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【空き家対策の今後を考える】 空き家同士のつながり

こんにちは。吉岡大です。

この記事は、noteのおすすめ記事に掲載されました。note編集部の皆様ありがとうございます。


僕は、blueto建築士事務所という設計事務所を経営しながら、空き家活用、古民家再生、地域資源を活かしたリノベーションを行なっています。

その中の事業の一つとして、空き家活用不動産事業があります。この事業こそがblueto建築士事務所で今後、主として伸ばしていきたい分野です。


以前の記事 空き家活用をする理由 で紹介したのですが、

空き家を複数所有して、賃貸物件からの収益をそれぞれの物件から得ることができます。得た収益を元手にして、本当に残すべき価値のある物件を見極めて、リノベーションを行い、空き家の修繕やリノベーション費用に再分配します。空き家の数が増えれば増えるほどに連携が増えて、「空き家同士のつながり」が生まれます。「空き家同士のつながり」の人・物・金・情報によって新たな価値観が生まれることを機会しています。

僕が、空き家活用不動産事業を伸ばしていきたい理由として、「空き家同士のつながり」の価値をもたせたいと思っています。

では、実際にその価値とは、どんなものがあるのか今回はその想定している価値を紹介したいと思います。


空き家同士のつながり① お互いの物件を支え合う

今の空き家所有者さんの課題として、空き家の修繕やメンテナンス費用がかかり維持が出来ずに、空き家が朽ちていくといった事です。たしかに、1棟、2棟で得られる収益はたかがしれています。

そこで、空き家の数を増やして、収益の幾らかを修繕やメンテナンス費用に再分配をすることで、継続可能な仕組みをつくるのです。


当たり前ですが、空き家物件を増やすことで、売上額は上がっていきます。

家賃収益 ×   物件数  = 総売上額

仮に、総売上額から20%程度を空き家修繕費やメンテナンス費用に再分配するという計画を立てるのであれば、以下の通りです。


仮に、一軒あたり家賃が55,000円だとすると、

55,000円/月 ×  20%  =  11,000円/月 (132,000円/年)となり、

年間132,000円/件 が、空き家修繕費やメンテナンス費用にまわせます。

つまり、目標頭数である30棟とすれば以下の通りです。

55,000円/棟  30棟の場合

売上:1,650,000円/月  (19,800,000円/年)
修繕・リノベ費:330,000万円/月 (3,960,000円/年)


年間予算3,960,000円あれば、空き家同士のつながりで、常に空き家修繕・リノベーションを進める事が出来ます。

屋根が古いから瓦を葺き替える、設備が古くなったから設備を新しくするといったことが十分可能になると思います。そうして、住む人は通常の家賃を払いながらも、老朽化の心配なく、日々家の管理を任せる事が可能になります。


空き家同士のつながり② 物件を通じてコミュニケーションが生まれる

今は、空き家活用物件の入居者通りのつながりはありませんが、将来的に、定期的な交流会もしていければと思います。交流会を通じて、入居者家族通しの繋がりができコミュニティが広がります。

移住者の方が入居された場合は、空き家活用物件の入居者通し、つながりを持てると移住先の繋がりができ、心強いのではと思います。

僕は、専門学校卒業後、大阪で就職をしました。その際に、移住先の大阪には、友人や顔見知りがおらず、とても心細かったことを覚えています。

丹後で安心して暮らせるようにコミュニティ作りも仕組みの一つになればと思います。


空き家同士のつながり③ 様々な暮らしを体験できる

丹後は、海が近い町もあれば、山が近い町もあります。少し栄えた便利な町や人里離れた静かな町もあります。

多くの空き家活用物件を運営することで、空き家同士を行き来する仕組みを作り、多拠点化といったことも可能です。

時には、海に近い物件に滞在して、海を見ながら仕事をする。

時には、人里離れた山の中の物件に滞在して、読書にふける。

今後、インターネットを活用したリモートワークは、一般的となる為、都会に家を持ちながら、田舎で仕事や遊びを楽しむ多拠点化、二拠点化(デュアルライフ)が増えてくると予想しています。

その受け皿として、空き家同士の繋がりの中で、行き来出来る事ができれば、入居者にとっても使いやすく、さまざまな暮らしを体験出来るのではないでしょうか。


空き家同士のつながり④ つながりこそが丹後の暮らし

僕自身の①〜③で挙げたつながりこそが、bluetoのコンセプトである「暮らしのリノベーション」として、丹後の暮らしを体験できることだと思っています。

丹後の暮らしとは、抽象的なものでしかありません。

しかし、現に僕にとっては最も価値があり、多くの人に知ってほしい暮らし方です。豊かな自然が広がり、美味しい食に恵まれて、暖かい人に囲まれる暮らしはとても心地良いものです。

空き家同士のつながりを通して、その丹後の暮らしが体験できるような仕組み作りを、今後の展開として実現出来ればと思っています。



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今後も、「田舎で起業」「空き家の活用」「フリーランスの働き方」などをテーマに記事を書いていきます。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

吉岡 大 / Dai Yoshioka

blueto建築士事務所 代表
『暮らしのリノベーション』 をコンセプトに、海の京都・丹後を発信するblueto設計事務所 代表 | 建築設計|住まいのリノベーション|空き家不動産 5件棟運営 | 地域PR動画制作|里の公共員 特別職公務員|28歳でサラリーマンを退職 起業独立して4年目 |自然豊かな田舎に暮らしながら、複業的な働き方をおくっています

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京都丹後 blueto設計事務所 代表| ▼田舎でフリーランス4年目 ▼空家物件 7棟賃貸運営| ▼note@毎日更新中『空き家活用』『田舎暮らし』『フリーランスの働き方』情報発信| ▼Twitter https://mobile.twitter.com/dai_kyoto
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