら、レンジ表1マス(1マス12コンボ)分は増える。
「スーテッド」なら、レンジ表3マス分(1マス4コンボ)分は増える。
「ペア」なら、レンジ表2マス分(1マス6コンボ)分は増える。

まぁまぁ増えてんのかな。
コンボがわからない?
ポーカー道からやり直そう。

ハンドレンジ自体を並べて比較してみる。

左:200BB持ち 右:100BB持ち

200BB持ち← →100BB持ち

左(200BB)の方が「1%」だけ参加が広い。
みよ。
これが「1%」の参加率の違いだ。
弱者には感じられんだろ。
この1%の息吹は。
バーロー。

文句を言っててもしょうがないので、傾向を掴んでみる。
200BB持ち⇒100BB持ちで減った1%の参加ハンドはなんなのか?

とても当たり前だが「レンジ際の部分」としか言いようがない。

参加率が
大幅に減るハンド:K7s、J9s
そこそこ減るハンド:K6s、J9s、T9s、98s、KTo
少しだけ減るハンド:44、33、22
少しだけ減るハンド:87s、76s、65s、54s
元々参加率低く(ほぼ)消滅するハンド :A9o、A8o、K4

逆に参加率が
そこそこ増えるハンド:K5s
少しだけ増えるハンド:K4s、Q8s、T8s

ふむ。。。
増えるのもあるか・・・
よくわからんな、GTO様は。
ここからでも傾向を掴んでみようか。
あくまで仮説だ。

参加率が「大幅に減る」や「そこそこ減る」ハンドは、もちろん参加レンジの「際」の部分だ。

UTGでの参加ハンドレンジでは、
Kxsの段では「K9s」まではほぼ鉄板で参加だ。

それ以下の「K8s~K5s」までは「頻度」と呼ばれる範囲で参加する。
つまりここらは参加の「際」≒鉄板での参加ではない。
なので「減る」のはここらなのは間違いなさそうだ。

ちなみに、
「頻度」とは「参加したり」「参加しなかったり」が入り混じる。
「Indifference」ってかっちょいい言葉で言う。
わからなければここでもみとけ。
日本語難しいから。

Kxs以外はどうだろうか?
再掲

200BB持ち← →100BB持ち

100%入る(赤一色)のマスで減っているハンドはほぼない。
なので「鉄板で入るハンド」と「際のハンド」を覚えつつ、「際のハンド」について少しずつ参加を減らす感覚でよさそうだ。

増えるハンドについてはどうなのか?
K5sはそこそこ増えている。
おそらく「A5」のような扱いなのだろう。

主にマージナル(際になる)ハンドを削った
⇒ブラフ部分が少なくなる
⇒ブラフ部分を少し補充
それらが「K5s、K4s、T8s」あたりなのではないのか?

これは自信がない。
がそうなんじゃないかなと思っておく。
まあ「K4s,T8s」はほんとに微妙に増えてるだけなので、無視でもいいんじゃないかな・・・
そんな世界に生きてるほど私は今は強くない。
そんな「微生物」の世界を気にするより前に、まずはでかい穴を埋めるべきだろ。

とりあえずまとめよう。

【プリフロ駄菓子2】「鉄板で入るハンド」と「際(頻度)で入るハンド」を覚える


↑を覚えて置いてようやく出来る↓

【プリフロ駄菓子3】スタックが下がると「際(頻度)で入るハンド」を少しずつ削っていく


プリフロ駄菓子まとめ

【プリフロ駄菓子1】
スタックが多い方が(ほんの少し)参加率が高くなる。

1%の息吹を感じるには鍛錬がいりそうだ。

【プリフロ駄菓子2】
「鉄板で入るハンド」と「際(頻度)で入るハンド」を覚える

これが曖昧になると「プリフロでの戸惑い」が大きくなりそうだ

【プリフロ駄菓子3】
スタックが下がると「際(頻度)で入るハンド」を少しずつ削っていく

「駄菓子2」ができてれば、ここはなんとかなるのか・・・な?

200BBと100BBでは3つのプリフロに効く?駄菓子が出来上がった。
あとはさらに低いスタックを比べて見て、これらがほんまもんなのか検証をかけてみよう。

なんだこの結論は!
当たり前だろ!
と思ったあなた!

ただしい!
当たり前なんです。

その当たり前が出来てないから、負けるんだバーカ!
そしてこんなページみてるんだバーカ!
そんな馬鹿にも朗報だ。

弱っちいことを認めよう。
すると「素直な心」で「当たりまえ」なことが出来てなかったことに気づけるだろう。
君は強くなる。
んじゃないかな?

当たり前を少しずつ認識する。
小さな1ピースを改める。

当たり前な事を「当たり前といってスルーする、気づけない人」にはならない。
それが「駄菓子屋ポーカー」

少しだけおいしい駄菓子を届ける。
少しずつおいしい駄菓子を食べれる。
それが「駄菓子屋ポーカー」

当たり前を「今一度」「改めて」積み上げていこう。

こんな感じだけど。

皆様のスキ
お待ちしております。

なおこれより先に記事は有りません。

少し応援してやるよ!って、
男気や女気溢れるお方がいれば、
どうぞ駄菓子のお代をお願います。

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