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能登の災害ボランティアに行ってきたメモ

2024年4月5日、6日の2日間で能登の災害ボランティアに参加してきました。
石川県の災害対策ボランティア本部が管理運営しているボランティア活動です。
ここでは簡単に、ボランティアの概要を説明します。

石川県の災害ボランティアについて

今回参加したボランティア活動について紹介します。
参加はオンラインで参加登録すると、メールで今後のボランティアの日程が送られてきます。希望する日程があれば、Googleフォームから参加申し込みをします。やはり土日は人気です。

詳しくはこちら、

https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/

活動内容は以下のような感じです。

  • 金沢駅から無料のバスが出ています(駅西の団体バス乗り場、朝8時出発)

  • 宿泊場所もあり(一人一テント借りられます。マットあり、寝袋は持参してください)

  • お弁当もついている(初日夕食、二日目昼食。参加者が1000円負担)。

  • お風呂は無い(2024/04/06現在。体を拭くタオル、ウエットティッシュなど持参して)。

という感じで、遠方から短期で活動に参加されたい方にはおすすめです。今後、よりボランティアされる方の環境は整えられていくと思います。

装備や荷物

ボランティア作業はゴミや瓦礫の撤去です。それなりの装備できてください。

  • 小さいリュックと大きなカバン。必要なものが多いのでカバンも大きくなります。私は大きな登山用リュックで行きましたが、バスに荷物を積めるので、旅行用ケースもいいと思います。拠点で荷物の仕分けをして、現場では小さいリュックに水や必要な物を入れて活動するのがいいです。

  • 汚れても良い服装。カッパもあるとよいです。

  • マスク、ゴーグル。ゴミ撤去時に埃、粉塵が舞うことがあります。持参してください。

  • 寝袋。枕もあると良い。珠洲でのボランティアは一泊二日で、寝具は参加者が用意します。

  • 水、2リッター。ペットボトル4本持っていきました。飲用以外に手洗い、洗顔なども水が出ませんので必要な方は持参してください。

  • 体を拭くもの。ウエットティッシュなど、身体を清めるものが必要です。風呂、シャワーはありません。

被災地の状況

今回は珠洲でのボランティア活動に参加してきました。輪島や他の地域はわかりませんが、バスでの移動中、七尾や能登町の状況が目に入ってきました。多くの家が被災して、道もまだ修復が間に合っていない場所も多いです。
これから復興まで、どれくらい時間がかかるか、検討もつきません。

珠洲でのボランティア

珠洲の拠点では珠洲市社会福祉協議会の災害ボランティアセンターです。シャキョーってやつですね。ここではスタッフの方々が、何をするか丁寧に教えてくださいます。

基本的は、市内のお家へ伺って、家の前のゴミなどを片付ける作業を行います。
集めたゴミは軽トラに乗せて仮置き場に運びます。飯田町や鉢ヶ崎に仮置き場が設置されています。

軽トラの運転手

ボランティアの中から有志が運転手をします。ハイエースから軽トラまで、人や物を運びます。マニュアル車乗れる人は重宝されます。

作業時間

日程は2日間ですが、1日目は12時から15時。2日目は8時30分から13時30分と、最大8時間程度です。
私の場合は、二日間で二件のお宅のゴミを撤去できた程度です。やや、物足りなさを感じました。両日あと1時間は追加で作業したいくらいです。

写真撮影、SNSは厳禁

その他にお伝えすることとして、被災地での写真撮影、及びSNSでの発信は厳禁、と注意を受けました。
被災者の方からやめてほしいとの要望や、プライバシー侵害の恐れがあるからとのことです。
納得できますが、一方でボランティアの参加報告をSNSで見かけることがほとんどないのは、今後もボランティアの参加を妨げる要因にならないか、心配しています。

以上です。
ご参考になれば幸いです。

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