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「note」を始めてみる

今年の夏の暑さは異常だ。誰もがそう感じている。去年も同じように感じたし、きっと来年も同じように感じるのだろう。

最近、同僚の転職が目につく。新天地に求めるものは人それぞれだろうが、送別会で決まって目にするのは大きな期待と小さな不安が混ざったぎこちない笑顔だ。

がむしゃらに働いてきた20年、私は自らの意思でここに留まっている。他方で、別の世界の知らない誰かにそのようにコントロールされているようにも感じる。

特に後悔はしていないが、得たものと同じくらい失ったものも多い。

国語の教科書に出てきた「転石苔を生ぜず」のふたつの意味。果たして私の苔は青々と輝いているのだろうか。

留まるにしても転がるにしても、まだ先は長い。
まるでヘッドライトも届かない出口の見えないトンネルを延々と走っているようだ。

ハイビームで先を強く照らしてみると青色の案内看板が見えた。

奇妙なことに目的地は無く、進行方向を示す複数の白い矢印だけがぼんやりと浮かび上がっている。

スピードを上げてこのまま直進し続けるのが一番ラクそうだね、と頭の中で無線機のような声が聞こえた。

しかし私は知っている、風景が変わり映えしないストレートは眠くなるくらい退屈なのだ。

よし、眠気覚ましも兼ねてたまには誰かさんの声に逆らってみるのも面白そうだ。


そんな気持ちで新しいことに気軽にチャレンジしてみたり昔の趣味を再開してみたりしながら次の20年の生き方をゆっくりのんびり探していきたいと考えています。

さっそく新しいチャレンジのひとつとしてこの「note」を始めてみることにしました。

特に書くテーマは決めていませんが、日々の気付きや趣味のことなど、文章を書くことを楽しみながら続けていきたいと思います。

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