自動車業界では、大規模な不正請求問題が起きましたが、
保険にまつわるトラブルは、
住宅業界でも頻発しています。

地元の町内放送によると、
今日も親族を名乗る不審な電話がかかって来たそうです。

自分だけは大丈夫と思わず、気を引き締めましょう！

大企業だから大丈夫ではない

冒頭のことでも分かる通り、

• 大手企業だから大丈夫

• テレビCMをやっているような会社だから大丈夫

• 有名人が広告塔だから大丈夫

なんてことは一切ないようですね！
しかし、一般消費者には分からないですよね。

急に業績が伸びたり、急に店舗が増えたり、
逆に、急に店舗が閉店したり、
など、急激な変化でもあれば、
何かあったのかな？
と思うことはあるかもしれませんが、
気が付かずに取引をしてしまい、
犯罪に多少でも加担してしまう、
なんてことがたくさんあったのでしょうね。

誰もが知っている企業でも、見たことも聞いたことも無い会社でも、
怪しげな話しには乗らないようにしましょう！

だいたいは値段が安い

企業である限り、利益を追求しなければ存続できません。
つまり、かかっている経費以上の売り上げが無ければなりません。

「薄利多売」
と言う言葉がありますが、
安いものを売って利益を上げるには、たくさんのものを売らねばなりません。

しかし、景気が良くない時代が続いておりますので、
ものをたくさん売るというのは簡単なことではありません。

ですから、安さの裏には、何か怪しげなカラクリが存在してしまうのかもしれません。

建築業界でも、「格安、激安、無料」などの裏には、何かカラクリがあることが多いと思います。

「素人だから分からなかった」

と言う言い訳がきけばいいですが、
泣き寝入りするか、または、共犯者になってしまうことになるかもしれません。

所在がはっきりしていない

悪いことをして、それが発覚すれば、当然、捕まってしまいますので、
普通はしませんよね。
ほとんどの方が捕まらなくとも、悪いことはしないと思います。

では、それでも悪いことをする方々はどう考えているのでしょうか？

最近ニュースになるような犯罪を見ていると、
捕まるのは末端ばかりで、
なかなか主犯までたどりつかず、気づいたころには海外などに逃亡されてしまい、捕まったとしても、逮捕まで時間も労力も多大にかかってしまいます。

捕まらないように、頭を使っているのでしょうが、
その知恵を他に使えば、きっと、普通に成功しそうな気がします。

住宅の怪しげな話しの場合でも、
会社の所在を明らかにしなかったり、
微妙な表現を使ったり、
詳細の見積書を出さなかったり、
一般的な工務店ならやらないような進め方で押し進めていくようです。

しかし、口約束でも、相場よりも著しく高額でも、それだけでは犯罪ではありませんし、火災保険等を不正に請求した場合には主犯は被保険者（住人）になりますので、引っ掛からないことが何よりです。

知らないということが怖い

インターネットの普及により、
自分が知らないところで犯罪に巻き込まれる事例も増えた一方で、
知らなかった情報を事前に知ることも出来るようにはなりました。

多くの方々に向けてたくさんの情報が発信されているテレビやラジオ、新聞などだけでは、大きな話題ならともかく、今これを知りたいという情報にはなかなかたどり着きません。

一方で、ネットでは、必要な情報を調べることは簡単です。
ただし、その情報の信憑性については慎重に付き合わねばなりませんが、
調べようとさえ思えば、簡単です。

どちらかだけではなく、
知りたいことに応じて使い分けしつつ、
自分の身を守るための情報収集をしてほしいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。