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株式会社ギフティを退職し、株式会社メルカリに入社します

一部でブラックホールと呼ばれているメルカリですが、気づけば私も吸い込まれることになっていました。吸い込まれるのは2018年7月です。

ギフティで在職中お世話になった方々、本当にありがとうございました 🙇

気持ちの整理と決意表明を含め、経緯などを書き残します。

目次

1. メルカリで何をやるか
2. なぜメルカリに入るか
3. 前職のギフティについて
    3.1. どんな会社か
    3.2. 自分は何をやっていたか
    3.3. なぜ辞めるか
    3.4. ギフティが良い会社だと思う部分

1. メルカリで何をやるか

「新規プロダクトの企画・検証」を行うチームに入ります。
肩書はプロダクトマネージャーで、業務内容を募集要項から転記します。

・新規プロダクトの企画・検証
 − 国内外のサービスやビジネス、関連情報の調査
 − 調査結果を元にしたサービスの企画
 − ユーザヒアリングやアンケートの実施
 − 手動オペレーションなど、プロダクトを開発せずにできる実験等の実施
 − 検証用のプロトタイプ開発(いきなりネイティヴアプリなど本格的なプロダクトを開発せずに、簡易的なWebアプリケーションを作成します)
 − 作成したプロトタイプを用いてニーズの確認
参考:http://www.mermirai.com/entry/designthinking

・組織設計: 検証したコンセプトや機能を作り出していける、メンバーの採用や最適なアサインの調整
 − PMの採用(新卒、中途)
 − 研修、育成プラン作成
 − 配属調整
 − 異動調整

2. なぜメルカリに入るか

- 世の中にまだ無い新しい価値を模索し、作り出していきたい 
    - 特に "toC" や "CtoC" のプロダクトをやりたい
- 優秀なメンバーがたくさんいる

応募のキッカケ
3年ほど付き合いのある@kkino0927がメルカリ社内で新規プロダクト検討をやっていて、話を聴いてみると面白そうだったので「そのチーム狙い撃ちで受けさせて」とお願いしたのがキッカケです。 (当時は募集要項が無かった)

前職のギフティについて

スマホで気軽にギフトを贈れるアプリ等を作っている会社です。
例えば友人の誕生日にスタバのチケットやサーティワンのアイスチケットなどを贈れます。貰った人は好きなタイミングでギフトを交換できます。

会社の設立は2010年。私が入社した2016年8月は社員が約20名で、2018年6月時点で約50名。ここ2,3年で急成長している会社です。

ギフティでやっていた仕事
- 新規事業 ( BtoBtoC ) 2つのプロダクトマネージャー兼エンジニア
- 採用

事業のひとつは地域通貨の電子化で、長崎の島、東京の島、神戸で展開しています。今年5月には 横浜DeNAベイスターズとの連携が公開されました。
仕事で長崎や東京の島に行ったのは良い思い出です。

八丈島では自転車を借りて夜中3時に島を半周した
海沿いなのに意外と起伏が激しくて死ぬかと思った 😇

もうひとつの新規事業はまだ事業内容を公開できないのですが、今年2018年2月にサービスをプライベートローンチし、日本を含む6ヶ国で使われているプロダクトになりました。自分が担当したプロダクトが海を越えて使われているのは胸熱です。海外エンジニアと英語で議論してプロダクトの意思決定をできたのも良い経験になりました。

採用や人事関連で自発的にやったこと:

インターン採用: "なぜインターンを採るのか" を整理し社内で認識合わせをした後、wantedly に募集要項を投稿。14名の応募から1名を選考し、半年間メンタリング ( インターン生卒業エントリ )

福利厚生ギフティの提案: 社員が毎月1,000円分のgiftee購入権を付与される
    - 社員全員が自社アプリを使うハードルを下げ、社内のギフトコミュニケーションを活発化させるのが目的で提案した
(余談だが、社長と2人で外出するタイミングがあり、お昼ごはんに高田馬場でうどんを食べながら社長が「良いニュースと悪いニュースがあるけどどっちから聴きたい?」と話を切り出してきて、良いニュースというのが福利厚生gifteeの導入決定だった。悪いニュースが何だったか覚えてない)

中途採用の諸々整理&設計
- 採用候補者の入社判断軸や候補者ジャーニーマップの整理
- 社内の各チームに採用要件をヒアリング&言語化し、社内全体で共有
- エンジニア採用スキル面接の設問設計
- 採用面接時に訊くべき項目の整理(どのように面接するべきかの考察&整理)
- エンジニアmeetupの提案/設計 → 2名以上の採用に繋がってよかった

なぜ辞めるか

会社に不満があるから辞めるというよりも、前述の「自分のやりたいこと」に近づけていきたいという前向きなモチベーションが大きいです。

自分と会社の相性で難点があるとすれば、人数が急拡大することによる歪(ひずみ)はあるかもしれません。組織の急拡大に伴って発生する様々な課題に対して自分から良い打ち手を提案できなかったな、と反省しています。

ギフティが良い会社だと思う部分

- gifteeの "send a small thank you" というコンセプトに共感して入社する人が多く、温厚で思いやりのある良い人ばかり
- 自発的な提案を実行に移しやすい (前々章参照)
- 裁量権が大きく、新卒2~3年目でも希望すればプロダクトマネジメントや採用を担当できる
- 勝手に色々やっても怒られない
    - 最終出社日に会社でうどんを打つのが最高に楽しかった話(↓に記事)

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

これまで以上に楽しんでやってくぞ!!!!!

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