讒文芝居

男児は小学校高学年位に為ると色んなとこにエロ本を隠し初める。
ベッドの下と乎、隠れ家にして居る廃屋と乎。

一番凄かった友人のエロ本の隠し場所は
「川の入り口の隧道に為って居る奥」だった。

態態、エロ本を見るのに川に下りて、じゃぶじゃぶ(多分下水)
を進んで行くのだ。
無論エロ本もビシャビシャ。目的と手段を完璧に見失って居る。
情熱と謂う乎、畏ろしい執念を感じた。

其処迄するならバレても好いのでは…と其処に居た皆が想ったが
誰も彼氏に意見出来る者は居なかった。