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ダボス会議でのアルゼンチン大統領の演説について

今日は2024年のダボス会議で最も注目され、いいねを集めたとされるアルゼンチン大統領の演説について調べてみました。

▶︎なぜ調べようと思ったか
X(旧Twitter)でたまたま流れてきた為末大さんのポストが目にとまりました。馴染みが無かったり知らない単語が多くて興味はそそられませんでしたが、こういう分野のことは知ろうとしなければずっと知らないままなので、ちょっと頑張ってみようと思いました。

▶︎そもそもダボス会議とは
今日得た知識なので僕の本当にざっくりとした認識で話しますが、、、
ダボス会議は、毎年1月にスイスのダボスというリゾートで行われている会議で、世界各国から政治家や国銀総裁、グローバル企業の役員や学者などたくさんの人が集まり、その年のテーマについて演説や議論が繰り広げられるそうです。
テーマは経済や平和、貧困、食糧不足など地球規模のものばかりです。SDGsが世界的にに広く知れ渡ったきっかけとなったのもこのダボス会議だそう。

▶︎ミレイ大統領の演説
ミレイ大統領は2023年12月に就任したばかりのアルゼンチン大統領です。急進的な自由至上主義で有名だそうで、今回の演説にもその考えが色濃く出ています。

ミレイ大統領の主張は、西側諸国と呼ばれるアメリカや西ヨーロッパの国々が資本主義を規制しつつあり、これは貧困を招くということです。アルゼンチンは自由主義を取り入れた1860年からの35年間では世界をリードするほどの大国になったが、それ以降の100年では集産主義(生産手段を国有とし、共同管理とすることを経済原理とする主張)採用した結果、貧困化した。このアルゼンチンの経験則から世界がこのまま集産主義や社会主義のような方向性で市場の規制を図れば、間違いなく世界の貧困率は高まるだろうということだそう。

世界が集産主義に向かっているとは思ったことも心当たりも全くないので本当にそうか?と思います。ただ一国の大統領が影響力の強いダボス会議でわざわざ演説しているということはそれほど訴えたいことだったんだと思います。


この演説の最後のミレイ大統領の言葉はすごく心に強く響くものがありました。世の中に価値を生み出しているあなたこそが主役なのだと。アルゼンチンはあなたの味方にいると力強く訴えています。
難しい話も多いですが、たくさんの人に是非見てほしい演説だと思いました。

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