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飲み過ぎ戦隊☆聡明ジャー

という事で今日更新しないと7ヶ月連続更新が達成できない為、いま太腿をつねりながら無理やりNOTEを更新しているのですが、特に書きたいことも見つかっていないので生暖かい目で見守って頂ければと存じます。

お父さんと一緒


我が家には独特な家族間でのルールがあり、父たる者の素養として11の能力を掲げており、妻からは「六韜おじ」と呼ばれているのですが、その素養を持って執り行う儀式のひとつに「6歳旅行」と「12歳旅行」というものがあります。

これは保育園から小学校、小学校から中学校に上がる際に「父親とふたりで旅をする」といったもので、6歳の時はルーツでありクロスロードにもなった東北を旅して来ました。

この春、長男がついに「12歳旅行」の権利を得た訳ですが、昨年末、長男にどこに行きたいか尋ねたとき長男は「ぼく、アメリカに行きたいです!」と曇りなき眼で僕に訴え、僕もその言葉に被り気味に咳をしたのですが、かっこ悪い姿も見せられないので二つ返事で承諾しました。その夜、妻の寝室のドアをノックし、受注している夫婦関係修復工事費の設計変更増が見込めないか相談しましたが、単費で頑張れと冷たい仕打ちを受けました。バスローブで黒帯で伺った僕が悪かったのか。。。得意の寝技には持ち込めませんでした。

NOTE、スタートです。


さて、なんやかんやで息子と2人で「ロサンゼルス」に行ってきたのですが、最高でした。

初日にクリプトアリーナでレブロン・ジェームズと塁・八村を観戦し、劣勢のレイカーズに対してネイティブのヤジが飛ぶ度、息子から「お父さん、何て言ってるのこの人達」と通訳を求められ、その余りのヒドさにブレイズの上下アップジャージ(22年版)の内側で大汗をかき、思わず黒縁のメガネも曇らせてしまったのですが、「ファック=がんばれ」で「サノバビッチ=ドンマイドンマイ」と教えておきました。帰国後しばらくして、9歳の長女が熱を出して苦しんでいる弟に「ファック!ファック!」と中指を立てているのをみて、思わず口を真一文字に結びました。




ANGEL


その後、大の野球好きの息子を連れて行ってきましたエンゼルスタジアム⚾


3塁側で大谷を出待ちして、何とかサインを貰おうとファイターズのキャップを被って、大谷のユニを羽織って、セリフも「北海道から来ました!大谷さん!」と決めましていざ翔平を待ちました。


来た!


3塁側は大谷待ちのファンでいっぱいでしたが、我々の他に日本人はいなく、ましてやファイターズ帽子、そして「北海道」のキラーワードも持っている!

いけ、行くんだ息子よ!!!

ここが勝負だ!

俺の息子なら決めて見せろ!

ファンが皆手を上げる!歓声を上げる!

そして息子も身を乗り出し、ボールを掲げ、ファイターズキャップで言いました!



「オータニサーン!」




完全に飲まれました。彼は周りのアメリカンキッズに完全に飲み込まれ、なぜか彼らと同じ発音で、カタコト日本語で呼びかけてしまいました。

もちろん最高の笑顔でスルーした大谷。
放心状態の息子に「サノバビッチ」と励ました話は次回にしましょう。



いい思い出になってたらいいなあ


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