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ネットの情報だけでPC自作 #8

さて、ちょっとしたトラブルを経て自作PCが完成したわけだが、そもそも最初に掲げたコンセプトを満たしているか、それから調べても出てこなかった小ネタなんかを綴って最終回にしたいと思う。

そもそもどういうコンセプトだったっけ

第1回からコンセプトの箇条書きを持ってくる。

  • コンセプトは「仕事環境と共存するゲーミングPC」

  • とにかく静音を狙う

  • ハコの大きさはそれほど気にしない

  • ゲーミングPCだけど「映え」はそこそこで良い

  • できるだけ将来を見据えた構成

  • ディスプレイサイズは今と同じ27インチ、WQHD(2560x1440)で運用

  • 予算は本体40万、ディスプレイ5万くらい

あぁ・・・そうね、最初はこう考えていたのね笑

仕事環境と共存するゲーミングPCはできたのか?

まず、仕事環境と共存するという点では、残念ながらiMacに及ばない。というかiMacは非常に完成度の高い一体型パソコンであることを改めて認識した。KVM環境は便利だが、リモートワークも考慮するとどうしても「写りの良いカメラ/そこそこのマイク/そこそこのスピーカー」というセットが必要になってくる。自作PCでは全て外付けの設備が必要になるので、机周りがどうしてもごちゃついてしまう。PCカメラを導入しようかどうかはちょっと悩んでいるところだ。でも、24インチのモニターで作業できる環境は良きですね。iMacは早くターゲットディスプレイモードを復活させるべき。

次に、静音だけど、これは本当にうまくいった。割とハイパワーな構成の割りにとても静かなPCだと思う。大きな筐体と静音性に定評のあるパーツを組み合わせて作った甲斐があった。ただ、ちょっとその分お値段にハネたよね・・・。将来性については、今回DDR5メモリ採用のマザーボードは見送ったのでとても高い将来性があるという感じではないが、数年の間はハイエンドPCでいられると思う。一つだけ無念があるとすれば、予算の関係でグラボのグレードを下げたこと。3080Tiを積んでみたかったが、4000台のグラボの世界が来たときには最上位機種を狙ってみようと思う。

「映えはそこそこ」のはずが・・・

どこがやねん

とりあえず、ファンはケースファンで良かったんじゃないのと思うが、格好良さに惹かれてわざわざファンを買い足してしまった・・・。グラボもマザボもメモリも無駄に光ってるモデルだし。CPUクーラーだけが質実剛健な感じね。

小ネタ:MSI Mystic Light と Corsair iCueの共存

映えは良いのだが、各社それぞれのプロトコルがあるみたいで、この部品はこのソフトで光らせて・・・というのが結構ある。今の構成だとマザーボードはMSIだが、メモリはCorsair。どうせなら一つにまとめたいなと思って色々調べたのだが、これといった情報がなく、どこかの掲示板で見かけた一言をヒントに色々試した。
結果、iCueの設定でプラグインという機能をオフにすれば共存可能(MSI Mystic Lightで両方コントロール可能)になった。PCを起動すると一瞬iCueの設定で光り出すが、その後にMSIが設定を上書きする感じ。

プラグインをオフにする

モニターはうれしい誤算

第4回で触れたが、狙っていたモニターがどうも良くないらしいという噂から、PC買う前にモニター難民になりかけた。最終的にはJapannextという聞いたことない会社(失礼)のモニタに行き着いたわけだが、結果的にこれはうれしい誤算となりました。もちろん、プロ/セミプロのゲーマーからしたら物足りない部分があるのかも知れないが、自分としてはKVM環境もできて発色も良くて、4Kゲーミングモニターとしては最高のコスパだと思う。まぁスピーカーは2ワットだったから期待してなかったけどそれでも思ったよりしょぼかったw iMacすごいよ君は。

総括:作ってみてどうだったか

生粋のMacユーザで、Windowsなんて・・・と思ってこれまで生きてきたが、自分で作るという経験はなかなか刺激的で楽しかった。そもそも、もはや両者のOSの違いは殆どなく、細かいフィーリングや世界観が好きかどうかに尽きる。現時点では仕事にはMac、趣味/ゲームにはPCという使い分けが一番しっくりくるかな。ただ、どうしてもWindowsをMac風にしたいという勢力は一定数いるらしく、調べるとたくさん見つかった。

ただね、Macユーザだけど、Windowsを無理矢理Macっぽくする必要はないのかなと思う。

とはいえ、MacにあるけどWindowsには標準装備じゃない3つのソフトを紹介。

あと、Macは割とサウンドコントロールが上手なんだけどWindowsはいまいちな部分も大きいのでこれも入れた。Discordしながらゲームの音をミックス。

とまぁこんな感じで、何か問題があっても何かしら解決策が出てくる(まぁ探しにくいのもあるが)のがPCの良いところ。

シリーズはいったんここで終わりますが、また何か気づいたことがあれば記事にしていきたいと思います。

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