リフォームの怪しいお話し第7話「隣の現場から」
怪しい訪問販売のご報告が最近また弊社に寄せられています。
皆さまもどうかお気を付けください。
リフォームの怪しいお話し1/3「現場から見えたシリーズ ~ 極 ~ 」
怪しい訪問販売で良くあるのが、
「近くで工事をしている者ですが、現場で作業している時にお宅の屋根を見ましたら、瓦がずれているのが見えたのでお知らせに来ました。今なら無料(格安)で点検・修理しますよ。」
と言うお話しです。
これらも一通りではありません。
周辺に現場など全く存在せず、全くのウソと言うケース
周辺に現場はあることはあるが、とても見える距離ではないケース
周辺には中高層の建築物は無く、とても屋根を上から見ることが出来ないケース
などがこれまでOB客様より弊社に寄せられたケースです。
今回はそのどれにも該当しないケースがありましたので、ご報告いたします。
リフォームの怪しいお話し2/3「自宅の隣が工事中」
そのケースとは、
ご自宅のお隣で何らかの工事が行われているお宅に、
「隣の現場で工事している者ですが、現場からお宅の屋根の瓦がおかしいのが見えました。」
と 実際の現場がすぐ隣に存在するケース です。
これは発言の非常に信憑性が高まってしまいますよね!
まさに 現場から来ましたシリーズの極み です!!
お隣が同じくらいの高さの建物でも、足場を設置すれば屋根の上は見ることが出来るかもしれませんので、「そうかもしれない」と考えてしまうのも無理はないと思います。
リフォームの怪しいお話し3/3「~ 極 ~もこうして対処しよう」
しかし、ここで慌ててはいけません!
慌てさせて、混乱しているうちに、
あれよあれよと、ことを進めていくの手口ですので、
まずは、いったんお引き取り頂きます。
無料だからと言って屋根に上らせたら アウト です。
お隣の現場に行ってみましょう
お引き取り頂いたら、
お隣の現場に行ってみて、
訪問してきた業者・職人がいるかどうか確認してみましょう!
訪問してきた方が見当たらない場合、
偽物だと考え、先ほどまでの話しは無視する
もしかしたら、たまたま不在の可能性もあるので、その現場にいる他の業者さんに尋ねてみる
と良いと思います。ご面倒でも確認しておくと安心です。
建設業者が見ているのは今工事している現場です
ちなみに一般論ですが、
私たち建設業者は、
基本的には携わっている現場以外に関心を向けることは稀です。
いくら隣の現場だとは言え、しっかりと確認することはあまりしません。
さらに言えば、何か気になる事があったとしても、
自分で直接伝えに行くことはしないと思います。
弊社の場合、
工事前に現場近隣にはご挨拶をさせていただいているので、
近隣の方にも会社名などは事前にお知らせしていますが、
それでも、もしも、何かのきっかけでたまたまお隣の瓦がずれているのに気が付いたとしたら、今お世話になっている現場のお施主様にお伝えし、
お施主様にお隣さんへお伝えしていただくと思います。
施工現場が私どもの地元でお隣さんにも面識があれば、
直接お伝えすることもあるかもしれませんが、そんなことは今まで一度もありません。
お隣で足場を設置する工事が始まったら、
もしかしたらあなたのお宅にも、訪問販売が来るかもしれません。
どうか、ご注意ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。